甘くてジューシーで安全ないちごが、1年中どこでも食べられる幸せ
こんにちは!スプレッドnote編集部のあんバタサンドです!
突然ですが、皆さんの好きな果物ってなんですか?
数ある好きな果物アンケートや調査で
だいたい1位を飾っているのが、いちご。
日本人はいちごが大好きなようです。
名前の通り甘党のわたくしも例外なく、です!
実はこれ、日本に限ったことではなく、今世界中でいちごの生産量が増えているんです。
そんな中であって、日本のいちごは品質の良さから海外でも人気が高く、輸出量は右肩上がりなんです!
そんな国民的、いや世界的フルーツと言っても過言ではない、いちご。
スプレッドは密かに栽培研究を続けておりまして、
このたび、植物工場で安定的にいちごを栽培する技術を確立しました!
(わーい!)
▼ニュースリリースはコチラ▼
https://www.spread.co.jp/files/news_20210518.pdf
実はスプレッドではレタス以外にもいろーんな作物の栽培技術の研究をしています。
中でも、いちごを優先して開発してきたのは、
植物工場で生産することの意味と、ニーズが合致すると考えていたからです。
今回はその開発背景について、いちごを取り巻く環境とともにお伝えします!
意外と知らない、いちごを取り巻くアレコレ
国内でいちごが出回るのは、11~5月ごろまで。
(ちなみにクリスマスシーズンに向けて実をつけるように調整しているそうです)
夏から秋にかけては、収穫できないため流通していません。
でも夏にもショートケーキやいちごスイーツを売っているお店ってありますよね?
そのほとんどは、輸入のいちごでまかなっているそうです。
輸入ということは、収穫してから届くまで時間がかかってしまうので、
その間の品質の劣化を不安視する声もありました。
甘党筆者の癒し。1年中食べたい、いちごスイーツ
長期間の配送に関する課題は、一大消費地であるアメリカでも。
アメリカ国内で流通する約9割のいちごが、カリフォルニアで生産されており、
消費地である東海岸に運ぶには、なんと3日かかるとも言われています。
(イエス、アメリカ イズ ソーグレイト)
品質劣化はもちろん、フードマイレージが長くなることで、
輸送中のCO2が増えることも気になります。
海外では輸送に強いクラムシェルという容器がよく使われます
アメリカでは、レタスでも同じような課題があるんです。
以前の記事で、海外問い合わせ担当のユーリストロガノフが分析しています。
これはあまりご存知ない方も多いかもしれませんが、
一般的に、いちごは虫や病気の被害に遭いやすいため、多くの農薬が使われています。
アメリカのとある調査では、いちごの残留農薬の種類は他の作物より3倍多く、全作物の中でワースト1と言われているほど…
中には健康に影響のあるものも含まれていると言われています。
生で食べることが多いので、ちょっと心配になってしまいますよね。
植物工場の本領発揮
しかーし!植物工場であれば天候に左右されずに1年を通して生産ができる上に、農薬を使わずに栽培ができます。
ということは、
夏場に新鮮ないちごを使ったショートケーキやいちご大福が楽しめる!
どこにいても、採れたてのおいしさが味わえる!
農薬を使わずに育てるので安心して食べられる!
まさに植物工場が持つ機能が最大限生かされる、というワケです。
さらに、世界中が求める「日本品質のいちご」を生産することで、
世界のニーズにも応えることができます!
海外に住んでいて、輸入した日本のいちごを楽しんできた方には、朗報ですよね。
ということで、
スプレッドでは社会的に意義があり、かつ成長性が見込めると判断し、
2018年からいちごの技術開発をスタート。
国内外の展開を見据えて開発を進めてきました。
スプレッドのいちご栽培技術とは?!
スプレッドが長年得意としてきたレタスとは、栽培方法も異なるいちごですが、
これまでのノウハウが生かされています!
温度や湿度、CO2などを適正にコントロールする技術や、
徹底した衛生管理などによって、安定的に栽培することが可能です。
いちごとレタスの大きな違いは、授粉が必要なこと。
屋内でハチを使って授粉をすることは難しいと言われていますが、これにも成功しました!
屋内での授粉に成功
将来的には、スプレッドがノウハウを持つ大規模栽培や自動化を取り入れることで、
さらにコストを抑えていけると見込んでいます。
開発から3年でようやく確立できました
この辺の技術の開発話なんかは、追ってご紹介したいなと思います!
しばしお待ちください!
で、気になる肝心の味は?
いつも手前味噌ですみませんが、本当においしいんです…!
濃厚な甘みとジューシーな果肉で、一口で違いを感じました。
皆さんに味わっていただけないのが、本当にもどかしい限り!
この自慢のいちごを皆さんにお届けできるように、事業をさらに具体化していきます。
これからは、レタスに加えていちごにも注目していただけると嬉しいです。
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