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【クソ精神状態】私がミスコンにでるまでの“空白の7カ月”

大学1年生の11月にミスコンで優勝するまで、私は空白の7カ月を過ごしました。その7カ月の間、私がしていた挙動について話していきたいと思います。


今回は、7カ月間の私の精神状態と、それが引き起こした3つの奇行についてお話しする、なんのためにもならないネタ記事です。記事のサムネイル写真の説明もしています。

クスっと笑ってもらえたり、「こんなことしても何とかなるなのか~」と思ったりしてもらえると嬉しいです。


それでは、夢も希望もない7カ月間のスタートです☆(アセアセ)



【すさんだ心】“空白の7カ月”の私

当時の私の精神状態は、すさんでいました。入る気のなかった大学に入り、大学生活のすべてに消極的になっていました。

(▼大学入学までの経緯)

どれくらい入る気がなかったかというと、学校のパンフレットを入学後に読んだほどです。入学して5日後くらいに「ふむふむ、こんな学部・学科があるのか~」と知りました。

そんな私は、「こんな場所にいるべきではない」という思いが強く、環境のすべてを否定しました。

講義を受けても「簡単すぎて自分には合わない」と。学生と話しても「学力が違うから話が合わない」と。

すべてを見下し、なんとか自分を保とうとしたのです。今考えるとすごく恥ずかしいことをしていました。

「ずっとこの大学に入りたかった!」と胸を張って言える人たちが、どれだけ魅力的なことか。緊張しながらも声をかけ友達を作り、その友達と協力して授業を受ける。サークルに入ってみる。そんなポジティブで、新しい刺激に満ち溢れた生活のほうがよいに決まっています。




【奇行録1】最大の友達はゾンビ


そんな私の最大の友達は、ゾンビでした。海外ドラマ『ウォーキング・デッド』の中の「奴ら」です。

「ウォーキング・デッド」公式サイトより

一人暮らしを始め、家にいる全ての時間を自由に使えるようになった私は、『ウォーキング・デッド』にドハマりしました。

家族がいなければ、四六時中、気持ち悪いゾンビのうめきを流してもいいのです。ご飯を食べながら、ゾンビを観ることだって可能です。


いやいやご飯食べながらゾンビはやばいでしょ...。



私もそう思います。だって、ゾンビが人喰ってるのを観ながらご飯を食べるのって最悪ですよね。

でも、私はそれくらいゾンビにハマっていました。

一度見始めるとストップできず、朝の4時半まで毎日観ていました。8時半に起きて、急いで8時50分の授業に出席。お昼まで授業を受けて、お昼はPC教室でゾンビを観ながら購買のパンを食べる。午後の授業が終わったら、家でまたゾンビを観る。もちろん、夜ご飯のときも。

当時、ゾンビを観ていたPC室へ向かうエレベーターで撮影した写真です。柄ワンピに柄リュックを重ね、ミッフィーのスマホを持ち、ノーメイクの少女。誰がこの小娘を大学生だと思うでしょうか?本当に大学入学を受け入れられていませんね(笑)


そして、「ゾンビじゃなくても、他になんか観るものあるでしょ」と思ったそこのあなた。

本当にその通りです。でも、最初に手にとったものがゾンビだったのです。大学で最初に出会った人となんとなく友達になることってありますよね。それが、私の場合はゾンビでした。

もちろん、ゾンビ作品の魅力について語りたいことは多くあります。しかし、私のゾンビ愛が強すぎて、ここには書ききれません。ゾンビの物語って、実に奥深いのです。その魅力が気になるひとがいれば、コメントでも連絡でもしてください。そのときは、記事にします。




【奇行録2】群馬が嫌で横浜に逃げる


私が横浜国立大学に行きたかったことは、前々回の記事でお話しました。横浜への憧れを捨てきれなかった私は、休日に横浜に通うようになります。

というのも、当時横浜に恋人がいました。北海道の高校時代から付き合っていた人です。行く当てがあった私は、毎週のように彼の元に通い、都会を楽しみました。

群馬と横浜の距離はというと、JRの普通列車で2時間半くらいあれば着きます。ゾンビドラマを観ていれば、長く感じない距離でした。

しかし、お金はかかります。往復で学割を適用すると3000円ちょっと。それにプラスして、東京で遊ぶお金や交通費がかかりました。その頃はバイトもしていなかったので、20万円あった貯金が6万円くらいになりました

