見出し画像

月報|資産1億2,100万円(2024年6月)


Ⅰ. 資産の状況

総資産121百万円(前月比:3百万円|+2.9%)。日経平均は一時的な強さを取り戻しており(+1.87%)、ポートフォリオにおける日本株は機械関連を中心に力強い上昇(前月比+3.9百万円|同+5.5%)。米国株及び新興国株は円貨ベースでは上昇(米国株:前月比+0.3百万円|同+3.5%、新興国株:前月比+0.2百万円|同+1.0%)だが、外貨ベースではしっかりと下落している。さらに、リチウム関連銘柄が今月は大きく下落した(約△0.8百万円)。米国金利高が続く限り軟調な地合いが続く見通し。仮想通貨も大きく下落している(前月比△1百万円|同△8.8%)。我慢。総資産1億円2,143万円。年初来上昇率は+36.8%。

2024年6月末

Ⅱ. 主要指標の状況

主要指標の状況
ビットコイン

Ⅲ. その他

USD/JPYは大きく下落(156.86→160.89)、ひと月で4円の円安が進行。日本でも通貨安やインフレが話題になり、一般の人の話題にも上るようになりました。インフレを抑え込むには金利をあげるしかありませんが、それができない日銀。
2021年10月、トルコ株は急騰、その後1年間で2倍以上に値上がりしました。それは、経済成長によるものというより、インフレ下での通常では考えられない金融緩和政策(金利を上げるのではなく、寧ろ引き下げる政策)が背景にありました。金融緩和政策をきっかけにトルコリラは激しく売り込まれましたが、その時期、株価は急上昇していたのです。
三井住友DSアセットマネジメントの面白い記事がありました(『実はおそろしい「日経平均7万円シナリオ」』)。詳細はリンク先をご覧頂きたいのですが、1点だけ。トルコの株価パフォーマンスは、トルコリラ下落やインフレをしっかりカバーしていました。トルコの株価はインフレ調整後でも約1.6倍に上昇していたのです。

トルコの株価指数、CPI、インフレ調整後株価指数の推移

トルコと日本を同列に比較することはできませんが、日本でも、預貯金から株式等のリスク資産へと雪崩のように資金が流れ込むさまを想像してしまいます。

日本の家計の金融資産に占める「現金・預金」の割合は50%超と高くなっていますが、留意点は?/三井住友DSアセットマネジメント

資産構成の違い(日本 vs 米国)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?