【開催レポート】90分かけて裏側をぐるり!サンシャインシティ サステナブルツアー
サンシャインシティでは2023年11月18日(土)にサステナブルツアーを開催しました!今回のツアーは、約90分かけて4つのテーマをもとにサンシャインシティの裏側を巡り、サステナブルな取り組みを知っていただく体験型のスタディツアー。小学生から大人まで幅広い年代の方にご参加いただきました。当日の様子を簡単にご紹介していきます💡
「なんか面白い」防災体験って、どんなこと?
まずはサンシャインシティの安心安全の要、防災チームによるレクチャー✨災害への備えなどサンシャインシティが取り組む防災の解説に加え、なんか面白い防災体験もご用意しました。
たとえば、非常時に新聞紙でスリッパを作ると危ないものから足元を守れるので、その効果を実感するために突起物の上を歩いてみます。また、消火器を実際に噴射したり(消火剤は出ないように工夫しています)、成人男性3日分の防災備蓄品を入れたリュックサックの重さを実際に持ち上げて体感したりと、防災意識を高めました。
サンシャインシティのゴミの分別は15種類!
次に向かったのは、主にサンシャインシティのショッピングセンターのゴミが集まるゴミストックルーム。お店のスタッフにも協力をお願いして、この場所で15種類の分別を行います。
たとえば「古紙」と「紙くず」は、燃えるゴミとは分けて収集することでリサイクルができ、それぞれ「再生紙」と「トイレットペーパー」に生まれ変わります!
生ゴミは、冷房の効いた部屋で管理することで悪臭を防いでいます。ここでも食品リサイクルに回すことができる生ゴミをしっかりと分別していきます。
お店のスタッフ、清掃スタッフ、ゴミ収集のスタッフなど多くのみなさまのご協力により、サンシャインシティの廃棄物リサイクル率は約7割となっています💡
地下深くにある「地域冷暖房」のプラントを探索
続いて、地下深くにある池袋地域冷暖房のプラントへ。ここから地下トンネルを通じて東池袋エリアの商業ビルやホテル、大学、駅舎など様々な施設に向けて冷暖房のためのエネルギー(冷水や蒸気)を供給しています。
プラントの管理を行う中央監視盤室や、エネルギーをつくっているたくさんの機械や配管を見学してまわります。5度の冷たい水が通る配管を実際に触って体感したり、ボイラーの中をのぞき見したり。
このような大きなプラントでみんなが使う冷暖房のためのエネルギーをいっぺんにつくるので、エネルギーもスペースも効率的に使うことができます。都市の空気や美しさ、石油や電気、ガスなどの資源の節約など、いろいろなものを大切にするという発想から生まれた地域冷暖房の仕組みを、はじめて知ったという方も多かったです。
地下から屋上へ!水族館のサステナブルな取り組み
最後は、ワールドインポートマートビルの屋上にあるサンシャイン水族館のバックヤードへ。水族館で一番大きい「サンシャインラグーン」水槽を上から見学したり、サンシャイン水族館が取り組むプロジェクトを解説しました。
17年前から取り組む「サンゴプロジェクト」は、水族館でサンゴを育てるだけでなく、沖縄県恩納村の海でサンゴを殖やすことにも尽力しています。なぜサンゴを守り殖やす必要があるのか、その理由もクイズを交えて楽しくお伝えしていきました。
今年の春から展示をはじめた「アクアポニックス」は、参加者のみなさんも知っている方はまだ少ない技術。魚の飼育と野菜の栽培を同時に行うことを目指しています。テスト水槽での試行錯誤を経て、今は水族館2階に展示されているのですが、展示にたどり着くまでの裏話も交えて解説を行いました!
自分でも、サステナブルをやってみよう!
参加された方々からは、「サンシャインシティの裏側でいろんな支えがあって成り立っていることが知れて面白かったです。サステナブルな活動が意外にも多くあって驚きました。」「それぞれ単体で見学会を開催しても参加したい。」「体験型のツアーで記憶に残る形で良かった。」などのお声をいただきました。
今回体験したことを周りの方にお話しいただいたり、自分でもサステナブルの実現のためにできることがあるかな?と考えるきっかけになれば嬉しいです。
実際にサンシャインシティのサステナブルな取り組みを行っているスタッフたちから直接話を聞くことができる貴重な機会。今回ご紹介した以外にもまだまだたくさんの取り組みを行っていますので、これからも、みなさまに知っていただく場を設けられたらいいなと思っています!