横浜や東京で楽しい時間を過ごし、日曜日の夜に私は高崎市に帰ります。高崎駅から自宅へ帰るバスの中で、私は現実に引き戻されました。

高崎駅前って一見栄えているんですが、バスで3分くらい揺られるともう繁華街が終わって、田舎の雰囲気になるんです。その景色を見て、私は泣いていました。


心の中は

「高崎なんて大っ嫌いだ!横浜帰る帰る帰る!」



ごめんね、高崎。当時、私の心が閉ざされていただけで、高崎は本当はとてもよい場所です。

高崎や群馬のよいところが知りたいひとは、前回の記事をご覧ください。




【奇行録3】新入生歓迎会で白目


ついに、サムネイルの写真の真相が明らかになります。実はこれは、アカぺラサークルの新入生歓迎会のときの集合写真です。







おわかりいただけただろうか...。












もっと近づいて...。







キャー!!!




アカペラサークルのひとたち、本当にすみませんでした!

「こんな大学、私のいる場所じゃない」という思いが膨らみ、何か人と違うことをしようとした結果、白目。

もう、友達とかいらなかったんでしょうね。案の定、この新歓も一人で行きました。


「病んでる割には新歓行ってるじゃん」って思ったあなたへ。

そうです。私は、新歓にはかなり行きました。たぶん6サークルくらい?

なぜ行ったかというと、お金がなかったからです。
初めての一人暮らし。食費や日用品に使うお金のやりくりが分からず、次の仕送りまであと2週間なのに、仕送りの残り金額が2,000円になってしまったのです。

そんな動機で参加していたため、入部する気もさらさらありませんでした。


そのときに出会ったサークルのうちの一つが映画研究部。このサークルが私の大学生活を彩ることになります。

ミスコンに出場することになったきっかけも、映画祭で優勝するきっかけも、すべてこのサークルです。他にも思い出がたっくさん詰まっています。

映画研究部に入ったのは、先輩がなんかイケてたからでした。韓国っぽくてカワイイ女の先輩と、都会的なファッションの男の先輩がいたんです。

それまで映画は年に10本観れば多い方だったと思います。今では200本。


ちなみに、その先輩方は全員、幽霊部員でした~!



新歓以来、ほぼ会うことはありませんでした。
めぐり会わせって不思議なものですね。



【まとめ】みんなも大丈夫だよぉ(^^)


ゾンビの捕食シーン見ながらご飯食べるサイコでも、
都会に憧れてバスの中で泣く痛い女でも、
新入生歓迎会で白目をするくらいイっちゃってても、
なんとか大学生活は暮らせるのです。


なんとか暮らせるどころか、こういった変な経験は、面白い話のタネになります。2年の秋くらいまではいい子ぶって、誰にもこの期間の話をしませんでした。でも、吹っ切れて友人にこの話をしてみると、案外面白がって聞いてくれるんです。

アカペラサークルの人たちも、その後、仲良くしてくれました。



みなさんも自分の好きなもの、嫌いなもの、やりたいことにわがままになることを恐れずに。あなたらしさを愛してあげられるのは、あなただけです。

嘘。面白かったら私も愛してあげるよ~ん♡





次回は、いよいよミスコンについてお話します。

・ミスコンに出た経緯
・どうやって優勝したか
・出てみて感じたこと、考えたこと

などなどお話できるといいな~と思っています。

フェミニズムやルッキズムと絡めた話もしたいのですが、ボリューム的にそれは次々回になるかもしれないです。



このnoteは、

◎新生活を始めたあなた
◎新たな環境で孤独を感じているなあなた
◎充実した大学生活を送りたいあなた
◎なにがなんでもミスコン取りたいあなた(?)

にピッタリです。



(ただ、私のファンとして読んでくれてもいいんですよ~)



っじゃ。


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