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ご飯 お酒 旅 猫 猫 アート ときどき うつわ ときおり 神戸 和歌山 อยากรู้รสชาติของทุกอย่าง

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わたしと「タイ料理」

タイ料理?  お盆も過ぎて少し涼しい風吹き始める時期に「タイ料理」の懐かしい話もたくさんしたので、記憶を思い起こしながら「タイ料理」との出会いを書いてみる。  2017年のあの頃、タイ料理は好きだけど年に数回行くか行かないか。パッタイとガバオくらいしか知識がないし、何よりも西洋的現代料理とシャンパーニュが命だった。その一方で、Asia 50 Best Resturantにはバンコクのレストランが数多くランクインしGagganが一世を風靡していた。アジアの食の中心地のひとつと

    • 美味しいなんていらない

      どこが美味しい、あそこが美味しいといった会話を聞くたびに楽しくなる。新しいレストランも予約困難レストランの話も。 もう長いこと通っているレストランがある。これといった特別な理由が見つからないまま、機会があるとここで食事をすることが多くなった。食事が終わった後に「次はいつ来よう」と自然に思うだけでこれといった理由はない。 決して広くない、けれども一人で回すには十分すぎる席数の店内に青々とした緑が生える。「半年ぶりか~早いな~」「この前あそこ行ったんやけど…」と入ってくるなり

      • タイの食文化はどこにある?

         Grabを使いこなしながら縦横無尽にバンコク中を駆け巡る。ファインダイニングも街場のレストランも屋台も、一食毎にタイの食文化の新たな一面に触れさせてくれる懐の深さがありました。  Nahmが世界的に認められたことで地方料理、伝統的タイ料理や家庭料理により目が向くようになり、多くのレストランがタイの食文化の再発見や再解釈を試みます。そしてその数多の試みが食文化をより豊かにしてくれていることに気づきます。 80年伝わる祖母の味  Supanniga Eating Roomは

        • ソムタムは「タイ料理」?

           Nahmで伝統的タイ料理を体験し、街へ出れば屋台からレストランまで様々な料理に目を輝かせ、お店からお店へとタクシーを走らせながら、「タイ料理」と括られる中にも多様な食文化があることに気づきます。そして、特にタイの東北料理がバンコクのファインダイニングに大きな影響を与えていることを知るようになります。 午前1時の屋台のソムタム  「午前1時に食べるソムタムは最高においしい。」レストランスタッフたちがエプロンを外しながら、茶目っ気たっぷりに話してくれたから、行かない理由がな

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        わたしと「タイ料理」

          世界一のタイ料理レストラン

           80/20を訪れ、滞在中は紹介してもらったレストランに通う日々。ここでバンコクのシェフたちが口を揃えて「必ず訪れるべき」というレストランを訪問します。この時でさえ、私の頭の中の「タイ料理」はパッタイとガパオ、グリーンガレーくらいしかありませんでした。(思い返せば恥ずかしい)そしてこの訪れたレストランで、伝統的タイ料理に出会うのです。 Nahm(ナーム)  訪れた2010年にオープンしたNahmはAsia's 50 Best Restaunrantsにランクインし続ける有

          世界一のタイ料理レストラン

          ガストロノミーとしての「タイ料理」

           正直なところ、詳細に思い出せなくなってきている体験も多いけれど、それでもあの純粋に体験を心から愉しみ心躍った気持ちを忘れることができず、思い出せる限り綴ってみたいと思います。  ガストロノミーとしての「タイ料理」を体験したことは改めて、たった一皿、一夜のコースであったとしてもその経験を通して料理というものに向き合い、多角的な方面から想いを巡らせることの楽しさを改めて思いださせてくれるひとつの契機だったと。また、目の前の一瞬一瞬の体験に瑞々しい感性が呼び戻されるような感覚は

          ガストロノミーとしての「タイ料理」