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5.5オタク人生なくして今はない。~コロナからアニメと2.5に落ち行く推し活~

 前回の記事ではジャニーズとバンドについてのオタク人生を書き記した。(下参照)

 私のオタク人生は、まだまだこんなものでは終わらない。常に趣味や興味を増やし続けて生きている。いつか将来、推し活で破産しているのではないだろうかと心配だ。そしておばあちゃんになっても推し活をしていたい。

狂わされたと言っても過言ではないイケボ

 コロナ禍でお家時間が増えた。これまで足しげく通っていたライブにも行かなくなった。配信でライブやフェスを見ることはあっても何か物足りない、そんな生活だ。
 せっかく入学した大学もオンライン授業で友人はできなく、毎日家にいる。地元の仲の良い友人は高校卒業後、就職をして忙しくしていた。そんな中私だけが時間を持て余し、イマヒトツといった生活であった。

 そんな中であったのが、ダイヤのAというアニメ。元々メジャーが好きだった父が野球アニメということで見ていたのがきっかけだ。見ていた始めは「ああ、野球のアニメね」と思って、特に興味もないがリビングのテレビで見ているものだから共に見ていた。
 しかしある時、「へぇ、この人の声かっこいいな」と思うようになったのだ。この「かっこいい」という小さな気づきだけで私のオタク人生は劇的に変化をしていく。

 その声の主は、御幸一也くんだ。(cv.櫻井孝宏)

 そう、私はダイヤのAで御幸くんという推しを作り、櫻井孝宏さんの声に狂わされた。あれよあれよという間にハマり、配信サイトでダイヤのAを全て見た。(これがめちゃくちゃ長かった……)
 その後、「櫻井さんって他になんのキャラやってんの…もっと櫻井さんの声聞きたい…イケボを聞きてえ!!!」と狂ったように検索をかける。そして出会ったのが、「文豪ストレイドッグス」だ。この文ストこそがアニメ、そして2.5の世界へと誘った。

アニメ文豪ストレイドッグスから始まる本格推し活

 正直、本格的に「推し活」というものをしたのは文ストに出会ってからかもしれない。関ジャニ∞を追っていた時は推し活という言葉もなかったため、「推し活」をしているという感じではなかった。バンドも推しという概念ではなく、好きな音楽という括りであったため推し活ではない。

 前述しているように文ストとの出会いは櫻井さんがきっかけである。櫻井さんを目当てにアニメを何となく見始めた。「なんだ最初は櫻井さん全然出てこないじゃん」と思いつつも、途中から見るのは気持ち悪いと感じるため一応最初から見る。最初は、見つつも流し見のことも多くあり、なんとなく見ていた。登場人物が実在した文豪の名ということもありキャラクターを覚えることには苦労しなかった。

 恐らく、何となく見ているうちに無意識の間に面白いと思っていたのだろう。始めは櫻井さんを目当てに見ていたのだが、「ん?これ面白いな。この人もかっこいいぞ?早く続きを見たい!」と沼へ落下した。

 私の良いところであり悪いところは、好きになったらとことん調べたい。知らなかったことを知りたい。その一心でひたすらに文豪ストレイドッグスについて知っていく。アニメを見終わってしまえば、続きが単行本であるのか、とゲオで単行本を一気に借りた。(続きからではなく1巻から借りた)
 友人には、「今文ストみててさ!本当におすすめ!まじでかっこよくて面白いから!」とゴリ押しして、友人も沼らせた。そして文ストに出会って数か月で友人と共に新潟で開催された博覧会に弾丸旅行で行った。

 文ストをきっかけに新たな推しも誕生しながら、ずるずると芋づる式に様々なアニメを見た。まさにアニメとは、声優とは、イケボとは、底なし沼だったのである。
 元々私はアニメをあまり見てこなかった。アニメオタクである兄が胸の大きな可愛い女の子ばかりが出るアニメを見ていて少し嫌悪感を抱くほどだった。(本当にすみません!)
  アニメと言えば、私は幼い頃からONE PIECEだけずっと見ていたのだ。そこに推しとかいう気持ちはない。ただ物語を楽しんでいる。だから、もっぱら3次元のアイドルにハマっていたのである。

これもまた沼。2.5次元の世界

 そして文ストから派生して2.5次元の世界にも飛び込んでしまった。今思えば、やめとけという気持ちと2.5は幸せにしてくれるぞ、と2つの言葉を当時の自分にかけてあげたい。
 文ストが舞台化されていると知り、興味本位で配信されていたものを見た。初めて見た時は「2.5ってこんな感じなんだ。ハマらなそう」だなんて思っていた。しかし、文スト関連でおすすめされ目に入るうちに「この俳優かっこいいのでは…?」とまたもや、私の推しセンサーが反応し興味が膨れ上がっていく。興味を持ち始めたが最後、毎度おなじみの如く、調べまくり、出演しているドラマ、舞台、バラエティを探し見ていく。そうすると気づかぬうちにハマっている。

 2.5次元という世界は本当に沼だった。1人の俳優を追うことで様々な舞台を知る。俳優さん目当てで舞台の観劇が決まると、原作をアニメで見て予習してから行こうかな、という気持ちになり、その原作にハマる場合も多い。また、共演した俳優さんを知っていき、気になる俳優さんが増えていく。もはや一度足を踏み入れてしまえば抜け出すことが出来ない世界であった。

  アイドルを追っていた時よりも明らかに現場の数が多く、供給が多い。(多すぎて、供給過多で破産する)毎日が幸で溢れているのだ。現在も推しの誕生日を祝うためにバースデー動画を作りたいと計画中である。

  アイドル、バンド、アニメ、舞台、このどれもが私を形作る全てであり、オタクの生活であり、私の人生だ。全部好きで、出来ることなら全部追いたい。(結局今もアイドルは気になるしライブに行きたい)オタク生活の中で将来の夢や、進路を見つけた部分もある。趣味という範疇を超え、オタクは私の人生になくてはならない存在だ。これからオタクとして、推し活を楽しむし、オタク人生を全うする。(全うとは)
おばあちゃんになっても推し活するぞ。


p.s.
オススメのアニメがあったらコメント欄で教えてください。
ちなみに今好きなアニメは
文豪ストレイドッグス、ONEPIECE、呪術廻戦、フルーツバスケット、ミギとダリ、etc

ちなみに、声優さんだと...
櫻井孝宏さん、津田健次郎さん、とかが本当にタイプです。

オススメのバンドも待ってます!オススメの舞台作品も待ってます!アイドルもどうぞ!

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