MANA COFFEE WORKS

Mana Coffee Worksという名義で京都でたまにコーヒー屋さん出店したりして…

MANA COFFEE WORKS

Mana Coffee Worksという名義で京都でたまにコーヒー屋さん出店したりしています。現在実店舗開業に向けて準備中です。コーヒーだけでなくて自由に色んなモノを通じて、これからの未来を楽しく生きていきたいです。Manaのこと日々考えたこと、思いついたことを書いていきます。

最近の記事

マナブレンドを作ってみてマナんだこと

前回まで3回に分けて、僕らのオリジナルブレンドができるまでのお話を書いてきました。どうでしたか?コーヒー屋さんに置いてあるオリジナルブレンドって割と見ること多いと思うんですけど、どうやって作ってんのかなーとか、どんなこと考えながら作ってんのかなーとか、ちょっとでも見えてたら嬉しいです。 さてマナブレンドを作ってみて、まあ色々考えながら作っていったわけなんですが、その過程でいくつか学んだことがあったので最後にそれを書いていきたいと思います。特に2つのことをとても強く実感したの

    • マナブレンド ができるまで③

      前回の②では、マナブレンド の味のイメージ共有、というところを書きました。目指した味はバランスが良くコーヒーが苦手な人や、僕らの親世代の人たちにも好んで飲んでもらえそうなブレンド。いよいよ焙煎とブレンドの作ディスカッションです。 ブレンドする豆は3種類、中南米の豆を使ってコクや香ばしさを表現しつつ、華やかさや果実味が特徴のアフリカの豆を少し足すことで明るく爽やかなフレーバーも出していこうという方向性になりました。 自分たちで豆の焙煎度合いや使う豆の種類、豆の比率などを考え

      • マナブレンド ができるまで②

         マナブレンドを作っていくにあたって協力をお願いしたのが、メルボルン時代の先輩バリスタであるYutaroさん。現在は奈良にてANY B&B+COFFEEというお店をされている方です。とても信頼できるバリスタであり、焙煎士の方なのです。  まず僕らが取り組んだのが、ブレンドの味のイメージを共有すること。別のコーヒー屋さんのブレンド豆をいくつか用意して、カッピングと呼ばれるコーヒーの風味や品質のチェックを行う方法を用いて、あーでもないこーでもないと意見交換をしました。のブレンド

        • マナブレンドができるまで

          前回の投稿からしばらく空いてしまいました。すいません。なるべくこまめに記事を書いていくよう心がけたいと思います。 さてタイトルにもあるように、今回の記事から数回に分けて僕らのオリジナルブレンドができるまでのお話を書いていきたいなと思います。 なぜ書こうかと思ったというと、僕らはバリスタとして、そして将来カフェをやろうと考えている人間として、日々コーヒーと向き合っています。その中でもちろんいろんなお店のコーヒーを飲むことがあるのですが、実際にコーヒーを飲む際、産地や味の個性

        マナブレンドを作ってみてマナんだこと

          Manaのvalueとこれからのこと

           前回までの投稿で、僕らのストーリー、マナという言葉の意味やそこに込めた思いをお伝えしていきました。ここからは未来のこと。僕らはカフェをやろうと考えています。いわゆるカフェの事業の他にも自由にクリエイティブに、常識に囚われずに、僕らの価値観や生き方を表現できればなーと考えています。今日はそんなおなはし。僕らの価値や、表現していきたいモノのおはなしです。  僕らははニュージーランドでの心と身体に優しい生活を通して、心が満たされ幸せな気分になることを身を持って経験しました。オー

          Manaのvalueとこれからのこと

          ManaのStory What is ’mana’?②

           ニュージーランドのマオリやパシフィックアイランド系の民族の間に共通して見られるマナという概念。  超自然的で大いなる力、神が宿る力、といったちょっぴりスピリチュアルな意味合いの他にも、「お金を稼ぐより大切で、この世で最も価値があり、人から感謝されたり良い行いをすることで増えるもの」という特にマオリの間で信じられてきたこの価値観が僕らは大好きで、ニュージーランドでの生活を通して感じてきたことととてもリンクするなあ、と思っています。  僕らは近い将来カフェをやろうと考えてい

