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秋保カナダ～インターン日記＃４Steveさんのバックグラウンド編①～

スパークル株式会社

こんにちは。インターンの佐藤です。お盆も終盤に差し掛かっていますが、皆さんゆっくりお過ごしでしょうか。


先日我々は、秋保カナダで温泉民泊を営んでいるSteveさんにインタビューを行い、日本にきた経緯から秋保カナダ経営に至るまでのお話を伺いました。Steveさんの苦労や秋保カナダへの想い、夢を持つことの大切さなど、様々なことを伺うとこができ、インタビューしている我々にとっても勉強になる内容ばかりでした。

1つの記事にはまとめきれないため、今回からいくつかの記事に分けて、Steveさんのバックグラウンドを紹介したいと思います。

本記事では、カナダ出身のSteveさんが母国カナダでどんな生活を送っていたのか、日本そして仙台に来た経緯をインタビュー形式で紹介します。

※英語でのインタビューを日本語訳していますので、ニュアンスが微妙に違う部分もあります。

ー自己紹介

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Steve Hakkalinen
カナダ出身。母国バンクーバーにて留学生の英語教師を経て2000年に来日。来日後、東北外国語専門学校、尚絅学院大学などにて英語教師として従事したのち、グリーンハッカ英語教室を立ち上げる。子供たちに自然の豊かさやものづくりの大切さを教えるべく、2017年に廃業した温泉旅館を修築、秋保カナダを創業し、そこで英語教室を続ける。2019年に修築作業を継続しながら温泉民泊を展開し始め、昨年からはキャンプサイトを設立。

ー日本との接点とカナダでの生活

ー早速ですがSteveさんはどうしてどうして日本にいらっしゃったのですか？

そうですね、私にとって日本はカナダにいた学生時代の頃から身近な国でした。というのも、日本とは以下の3つの接点があったからです。

まず1つ目は、私の実家がホストファミリーであり、毎年夏にカナダに来た日本人留学生を受け入れていたことです。1ヶ月以上日本人留学生と寝食を共にしていました。

2つ目は、私自身、大学のボランティア活動の一環として英語を話せない日本人留学生のカナダでの大学生活のサポートをしていたことです。

そして3つ目は、1995年の阪神淡路大震災後、大工であった私の父と兄弟が復興支援を行うために日本に来たことです。

このように学生の頃から日本はなんらかの形で関わりの深い国でした。さらに、大学卒業後カナダのバンクーバーにて英語教師をしており、主に韓国人や日本人、台湾人などの留学生を教えていたことから、これらの国には馴染みがありました。

ーカナダから日本、そして仙台へ

ーなるほど、学生時代から日本人との接点がたくさんあったのですね！では、実際に日本に引っ越すことを決断した要因は何ですか？

当時、キャリアの中で、計5年間、日本で2年、韓国で2年、台湾で1年間生活を送りたいなと考えていました。そんな中、カナダで英語教師をしている時に、私が担当していた日本人の生徒の1人が私が日本に渡航できるよう保証人として支援をしてくれました。2000年の冬だったと思います。詳細は覚えていませんが、、、

このようにして私は東京に引っ越しました。その時は「これは鉛筆です。」くらいの日本語しか話せませんでした。

運の良いことに来日後5日から6日で英語教師の仕事をすぐに見つけました。しかし、人混みが多く、騒音が大きい大都市である東京の環境を好きになれず、それが私にとって大きな精神的ストレスでした。カナダにいる韓国人のガールフレンドを置き去ってまで日本にきた自分が馬鹿らしくなり、精神的に追いつめられていましたね（笑）。

そこで仙台に住むカナダでの大学時代の友人に電話をし、悩みを打ち明けました。すると彼から「それなら仙台においでよ！」との誘いを受けました。その後すぐに夜行バスで仙台に向いました。ここまで、日本に来てわずか1ヶ月足らずの出来事でしたね。


ー面白い経緯ですね！友達からの誘いで仙台に来たのですね！仙台に来てからの生活も気になります！

次回以降の記事ではSteveさんの仙台での生活や仕事の転機、そして秋保カナダとの出会いについて紹介していきますのでお楽しみに。

佐藤
2021年8月14日
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