高額商品を作るために必要な2つの要素
はじめに「高額商品」について
その内容を明確に示しておきます。
高額商品とは
利益を獲得するための高価格の商品。
マーケティング用語では、
「バックエンド商品」といわれるもの。
一般的に30万円以上の価格で
販売されることが多いです。
高額商品を作るためには、
実際に商品を作る前に、
明確にしておくべき2つの要素があります。
要素1:ターゲットの明確化
要素2:差別化コンセプトの確立
要素1:ターゲットの明確化
ターゲットとは、
自分の商品・サービスを販売する
相手のことです。
自分の商品・サービスを
「誰に売るのか」を決めるということです。
■ターゲット設定が必要な理由
高額商品を作る最初の段階で、
「何を売ろうか」と考えてしまう人が
多いです。
しかし、
「何を売ろうか」を先に考えてしまうと
『商品中心』の考え方になってしまい、
結果として「売れる商品」
を作ることができません。
売れる商品を作るためには、
『誰に売るのか』を最初に考えることが
重要だからです。
『誰に売るのか』を先に考えることで
自然とお客様中心の目線で、
商品の内容を考えることができます。
お客様中心の目線になることで、
自分が売りたい商品でなく、
お客様が欲しい商品を
考えることができるのです。
ターゲット設定は、
ライバルとの差別化にも
欠かせない重要な要素でもあります。
『誰に売るのか』の『誰』にあたる部分を
ターゲットとして設定してください。
■ターゲット設定でよくある間違い
ターゲットを設定すると聞くと、
✔︎自分の商品は、誰にでも役立つ
✔︎ターゲットを絞ったら売れなくなってしまう
と考えてしまう人がいます。
しかし、
この考え方は間違っています。
ターゲットを設定していないと、
ビジネスを成功させることはできません。
ターゲットを設定していないと
「誰でもいいから買ってください」
このようなメッセージを
発信し続けることになり、
お客様にメッセージが届かなくなります。
一方、ターゲットを設定すると、
ターゲットとなるお客様に
メッセージが届きやすくなります。
✅私のための商品だ
✅こんな商品が欲しかった
✅こんなサービスを探してた
など。ターゲットとなるお客様が
自分の商品を欲しいと感じてくれる
メッセージを発信できるようになります。
ターゲット設定は、
ビジネス成功に欠かせない要素です。
なので、必ず設定をしてください。
■ターゲット設定の3ステップ
ターゲットを設定するためには、
次の3つのステップが必要になります。
ターゲット設定の3ステップ
【ステップ1】自分が勝てる市場を決める
【ステップ2】市場を細分化する
【ステップ3】自分が勝てる市場でターゲット
を設定する。
市場とは
✔︎一定数の「有料顧客」が存在する場所
✔︎自分がビジネスをしている業界
自分が勝てる市場とは
自分の強みを活かして
No.1のポジションを狙える市場のこと。
上記の3ステップを実践していくことで
自分にとって最適なターゲットを
設定できるようになります。
ターゲット設定については、
さらに詳しく解説している記事があります。
もし、
まだターゲット設定ができていない場合は、
記事の内容を参考にしながら
ターゲット設定を完了させてください。
要素2:差別化コンセプト
差別化コンセプトは
高額商品を作るための
コンセプトとして活用します。
差別化コンセプトとは
自分の商品・サービスや自分自身を
どのようにライバルと差別化して
ビジネス活動をしていくのかを
わかりやすく・シンプルに表現したもの。
差別化コンセプトを作成することで、
自分のビジネス活動に
一貫性を持たせることができます。
ここでいう一貫性とは、
お客様に伝えるメッセージがブレない、
一貫しているという意味です。
一貫性のあるメッセージは、
信頼感や安心感をお客様に
与えることができます。
■差別化コンセプトの使い方
高額商品を作るときは、
差別化コンセプトに基づいて
高額商品の内容を考えていきます。
差別化コンセプトが確立されていると
高額商品の全体像を考えやすくなるのです。
✅誰に(ターゲット)
✅何を(どんな商品を)
✅どのように届けるのか?
これらの内容が考えやすくなります。
これは商品構築に限らず、
ビジネスを構築していく上でも
同じことが言えます。
差別化コンセプトを確立することは、
高額商品の構築だけでなく、
ビジネス成功のためにも重要な要素です。
もし、まだ差別化コンセプトを
確立していない場合は
すぐに確立してください。
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