思考停止

ただの差別化では意味がない。記録15

こんにちは、マーケティングしてます、ハルです。

今日もあなたの役に立つマーケティングの話をしていきます。


(マーケティングの基礎がわかる連載なので記録1から見ていただけると理解が深まると思うのでぜひ見てみてください。)


今回はタイトル通り

「ただの差別化では意味がない(USPが重要!)」

というテーマでお話していきます。


この記事を読んで頂くことでUSPの本質がわかります。

このUSPを作り込むことであなたのビジネスが成功する可能性が

グンっと上がります。


マーケティングに興味があるなら知っておいて確実に損しない内容なので

ぜひ読み進めてみてください。


「USPって何?」という方はこの後軽く説明しますが、この記事は前回の続きなので記録13から見るとより理解が深まります。


それでは本題です!


USPとは?


それでは、前回の復習も兼ねてUSPとは何か説明していきます。

結論、USPとは

「差別化された唯一の提案」

です。


重要なのは「ただの差別化」でなく

差別化した上で「唯一の提案」が重要ということです。


この「唯一の提案」をどこまで理解しているかが重要になってきます。

とても大事な部分なので覚えておいてください。


USPの本質


USPの本質を理解するには下記の要素を記憶してください。


●USPと優位性は違う

●徹底的に差別化(誰もやっていないのが望ましい)


1 USPと優位性は違う


USPを誤解している人にありがちなのが

「USP」ではなく「優位性」にこだわっている場合です。

・金額
・成分量
・容量
・人数

などの定量的(数えられる)な要素で差別化を図ろうとする場合がこれにあたります。

例えば、

他社が〇〇成分を1000mg配合しているから
自社はは1500mg配合する。

みたいなモノです。


これはUSPではなく優位性になります。

消費者目線になっていただくとわかりますが


「ウコンエキス」が1000mg配合されていようが
1500mg配合されていようが、一般消費者の我々は違いが全くわかりません。


感じるのは「量が多いから少し効きそう」くらいです。


成分量が多い分、値段が高いと
消費者はそれが見合っている価値なのかもわかりません。


価値が分かるのは作っている専門の方々のみです。


ここをよく理解しないといつまで経っても
顧客にとってインパクトの低いものに
リソースを使うことになってしまいます。


優位性を否定するわけではありませんし、

優位性はある方が良いです。


しかし、
定量的な部分にリソースを注ぎ込むよりも
USPを作り込むことにリソースを注ぎ込んだ方が
後々のインパクトが大きいです。

あと、定量的な部分にこだわり始めるとキリがないのと、

他社との配合成分料の争いになってしまうと

顧客目線を失ってしまう可能性があるので注意が必要です。


2 徹底的に差別化


USPとは差別化された唯一の提案です。

冒頭にも申し上げましたが「唯一の提案」であることが重要です。


つまり、

「あなたのサービスは日本中あなたしかやっていない」

「グーグルで検索してもあなたからの情報しかない」


という状態を作るという意味です。


「それ、超難しくない?」


はい、とても難しいです。

現代はモノやサービスが溢れているので大変です。


しかし、

そうしないと現代のモノ、サービスは

ほとんどが代替が効きます。


なので、

あなたのサービスを選ぶ理由がどうしても必要です。


元気が欲しいと考えている消費者は

ウコンエキスが1000mgだろうが1500mgだろうが

そもそもウコンエキスではなく、「マカ」や「エナジードリンク」

でもいいワケです。


元気が出るならそもそもドリンクでなくてもいいワケです。


USPに必要な要素である差別化は

差別化のレベルをかなりあげる必要があります。


ここまで理解していただけたら

「じゃあ具体的にどうすればいいの?」

と思うと思いますが

それについては次回説明していきます!


今回はここまでです。


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〜弟子の修行はまだまだ続く〜





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