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クィアアイ・ジャパンは日本国民全員が見るべき

みなさん!!

新しいNetflixのQueer Eye Japanはご覧になりましたか?


あまりにクィア・アイ愛が大きすぎて、これまでにもクィア・アイについて散々書いてきましたが


今回のシリーズも本当に素晴らしかった!!!!



もちろん今までのクィアアイも大好きだったけど、日本で生まれ育った私には、


女性のあり方とか、


パートナーとの関係性とか、


周りの目vs自分の個性や自信とか、



もう!もう!もう!!!!!


共感できる部分がありまくりのシリーズでした。


そんなわけで(頼まれていないけど)今回のシリーズで好きなシーンベスト3です!

*以下ネタバレ含みます


1. エピソード4:Karamoがマコトさん夫妻に対話させるシーン

長く友達状態であった夫婦の二人に、面と向き合って話すことを促したKaramo。

マコトさんが、「やすこさんは、僕を愛しているのかどうか?」と彼女に聞いた後の沈黙は、私でも耐えられないほど長かった!

けれど、その後彼女の言葉を聞き、堰を切ったようにKaramoの胸で泣いたマコトさんをみて(あぁ、自分が愛されているかどうかを知るのは、いくつになっても怖いことなんだなぁ)と改めて思いました。


「自分はあなたを愛している。あなたは私を、まだ愛してる?」


そう聞くことが、どれだけ勇気のいることか。


その勇気がないから、

自分はもう愛されてないんじゃないかとか、

私と結婚して後悔しているんじゃないかとか、

お互いに相手の本当の気持ちを知ることのないまま、自分の中で相手のストーリーを作り上げてしまう(身に覚えがありすぎる・・・!)

だから、自分のストーリーを作り上げなくて、対話することが大事なんだけど・・・

シンプルな質問を相手に聞くことって、本当に難しい!(けど大事!)と再確認したエピソードでした。


2. エピソード1:Karamoがようこさんに語るシーン

病気で亡くなったお姉さんについて、お子さんがいるお姉さんよりも、自分が死んだほうがよかったと思っていたというようこさんに対し、Karamoが言っていたこと。

”Even though your sister had certain things that you thought more valuable, that doesn't mean that your life is getting less valuable." (あなたのお姉さんが、あなたがもっと価値があると思うものを持っていたとしても、それであなたの人生の価値が下がるわけじゃない) 

命の価値は皆同じであるという、とてもシンプルなことを改めて思い出させる言葉でした。


その後、「”自分のことを許す”と言って」と、Karamoに促された後、

「私は自分のことを許します!」
「私はちゃんとやったし、私の人生にはちゃんと価値がある!」

と宣言したようこさん。

そのあとKaramoの胸で泣いたようこさんを見て、泣かなかった人がこの世にいるだろうか・・・!!!(いや、いない)


3. エピソード2:JonathanがKanさんに伝えたこと

エピソード2で、東京でゲイとしての生きにくさについて語っていたKanさん。

私も日本の様々なことが面倒で海外に出てきたので、その気持ちはなんとなくわかります。

でもそこでジョナサンが言っていたこと。

”It was never the situation, it's always the reaction. Issue was never Tokyo, it was not the issue. The issue is Kan's reaction to Kan in Tokyo. ” (問題は決して状況ではなく、いつも反応なの。東京自身が問題じゃない。問題は、東京にいるKanに対しての、Kan自身の反応なのよ)

ジョナサンの言葉は、いつでも責任は自分にある、自分次第で色んなことが変えられるんだとハッと気付かされる言葉でした。

いつだって周りの状況のせいにすれば簡単だけど、それを責めていても何も変わらない。

だから、まず自分のマインドを変える。自分がありのままの自分を一番好きになる。


様々なヘイトを経験して、自分を確立してきたジョナサンの言葉だからこそ、とっても身に染みました。


まだクイア・アイを見たことのない人は、是非見てほしいです。

自分を大切にすること、自分自身に責任を持つこと、本当に学ぶことがたくさんあるから!

Yes Queeen!







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