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くり返される「整形したい気持ち」はどこから来るのか?

わたしは、美容整形で人生が変わりました。

いくらお金をかけたのか正確な金額はカウントできないほど、美容整形をしています。おおよそ700万円くらいでしょうか。

しかし、美容整形をくり返していると、ある日突然「わたしはなぜここまで整形したくなるのだろう?」と、自分の根本に問いかけたくなるときがあります。

ただ、問いかけたところで「整形したい気持ち」はなくなりません。美容整形はわたしにとって必要で、やめる気なんてサラサラなく、今後も100万200万かかってもいいとさえ思っています。

しかしながら、「整形したい気持ち」がなくならないのかとわたしは疑問です。「整形したい気持ち」はそろそろ終わりにしなければならないと分かっているのに、湧き上がってくる。

誰しも顔の欠点はあるもので、みんなそれを抱えて生きている。それなのに、なぜ整形することばかり考えてしまうのか。

きっとわたしと同じように、押さえこんでも押さえきれない葛藤に苦しんでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はくり返される「整形したい気持ち」に視点をあて、考察していきます。

「整形したい気持ち」の根本には"心の傷"が関係している?

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あなたが美容整形をしたきっかけはなんですか?

わたしが美容整形をしたのは、

・自分のブサイクな顔が嫌だったから(今でも嫌悪しますが)
・鏡を見るたび自分の姿に嫌悪していたから
・ブサイクと言われたことがあったから
・美しくない自分が嫌だったから
・人生を変えたかったから

書ききれないほど、さまざまな理由があります。このような自分否定がどこから来たのかはわかりませんが、自分の容姿で過去に傷ついたことがあったので、その影響ではないかと考えています。つまり"心の傷"です。

わたしと同じように美容整形をくり返している方もそうで、きっと容姿について過去に悲しいことがあったり、傷ついた経験から美容整形をしているのではないかと思っています。まるで過去の傷を隠すかのように。

また、美容整形は時間と体力が必要で、そのような大変なことにわざわざ突っ込み続けていくのは、健全な姿とは言えません。

わたしを含めて美容整形をくり返している方の心の中は、きっとこんな感じではないでしょうか?↓

「顔や身体のココがが嫌」
「もっとココがこうなればいいのに」
「ひどい顔しているなあ」
「わたしの顔って気持ち悪いなあ」...etc

と、自己嫌悪と自己否定でまみれています。もっと驚くのは「整形したい気持ち」から突き動かされる行動力が凄まじいことです。

例えば、二重にする手術がしたいとします。では次に、二重にする手術を調べます。そして二重にするにはどんな医師がいいのか調べます。複数の医師が見つかったら、それぞれカウンセリングに行きます。

電車で何時間かかることもあれば、住む場所によっては新幹線or飛行機で行かなければならないこともあるでしょう。そして医師を選び、手術を受けるクリニックを決めます。

ご覧のとおり、1つのパーツを変えるだけでも複数の工程が必要なため時間と体力を削ります。手術費用を工面するのも大変なことです。

日常生活の思考を支配し、凄まじい行動力をもたせる。それほどまでして美容整形をしたくなるというのは、あたなに"大きな何か"があったからだと思わざるおえません。

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私が美容整形をするのは「美しくなければ生きていけない」から|美しくなければ生きていけない

"心の傷"と美容整形との繋がりを考える

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この記事では、くり返される「整形したい気持ち」は"心の傷"が原因だと仮定します。

その”心の傷”は一体何からできているのか。わたしは以下の3つで構築されていると考えました。

①コンプレックス(劣等感)
②自己否定、自己嫌悪(意味が類似しているため一緒にしています)
③トラウマ


なぜ上記なのか。

思い返すとわたしの「整形したい」の中には、これらがすべてあったからです。

整形をくりかえしている人がみんな、上記の問題を抱えているとは限りません。わたしが思うにこのあたりが関係しているのではないかと自己分析しました。

では、美容整形とどのようなつながりがあるかのかを、1つずつ解説しましょう。

①コンプレックスと美容整形

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「コンプレックス」は、本来「感情複合(かんじょうふくごう)」と呼ばれているそうです。

