sato/子どもと遊ぶ作業療法士

とある療育センターで働く作業療法士(6年目)✨ ダウン症の弟が亡くなった際に 「できる…

sato/子どもと遊ぶ作業療法士

とある療育センターで働く作業療法士(6年目)✨ ダウン症の弟が亡くなった際に 「できる」「できない」ではなく「参加」が大切だと学びました。 もっと世の中に子どもの理解を広めたい。 作業療法を広めたい。 ここでは日々の子どもについての学びや思うことを書いていきますφ(..)

最近の記事

自己紹介

今回は自己紹介をさせていただこうと思います。 改めましてsatoと申します。 普段はとある療育センターで作業療法士として、日々子供と遊んでいます。 好きな言葉:義理と人情/丁寧/寄り添い 苦手な食べ物:なめこ 高校時代の部活:弓道部(部長やってました) 大学時代力を入れたこと:手話サークルの運営 趣味:旅行、温泉、サウナ 愛する家族:婚約者、うさぎのもなか 日課:朝のランニング/冷水シャワー/スムージー、もなかをなでまくる事 僕は重度知的障害でダウン症を持つ弟

    • ちゃんと食べられるお口かな?②

      今回はお子さんの口の成長と離乳食の選び方について、前回の続きです。 皆さんの身近には ・ごはんなどを丸呑みしてしまう ・固いものを噛めずに出してしまう ・口に手を入れて、手で食べ物を移動させながら噛んでいる そんなお子さんはいらっしゃいますか? もしかしたらそれは口の成長の未発達からくる問題かもしれません。 今回お子さんの「舌」の成長に合わせて 哺乳の期間、ごっくん期、もぐもぐ期、かみかみ期、ぱくぱく期に分けて考えていく中で、かみかみ期とぱくぱく期に焦点を当てて解説

      • ちゃんと食べられるお口かな?①

        今回はお子さんの口の成長と離乳食の選び方についてです。 お子さんの食べ物や離乳食の準備は本当に大変ですよね。 自分たち大人の食べるご飯の準備ですら大変なのに お子さんの食べられる物を選んで、調理をして、煮る時間を調整したり、ミキサーにかけたり、裏ごししたり。アレルギーも注意して。 やっと出来上がった!と思いきや、なぜか食べてくれなかったり… 苦労されている親御さんのお話をよくお聞きします。 「子どもの食」に関して言えば、 栄養バランス、アレルギー、離乳食調理、口の成長、

        • 触覚過敏とその関わり

          今回は触覚過敏を持つお子さんに関わる際に どのようなことに気を付ければよいのかについて。 ・シャツのタグが気になって仕方がない ・帽子や靴下を身に着けたがらない ・歯磨きを嫌がる ・髪を切る、爪を切ることが苦手 ・のりや粘土を使う時、感触が気になって仕方がない 触覚の過敏さを持っているお子さんは、常に警戒態勢な子も多く 情緒が不安定になりやすかったり、すぐキレる、すぐ泣くといった形で、感情表出してしまうお子さんも少なくありません。 皆さんの周りにはそんなお子さんいらっし

          触覚過敏とは?

          みなさんの周りにはこのようなお子さんはいらっしゃいますか? ・シャツのタグが気になって仕方がない ・帽子や靴下を身に着けたがらない ・歯磨きを嫌がる ・髪を切る、爪を切ることが苦手 ・のりや粘土を使う時、感触が気になって仕方がない 実はこれ、触覚の過敏さからくる行動かもしれません。 僕ら大人の中にも、たとえば 「安物のセーターはチクチクして着られない」 「満員電車などで人が近くにいる空間が特に苦手」といった方 いらっしゃいますよね。 少しイメージしやすいのではな

          「感覚統合とは?」

          車の大きなエンジン音が運転中は気にならなくなったり。 集中するとTV以外の周りの物が見えなくなったり。 僕らは日々視覚や聴覚等の様々な感覚を知らず知らずにコントロールしています。 視力や聴力、嗅覚、味覚、揺れる感覚、触れる感覚。 感覚の能力はそのままに、でも、もしコントロールが難しくなったとしたら… TV横のカーテンの揺れは、 時計のカチカチ音や掃除機の音は、 舌上のぬるぬる・ねばねばは、 エレベーターのふわっと感は、 Tシャツのタグは、 いったいどれほど邪魔なものに