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夜を乗り越える / ポッドキャストを続ける理由


開業半年の時に始めたポッドキャスト

社労士として独立し、事務所経営を始めてから半年経った2020年1月に、ポッドキャストを始めた。

📊4ヶ月続けた現在の累計再生回数は約4,000回、エピソードごとだと最近のもので約200〜300回。(配信元アプリのAnchor調べ)

エピソードベースで徐々に伸びを感じつつあるものの、全体としては、まだそこまで多くの方に聞いてもらっているわけではない。一時期、Apple podcastのランキングで『トータルテンボスのぬきさしならナイト!』と並んだことがあり、嬉しくてスクショしたけど、聞いてみたらちょうど最終話を迎えたところだった。しのびねぇな。

(カバーアートもタイトルも今と微妙に違う。


【5月20日追記】シーズン2スタート㊗️していた・・・🎉



本記事では、ポッドキャスト社労士が労務ニュースを10分で解説するpodcastについて、なぜ始めたのかとなぜ続けているのかを10分にまとめます。

まとめようと思った理由は、

🎧少しでも興味を持ってもらい、聞いてほしいから
🎧何を考えて更新しているのか、聞いてくれている人に知ってほしいから
🎧よりよいポッドキャストを作るきっかけにしたいから

この3つです。(どうか途中まででも読んでください・・・!🔥)


スタート当初の話

初回は「アイドルは労働者?「光GENJI通達」と夜10時以降の生放送」というトピックだった。欅坂46の所属事務所が18歳未満の夜間労働ルール徹底で組合と合意、というニュースがあったので、なじみやすいんじゃないかと思って取り上げた。

最初の数回は、間借りしていた事務所の隣の席で働いていた行政書士の安達さんに頼み込んで、相方として参加してもらっていた。(ちなみに安達さんは光GENJIに造詣が深いです。)

(安達さんがTwitterでポッドキャストの話してくれると毎回嬉しかった。)


ゆる〜くトライしよう、という防衛線を張って、「ポッドキャスト始めました!」など言わずに、「ポッドキャスト始めてますけど・・・?」みたいな感じでしれっと更新を続けて今に至る

(ありがたいことにたまにいじってもらえる。)

2月末に事務所を移して安達さんとは職場が変わったので、それ以降は基本的に一人で収録するようになった。


ポッドキャストを始めた理由

そもそもなぜポッドキャストがいいなと思ったか。

単純に収録と配信が楽だから、というのはとても大きいけど、こだわるポイントは他にもある。

ポッドキャストをしっかり聴き始めたのは、『Off Topic』という番組がきっかけだった。たしかウーバーの運転手の労働者性について調べていて見つけたはずで、数回聴いた後で親友の同僚(テツローとミキちゃん)だと知った。

その後、開業準備まっさかりの夏に、親友とテツローとミキちゃんと4人で晩ごはんを食べに行った。

これから開業する(その日は、事務所の机と椅子を組み立てた)っていうタイミングでのその出会いは自分にとってすごく大きかった。負けないように頑張りたい、と強く思った。それから半年かかったけど、自分も音声だ、と思って始めた。

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(イメージ図。漫画「スラムダンク」より。スラムダンクについてはこちらも🏀)


あとは、声を褒めてもらえたのに賭けた面も少しある。

(吉岡里帆さんのラジオ聴いてます。本当に穏やかで素敵な声だなと思います。)


ポッドキャストをやっててよかったこと

ポッドキャストがきっかけことで仕事の依頼につながったことが何度かあり、そのときはいつも以上に嬉しかった。また、一人でしゃべるのに慣れた。セミナーで話す機会もだんだん頂けるようになってきたけど、話すこと自体への苦手意識のようなものは始める前と違ってない。(最近しゃべり慣れてきて10分に収まらなくなったという焦りはある)

音声だけだと伝わりきらないと思ってnote文字起こしを載せるようになったが、ポッドキャストを元にした記事がたくさんの方に読んでいただけることも多い。

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(これは「noteでよかったこと」でもある。✍️)

そもそもポッドキャストとnoteは、社労士としての目標である『労務をわかりやすく🦄』を達成するための手段として位置付けている。

とはいっても、noteはともかく、ポッドキャストはまだ自己満足に近い感が否めない。


誰にいつ聞いてほしいんだろう

テーマも伝えたい層も明確に絞り込めているわけではない。多少音質は改善してみたものの、編集に力を入れているわけではないし、個人の趣味レベルに近いというか、ポッドキャストとしては未熟だと思う。

一人で、自分がその時大切だと感じたことを夜中に洗濯機の前でiPhoneに向かってしゃべっていることが多い。日中は業務があるから、寝れない夜に録っている。

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(イメージ図)


ここまで続けてきて、一体これって、誰にいつ聞いてほしいんだろう?と考えて、人事労務に少しでも関心がある人に、夜寝るときに聞いてほしい、と一旦答えを出した。

(当初の趣旨や現在の内容から多少ずれている気がするが、一旦。)


試験勉強の時はいつも、寝落ちしながら授業の音源やYoutubeのコンテンツを聞き流していた。朝起きて、もう一回聞くと記憶に残りやすかった。寝れない夜は、諦めてずっと授業を聞いていた。

夜を乗り越える、というのは夜型に悩んできた自分の課題でもあり、支えの一つが音声コンテンツだった。
(部屋の明かりが消されても、音があれば耐えられる。)


事務所名の「ヨルベ」には拠り所という意味があって、少林寺拳法の「己こそ己のよるべ」という言葉を元にしている。軸となる自分自身を磨き続ける、という思いと、クライアントの拠り所になるという思いを交えて決めた。

夜によるべとなれるようなら、それはそれで目的にかなっている。気もする。

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(事務所ロゴをお願いしたりかさんが、カバーアートも作ってくれた。)


今後に向けて

ひっそり続けて特に何も説明してこなかったのは、個人の趣味レベルにとどめておきたいと思っていたからに他ならない。趣味兼仕事、と言っているのは言い訳でもあり本音でもある。

でも人に聞いてほしいと思う以上、そうとばかりも言っていられないので、一旦整理してみた。必要な改善はしたいし、時間を割くのであれば相応の覚悟が必要だ。


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(これまでの回から抜粋。)


ただいずれにせよ、夜中に洗濯機の前で話すことはしばらく続くと思う。誰かにとっての夜の乗り越え方になれば嬉しいし、これは自分にとっての夜の乗り越え方でもある


夜を乗り越える

タイトルの「夜を乗り越える」は、又吉直樹さんの同名の新書から引用させていただきました。


ポッドキャスト、引き続きがんばります。📻




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