感情複合とは、簡単にいうとさまざまな「感情が合わさったもの」という意味があるんだとか。ですが、わたしたちがよく使うコンプレックスには別の意味があります。

それは劣等感です。劣等感とは、他人よりも劣っていると感じる感情のこと。

「(あの人に比べて)わたしはブサイクだなあ〜」
「(あの子に比べて)わたしは太っているなあ〜」...etc

ブサイク、太っている、美しくないなど、ネガティブな感情は誰かと比べたときに感じていることかもしれません。また、それによって自分が萎縮したり、価値を感じられないときも、劣等感が出ている証拠かもしれません。

そのようなコンプレックスを解消したい、他人との比較したときの差を埋めるために美容整形をする。

というように、いわゆる"悩みのタネ"を解消する目的で美容整形をするのが、コンプレックスと美容整形のつながりです。

②自己否定・自己嫌悪と美容整形

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自己否定・自己嫌悪とは、端的にいえば自分自身を好きになれない状態のことを指します。

具体的には、

・自分のことが嫌い
・ありのままの自分を受け入れられない
・自分自身に嫌悪感を抱く
・自分を価値のない人間だと感じる

など。

自己否定・自己嫌悪が強い人は、自分の顔も嫌悪して、受け入れられていない状態です。

美容整形をくり返しているのであれば、その行為は強い自己否定・自己嫌悪の表れ。自分を消し去りたくてしょうがない、別の何かになりたい。とも捉えられます。

このように、異常にまで「自分を好きになれない気持ち」から美容整形をしてしまう。これが、自己否定・自己嫌悪と美容整形のつながりではないかと推測します。

③トラウマと美容整形

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過去に何か大きな出来事があったことがきっかけで、美容整形に走る女性は少なくはないでしょう。

例えば、容姿を批判されたり、容姿に対してのイジメをうけたり、想いを寄せていた人に容姿の悪さを指摘されたり。

「お前ってブサイクだよな」

わたしは中学時代、片思いをしていた男の子にこう言われました。あれから10年以上たっても言われたときの衝撃やショックを覚えていますから、それほど容姿に関わるトラウマは傷が深いものです。

そのようなトラウマが影響し、容姿を気にしはじめて美容整形をする。自然な美容整形への流れ方だと思います。

くり返す「整形したい気持ち」から卒業したいなら心の傷と向き合おう

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「整形したい」と思い続ける。

これは、悲しみと苦しみが続くようなものです。自分の顔をいつまでも受け入れられず、強い自己嫌悪・自己否定が続いている状態だからです。

もし「整形したい気持ち」をなくしたいなら、やはり原因となっている"心の傷"と向き合わなければなりません。それは「整形したい気持ち」だけではなく、そのほか何かが起きたときにも同じことが言えます。

例えば、不規則な生活が原因でカゼをひいたとします。そうなった場合、根本的な解決をするなら、風邪薬を飲んで症状を和らげるか。不規則な生活をやめるのか。

どちらを選んだ方が、カゼを引き続けないと思いますか?

後者の「不規則な生活をやめる」ですよね。風邪薬でまぎらわしていても、薬に頼っているだけですから、結局その場しのぎになってしまいます。何かを解決するには、まずは原因から正す必要があるのです。

美容整形を当てはめてみると、「整形したい」の原因になっている"心の傷”とむき合う必要がある、ということになります。

お金をかけ、痛みを伴い、ツライダウンタイムを乗り越えながら顔or身体を変えている。1回やって納得するなら、それはそれでいいのです。

しかし、現に何度もやっている。終わりがみえない。でも、美容整形をしたくて葛藤している。それならただ自分を傷つけているだけに過ぎません。客観的にみて、一度「原因からむき合う必要があるな」と感じたなら"心の傷"と向きあってあげてください。目に見えないけれど、あなたの心はボロボロかもしれない。

「わたし、辛かったんだな」

そう思うだけでも、何かが変わってくるかもしれません。まるで傷ついた昔の自分を、胸の中で撫でるように。


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