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秋保カナダ~インターン日記#6Steveさんのバックグラウンド編③~

こんにちは。MAKOTOキャピタル インターンの八田です。

本記事では、Steveさんがなぜグリーンハッカ英語教室の経営が軌道に乗っていたにも関わらず、新たな土地を探すことになったのか、またどのようにして見つけたのかをインタビューに基づき、書いていきます。

※英語でのインタビューを日本語訳していますので、ニュアンスが微妙に違う部分もあります。

過去のSteveさんインタビュー記事をご覧になっていない方は、ぜひ下のリンクからご覧ください。

第1弾 カナダから日本へ、そして仙台へ
第2弾 仙台での生活、グリーンハッカ英語教室の開設


ー様々な体験ができる英会話教室

ー子供たちに英語を使いながらものづくりをする体験ということですが、具体的には、どのようなことをされていたのでしょうか?

グリーンハッカ英語教室で、生徒たちに英会話を教えていましたが、英会話の他に、子供たちに実際に手を動かしてもらう、すなわち、パンやピザを作ったり、ペンキ塗りをしたり、工具などを使って壊れた家具などを修理したりと実に様々なことを英語でコミュニケーションを取りながら体験してもらうという授業を行いました。

*以下写真出典:グリーンハッカ英語教室

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パン作りをする様子


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工作をする様子


ーなぜ英会話教室で、ものづくりの体験を子供たちに提供し始めたのですか?

その時、日本に来て10年程経っていましたが、日本人はある特定の分野や専門に優れた人が多い一方、専門外のことや、得意でない分野に対してはあまりに無力だと感じたからです。

未来はどうなるかわからない、経済は変わり、国は崩壊するかもしれない、東日本大震災のような天災に襲われるかもしれないし、コロナがここまで深刻な問題になるということは誰も予想できませんでした。このような人生なにがあるかわからない状況で、生徒たちには、もっと柔軟性を持った、あらゆることに対応できるようになってほしかったんです。

生徒たちはまだ幼く、新しく学ぶことばかりです。そんな彼らが、将来どんなことが起きても対応できるように、英語を使いながら、どのように道具を使うのかを学んでほしかったんです。


私は、グリーンハッカ英語教室、秋保カナダ問わずビジネスをしていく上で、3つのコンセプトを持っています。(ここは、Steveさんの言葉を英語のまま引用します。)

・work to learn, learn to work
・DIY(Do it yourself) for a life
・Be pioneers, innovative and creative

少し詳しくお話すると、
1つ目は、学ぶために働き、働くために学ぶということです。
手を実際に動かし、道具を使うことで効率よく作業を行う方法を学ぶということ大切にしています。

2つ目は、DIYをしようということです。自分の人生や生活のために、自分で行うことで趣味を見つけたり、新しいことを学んだり、また節約することまでできます。

3つ目は、革命的、創造的で先駆者になれということです。日本人には、古来からの伝統や文化を受け継ぐサムライスピリッツはありますが、パイオニアスピリッツがありません。
そのため、日本にはアメリカやカナダのように時代の先駆者がいないと感じています。北米大陸に人が住み始めたのは、1600年代に入ってからです。したがって、住み始めた際、家もなく、交番もスーパーマーケットもない、すべて自分たちで創り上げるパイオニアにならざるを得なかったという歴史的背景がありますが、日本は歴史が古く、そのような精神が残っていないように思っています。

若者に何かに挑戦するという感覚、気持ちを持ってほしいということです。

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DIYをする生徒たち

ー理想の土地とその発見

ー素晴らしいコンセプトだと思います。では、その後、なぜ土地を探し始めることになったのでしょうか?

そのように色々なことを子供たちと行っていると、グリーンハッカ英語教室を行っていた自宅の庭では、狭く感じるようになり、もっと広い土地を探し始めました。

英会話教室は、基本的に10時から12時の午前中と、15時以降で、お昼に2、3時間の休憩がありました。温泉に行ったり、買い物に行ったり、映画を見に行ったりと過ごしていたのですが、ある日、ドイツのフィクション映画を見ました。その内容が、温暖化で半年で10℃の気温が上がり、物凄い数の人が死んでしまうというなものでした。私は、恐怖を覚え、このような未来になったとしても自給自足で生きていけるように、もともと土地を探していたところ、以下の5つの条件にしました。

・近くに川があること
・いい土壌があること
・日当たりがいいこと
・温泉があること
・仙台から車で30分圏内であること

毎日毎日理想の土地のことを考え、探し、会う人すべてに5つの条件を満たす土地がないか相談しました。バスに乗ったときに、隣に座っていた人に話しかけたことも多々あります。その結果、多くの人から様々なアイデアをもらい、考えがより洗練されました。また、休みの日には、宮城県内の全ての川沿いを運転し、古い家がないか探しました。

毎日4、5時間求める土地のことを考え、週に何回も宮城県内の川沿いを運転し土地探しに出かける生活を約8か月間続けた結果とうとう、2017年の春、今の秋保カナダの土地に出会いました。

ーたゆまぬ努力の結果、ついに理想とする土地を見つけることができたのですね。

土地を発見した後、どのように今の秋保カナダになったのか気になります!

ぜひ次回をお楽しみに


八田
2021年8月23日
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秋保カナダ
所在地:宮城県仙台市太白区秋保町境野字136−3
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