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フィラデルフィアの現行注目バンド紹介!

2023年自分が注目しているフィラデルフィアの現行バンドを8組紹介していきます。


feeble little horse

フィラデルフィア・ピッツバーグ出身の
ノイズオルタナティブロックバンド
痛快なギターリフと気怠さのあるfemalevocalに降り注がれるノイズが見事に重なっている
爆発力のあるFuzzノイズに雑多な(hyper pop)こもったエモノイズポップ
現行フィラデルフィアのシーンで最も重要なバンドだろう
昨年、自主レーベルであるUNSTABLEと90年代に登場したインディーレーベルSADDLE CREEKとの共同でファーストアルバム「Hayday」をリリース
Alex Gへの愛が溢れるシューゲイズアルバムになっている
2023年6月9日に2ndアルバムとなる「Girl with Fish」をリリースを発表



Sundots

詳細不明のローファイ・ポップバンド
Sundots
楽曲のリリースは、ほぼゲストアーティストを呼んで共作としてリリースされている
完全DIYで、宅録に近いローファイサウンドと時折入るサンプリングされた声やノイズが上手く曲に溶け込んでいる
bandcampの方では、かなり曲数がリリースされており、実験的なダークアンビエントからフォークなど幅広いジャンルの曲がリリースされている
最新のEP「Relaxed and Confessed」では、スローコアバンドUnrecoveryをゲストに呼んで共同リリースしている
特にお勧めの楽曲は最新EPの4曲目に入っている「Scarecrow」ローファイポップでgoodグルーヴ




Spirit Of The Beehive

フィラデルフィアのDIYシーンを引率する
ノイズ・サイケ・オルタナティブバンド
Spirit Of The Beehive
現在は、3人組で活動するスリーピースバンドで2021年に4作目となる「ENTERTAINMENT, DEATH」をUSインディーレーベルSaddle Creek移籍後初となるアルバムをリリース
バンド名の由来はスペインの同名映画(日本語版 ミツバチのささやき)から取られている
サンプリング、電子音楽、ギターロックを縦横無尽に動くサウンドはオルタナティブとしか表現するしか出来ない
完全セルフプロデュースするという、DIYパンク精神に多くのファンを惹きつける要因になっている



They Are Gutting a Body of Water

フィラデルフィアで実験的シューゲイズアートを表現する4人組バンド
They Are Gutting a Body Of Water(TAGABOW)
昨年、2022年にレーベルSmoking Roomからリリースされたアルバム「S」(フィジカルの場合は「LuckyStyles」と媒体によってアルバム名を変えている)
ノイズなシューゲイズサウンドに鋭いカッティングギターとマッドチェスターの雰囲気と思ったら次の曲では電子音で可愛げのあるサウンドが顔を覗かせてくる
Spirit Of The Beehiveと同じく現在のフィラデルフィアのシューゲイザーバンドを語る上で欠かせないバンド





Knifeplay

世界一美しいシューゲイザーバンド
Knifeplay
フィラデルフィアのシューゲイザーシーンの中でも一際美しさが目立っている5人組バンド
叙情的なフォークソングとシューゲイズが、混ざり管楽器や民族音楽を取り入れたオルタナティブなサウンドが広がり枯れ果てた草原と囲まれた山々の風景が想像できる
元々は、ボーカルのTj Strohmerのソロプロジェクトとしてスタートしたもののいつの間にかバンドになっていたと言う
昨年、2022年セカンドアルバムとなる
「Animal Drowning」をインディーレーベル
Topshelf Recordsからリリース
シューゲイズ的ダークアンビエントなアルバムになっている




Sadurn

一瞬にして、USインディーオルタナティブシーンで立ち位置を確立させた4人組DIYオルタナティブフォークバンド
Sadurn
GENEVIEVE DEGROOTのソロプロジェクトとしてスタートしJon Coxとのデュオ期間を経て、バンドを組み2週間小屋にこもり宅録でアルバムを制作させた
そんな経験を存分に活かしたミニマルフォークと彼女の歌声に、ただただ癒されて細やかな
幸福を感じる事ができる
余計なものはいらない僕らにはSadurnがいる
Big Thiefより優しく包み込む極上のフォークアルバム
ジャケットのデザインも最高です




Doused

ドリーミーなシューゲイズを鳴らすフィラデルフィアの大学で2017年に結成された3人組シューゲイズバンド
Doused
日本のシューゲイズファンも喜ぶであろう壮大なギターノイズに抑揚なく乗せられたボーカル
ポストロックやスロウコアの影響も感じられるシューゲイズオルタナティブサウンドを是非体験して欲しい
ファーストデモ音源である「Fixed On Innocence」をデジタルEPとしてリリースすると、瞬く間に広がりライブ演奏前に人気が出てしまったという伝説を作った




Palm

4人組実験的アートロックバンド
Palm
実験に実験を重ねてよりエクスペリメンタルバンドとして大きくなったPalm
足し算でも引き算でもなく、音への捉え方へと目を向けてインダストリアルやサウンドトラックの様な曲構成を取り入れたサウンドはまさにハーム・リダクションとして療養に使われても良いだろう
昨年、2022年にアルバム3作目となる「Nicks and Grazes」をSaddle Creekからリリース
幻覚症状ではなく、音の物語りが現れているだけである
CrackCloudやGoatやPure Adultと同じく今を見つめる事ができるアルバムとなっている




紙媒体にもしたいのでPDFでも作りました
というよりPDFのが先に出来ていてそれをNOTEに移したという感じです
あまり、上手とは言えない紹介ではありますが
とても良いラブな音楽たちなので気になったアーティストやアルバムがあれば聴いてみてください!


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