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『日本』というブランドで世界で独自のポジションを取っていくためには?

日本が世界で独自のポジションを取りながら活躍するためには、私たちはどうしたらいいのか…?

これが、2021年10月27日(水)18:00-20:30に開催するSSDCシンポジウム2021で真正面から向き合う問いです。

シンポジウムのテーマは『「日本美」指向による社会システムデザイン』。日本をブランドとして世界に発信して豊かな経済を築くために、起業家、企業、研究者、クリエイターが社会システムを共創していく未来を、国内外の有識者とともに議論します。

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参加をおすすめする方

・グローバル展開を目指す経営者・起業家
・世の中の大きな流れやDXの例を知り、課題解決スキルを高めたい社会人
・日本ブランドを意識した起業や研究に興味のある学生
・グローバル経済、日本文化、スタートアップなどの研究者


参加により得られるもの

・日本からグローバルに展開するための事業アイデアのエッセンス
・世界で活躍するデザイナー目線での日本の勝ち方
・一流のテクノロジー研究者の視点


日本は世界からどう見えているのかの視点

「日本」というブランドの価値を、私たち日本人自身が分かっていない…私たちは、こんな現状を改めていきたいという課題意識を持っています。

そこで登壇者には、国内外のAI、言語、コミュニティ、デザイン、イタリア、スウェーデンなど多様な属性の方に参加頂きます。

海外からは、独自の文化で国際的にユニークなポジションを築いているイタリアより、ヨーロッパ特許庁 職員のFulvio Moschetti氏を、スウェーデンより、スウェーデン大使館 科学・イノベーション参事官のMichael Jacob氏をお招きしました。

また日本人の視点からは、イタリアの国際的なブランドである「フェラーリ」のデザインをした奥山 清行氏に登壇頂きます。奥山氏は、フェラーリの55周年という節目に作られた創業者の名前を冠する”エンツォフェラーリ”のデザイナーでもある方です。

日本の魅力を日本の外側から見る目線で捉え直し、日本のブランド価値を再定義する議論ができればと思います。


テクノロジーによる課題解決の視点

テクノロジーによる課題解決の視点では、札幌市立大学 理事長・学長で日本における人工知能研究の第一人者である中島 秀之先生、公立はこだて未来大学 社会連携センター副センター長で知識社会学、地域経営・地域産業政策、スマートモビリティの専門家である田柳 恵美子先生に登壇頂きます。

また、大阪大学 先導的学際研究機構 教授/株式会社コトバデザイン 取締役会長CEOである栄藤 稔先生には、コーディネータとして議論の全体像を取りまとめ頂きます。

テクノロジーは私たちの生活をどのように変えるのか?
日本に生きる私たちはテクノロジーをどのように課題解決に活かしていくべきなのか?
日本というブランドの価値をテクノロジーで最大化するには何ができるのか?
などについて、どのような話が伺えるか楽しみにしていましょう。

↓中島秀之先生の定期連載「AIと人間の知能論」

↓中島先生、田柳先生らによる共著『スマートモビリティ革命』

↓栄藤稔先生による日経新聞でのコラム


日本ブランドをどうやって打ち出すべきか

日本はシリコンバレー流をそのまま取りれてもうまくいかないことはすでに分かっているのに、日本の強みで勝負できないのはなぜでしょう?

私たちは「打ち出し方に自信が持てないのではないか?」という仮説を立てました。

たとえば今、うまくいっている国やGAFAのようなグローバル経済圏。
経済指標のランキングを見ると、隣の芝は青く見えます。

そうした国を本当に後追いすべきなのかを俯瞰して捉えて、前に進んでいくことが求められています。

日本の独自のポジションを取りながら、世界で戦う。
日本の企業、起業家、研究者、クリエイターが個々やるのではなく、日本全体をブランド化して世界に打ち出していく思考と具体化していくノウハウを交えて議論を深めます。


登壇者ご紹介

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Minoru Etoh / 栄藤 稔

大阪大学 先導的学際研究機構 教授
株式会社コトバデザイン 取締役会長CEO

松下電器(パナソニック)からNTTドコモに転じ、動画像符号化標準MPEG-の開発に参加し、モバイルマルチメディアサービス開発を主導する。
MP-4 ファイルフォーマットの生みの親でもある。
シリコンバレー勤務を経てドコモのビッグデータ処理を立ち上げ、しゃべってコンシェル等のAI サービスの設計を行う。
米国にてDOCOMO Innovations、DOCOMO Capital 社長を経て、2016年7月までNTTドコモベンチャーズの社長を兼務し投資業務に従事。
2017年6月NTTドコモ執行役員を退任し7月より大阪大学先導的学際研究機構教授。株式会社コトバデザインの会長を兼務。

