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「惰性」から学んだこと

2週間ぶりの更新。
転職活動は進み、ようやく面接を受けた。(といっても一社だけ。)
行動力の無さを責めてしまう今までの自分と、穏やかな心の状態の自分を守ろうとする新しい自分が闘っている。

そんな状態で受けた面接。結果は残念なものであった。

①本気になること、頑張ること

休職をして仕事から離れてみて。やはり頑張っている自分が好きだということに気づいた。
浪人生のときに頑張りすぎて精神を壊したトラウマから、「本気になる」ことから逃げてきた。

大学での勉強、恋愛、バイト、就活、社会人。本気に取り組んでいる人との熱量の差を感じては、冷めて距離を置いた。自分がやりたいことがどこかにあると「今」から目を逸らし続けた。

いつか見つかると思っていた「やりたいこと」は未だに見つからない。目の前のことに夢中で取り組んで、毎日を必死に生きている。そうしているうちに見つかるものなのかもしれない。 
でも未熟な自分はそんなことを受け入れられない。受け入れたくない。

やりたいことかどうかわからないことをやり続けることはどうやら自分にとってはハードルが高いことらしい。
仲のいい友人は辞めるを言い続け、社会人3年目になった。
彼は、興味がないものの「安定」と「世間体」に魅力を感じ、銀行員になった。
3年勤めても月曜日は憂鬱らしい。
そんな彼に言われた。 

『仕事に興味がないから辛い。しんどい。転職も考えた。でも結局怖くてできなかった。今は、やっていることを好きになろうと思っている。』

好きなこと→仕事という順序ではなく、仕事→好きなこと。
すごい。それで続けられるのもすごいと思ったし、純粋に素敵な考え方だと思った。

②何を頑張るか

自分を肯定したい。そのためには何かに頑張っている自分になる必要がある。
そう気づき、嬉しくなった。頑張ると疲弊してしまうから避けていたけど、ある程度の負荷は必要でポジティブなものを生む。

勉強から離れていたので、とりあえず英語を勉強し始めた。英語は強みにすれば、武器になると思ったから。

持続的に頑張るには目標が必要だと思ったので、TOEICに申し込んだ。今のところモチベーションは維持できている。

ドイツ語の検定も受けることにした。大学で履修したことを形に残したいと思ったから。

頑張る自分に再び出会えた。大事なのはこの自分の姿が消えないようにすることであり、頑張っている自分を肯定し続けて、心を豊かに生きることだと思う。

③これからのこと

頑張る自分に再び会えたが、一方で転職活動は疎かになった。転職と勉強を両立できるほど、上手な時間の使い方はできていない。

先が決まっていない。正直不安だ。
休職は残り1ヶ月。1年の社会人生活で身についたスキルはないに等しいので転職活動は新卒のそれとは別物だ。ただ、甘くないことがよくわかっただけでもよかった。

遅かれ、早かれ転職を考えていたと容易に想像できるから。今この時期でよかった。

あと1ヶ月。もがくだけもがいて。楽しむことを忘れずに。

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