          ManaのStory What is ’mana’?②

          ManaのStory What is 'mana'?①

           僕ら2人にとって特別な国であるニュージーランドは、これまでの価値観や考えを見つめ直し、人生の新しい一歩を踏み出した場所です。そんなニュージーランドの先住民族がマオリ。そしてManaという言葉は、マオリがその昔貨幣制度が持ち込まれる前から大切にしている価値観のことを指します。  実はこのマナという言葉、ニュージーランドだけでなくオセアニアの島々やハワイといったいわゆるパシフィックアイランドの多くの民族の間で共通している概念でもあります。解釈はそれぞれちょっとずつ違うのですが

          ManaのStory What is 'mana'?①

          ManaのStory メルボルン③

           僕らがバリスタという仕事に挑戦したメルボルン。この街では大小様々なカフェが中心街や郊外の至る所に点在しています。メルボルンのカフェは市民にとって、出勤前の一杯、散歩の帰りや朝の日課、友人や家族同士のランチ、ビジネスミーティングの場であったりと生活の様々なシーンに溶け込んでいるのが印象的です。  そして数あるメルボルンのカフェカルチャーの中でも僕たちが大好きな所が、個性豊かなカフェがそれぞれ独自のカルチャーを発信している点です。もちろんコーヒーが美味しかったり、カフェが身近

          ManaのStory メルボルン③

          ManaのStory メルボルン②

           メルボルンでのバリスタ挑戦は全くの未経験で、ドリンクの種類を何となく言えるぐらいでした。ニュージーランドにいる時からカフェでコーヒーを飲むことは大好きでしたが、知識や経験はゼロ。大変なことに思えましたが、知り合いを通じて出会った現地の経験豊富なバリスタの方にマンツーマンのトレーニングをしてもらったり、シェアハウスのタイ人の同居人がバリスタで、たまたま家にエスプレッソマシンがあって練習できたり、周囲の人たちの助けのおかげで少しずつスキルアップすることができました。    経

          ManaのStory メルボルン②

          ManaのStory メルボルン①

          ニュージーランドの隣に位置するオーストラリア(といってもだいたい4,000キロぐらい離れてます)。  ニュージーランドと同じく旧イギリス領の英語圏の国。 日本やニュージーランドとは比べものにならないほど広大な国土を有していて、北は熱帯雨林が広がるエリアがあったり、ウルルで有名なオーストラリアの中央部は広大な砂漠が広がっていて年中灼熱の気候です。変化に富む気候のおかげで様々な野生動物やダイナミックな自然が魅力の国です。  日本からも毎年40万人以上が旅行先と訪れ、留学やワーキ

          ManaのStory メルボルン①

          ManaのStory ニュージーランド③

           要らないものをどんどん手放していって僕らは心身共にとても身軽になりました。ニュージーランドでの生活はこれまでの経歴や価値観を一旦白紙にして、これからの理想の生き方や何を本当にやりたいのかについて、僕ら自身の心の声に耳を傾ける機会となったのです。 「心の声に耳を傾ける。」  それは身の周りに溢れ返る情報や忙しさに追われて過ぎていく日々の中では、なかなか経験できないことでした。人生を一旦白紙に戻して、まったく新しいものを一から描いていく。それはワクワクする反面、日本という国

          ManaのStory ニュージーランド③

          ManaのStory ニュージーランド②

          「ニュージーランドには何もないけど、幸せになるために必要なことが全てある。」 この言葉は僕たちが尊敬する友人が話していた言葉です。  ニュージーランドの息を飲むほど美しい大自然や人々のスローなライフスタイルは魅力がたっぷりでした。全てが自然のリズムを中心に無理なくゆっくりと回っていて、人々もそのことを無意識に理解しているのか、どこかのんびり自分たちのペースをとても大切にしているような感覚でした。  僕らがこれまで経験してきた日本での暮らしはとても便利で快適。コンビニや商

          ManaのStory ニュージーランド②

          ManaのStory ニュージーランド①

           こんにちは。Mana Coffee Worksという名前で京都で活動しています。Junと相方のHitomiの2人でやってます。活動の頻度はまだちょこちょこなんですけど、実店舗の開業に向けても少しずつ準備しています。このnoteでは、ManaのJunが僕らのことや日々考えたり思いついたりしたことを気ままに書いていければなと思います。前から存在は知っていたんですけどね、note。まあうーーーっすらと知った気でいただけなんですけど、コロナ的なこともあって始めてみるなら今かなと思い

          ManaのStory ニュージーランド①