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Emiko Tayanagi / 田柳 恵美子

公立はこだて未来大学 社会連携センター副センター長・教授

神奈川県生まれ。
大学卒業後、(株)ユー・ピー・ユーにてAIジャーナル、AI事典等の企画編集に携わった後、フリーランスで数多くの企業・研究機関・行政機関等のPRや出版の企画制作/コンサルティングに20年近く従事。
2000年代、欧州と日本をフィールドに地域イノベーション政策の比較研究を行う一方で、産業技術総合研究所サイバーアシスト研究センターにジャーナリストインレジデンスとして在籍し、研究広報や科学技術コミュニケーションを実践的に研究する。
2003年法政大学大学院社会科学研究科政策科学専攻修了、修士(政策科学)。
2008年北陸先端科学技術大学院大学博士課程修了、博士(知識科学)。
同年より公立はこだて未来大学。
専門は知識社会学、地域経営・地域産業政策、スマートモビリティ。
著書に『スマートモビリティ革命』(中島秀之他と共著)、『踊る大捜査線に学ぶ組織論入門』(神戸大学の金井壽宏教授と共著)他。
現在は、函館山麓の古民家に暮らし、地域をフィールドとした研究教育と社会連携に邁進。

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Fulvio Moschetti

ヨーロッパ特許庁 職員

Fulvio Moschetti is a patent expert in the field of multimedia and he works at the European Patent Office.
He mainly deals with patents linked to standards (ISO MPEG and ITU-T).
From 2002 to 2004 he was at NTT Docomo research lab in Yokosuka, Japan.
He got his M.Sc. and Ph.D., both in Electrical Engineering, from the University of Pavia (Italy) and from the Swiss Federal Institute of Technology of Lausanne, Switzerland (EPFL).
He worked several years in the field of multimedia and telecommunications and lived in Italy, UK, Austria, Switzerland, Japan, Germany.

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Hideyuki Nakashima / 中島 秀之

札幌市立大学 理事長・学長
株式会社未来シェア 取締役会長

1983年 東京大学大学院情報工学専攻博士課程修了(工学博士)
通商産業省工業技術院電子技術総合研究所(現産業技術総合研究所)入
2001年 産業技術総合研究所サイバーアシスト研究センター長
2004年 公立はこだて未来大学 学長(-2016)
2008年 公立はこだて未来大学 理事長(-2016)
2016年 東京大学 先端人工知能学教育寄付講座特任教授兼任
2018年 札幌市立大学学長(現職)

日本における人工知能研究を牽引する第一人者。株式会社未来シェア 取締役会長。

2019年 日本の技術で世界の社会のバージョンアップを主導すべく、牧田と共同でSSDCを設立。

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Kiyoyuki Okuyama / 奥山 清行

工業デザイナー/KEN OKUYAMA DESIGN 代表

1959年 山形市生まれ。
ゼネラルモーターズ社(米)チーフデザイナー、ポルシェ社(独)シニアデザイナー、ピニンフ ァリーナ社(伊)デザインディレクター、アートセンターカレッジオブデザイン(米)工業デザイン学部長を歴任。フェラーリ・エンツォ、マセラティ・クアトロポルテなどの自動車、ド ゥカティなどのオートバイ、鉄道、船舶、建築、ロボット、テーマパーク等、数多くのデザインを手がける。
2007年よりKEN OKUYAMA DESIGN代表として、企業コンサルティング、トランスイート四季島、新幹線をはじめとするJR東日本の旅客鉄道、ヤンマー全製品のデザイン、KEN OKUYAMAブランド製品の開発から販売までを行う。
2013 年 ヤンマーホールディングス株式会社取締役、2019 年 Osaka Metro Group チーフデザインオフィサーに就任。
2015 年 ミラノ国際博覧会 日本館 基本計画策定委員会委員、2013年-2016年 有田焼創業400年事業「ARITA 400project」プロデューサー、ものづくり日本大賞審査委員、環境未来都市構想有識者検討会委員、レッドドット デザインアワード(独)審査員を務める。
滋慶学園COMグループ名誉学校長、金沢美術工芸大学名誉客員教授、東北芸術工科大学客員教授、大阪工業大学客員教授、アートセンターカレッジオブデザイン(米国)客員教授。
『ビジネスの武器としての「デザイン」』(祥伝社)、『フェラーリと鉄瓶』(PHP 出版社)、『伝統の逆襲』(祥伝社)、『人生を決めた15分創造の1/10000』(KEN OKUYAMA DESIGN) など著作や、講演活動も行う。

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Michael Jacob

スウェーデン大使館 科学・イノベーション参事官

Michael Jacob is the Science and Innovation Counsellor and head of the Science and Innovation Office at the Embassy of Sweden in Tokyo.
He has worked as senior adviser on research and innovation to the Minister for Enterprise and Innovation, has been adviser to the European Commission, to the European Council, and member of the Industrial Research Committee at the Royal Swedish Academy of Engineering Sciences IVA.
He has a background as Associate Professor in Chemistry, with work spanning from basic research to innovation activities in the fields of nano technology and materials science, including work on super capacitors for next generation energy storage.
He has held positions at universities and institutes of technology in Sweden and Switzerland (Lund University, ETH Zurich and Stockholm University), and leading positions at research institutes (FOI and RISE), with experience of close collaboration between academia, institutes and industry.


全編英語で開催する理由

今回のSSDCシンポジウムは、全編を通し英語で議論をしていきます。

日本の文化を打ち出していく時に心理的、物理的にハードルとなるのは共通言語としての「英語」を扱えないということがあります。

世界で活躍する日本人の登壇者がイタリアやスウェーデンの方と英語を通じで議論する様子を見て頂くことで、自信を持って日本の価値を世界に発信していくイメージを持って頂けたら幸いです。


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