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あの人が願っていたこと 32

願いには いろいろな形がある
この詩は 誰かの願いの物語から
湧きあがった直感を 絵にした記録

あの人は 前に進むことを
切望していた

何か一つでも 前よりもできることが
あの人の 喜びだった

立ち止まることへの 不安に 
背中を 押されながらも

来る日も 来る日も

できないことを 
できるように するために

時間を 費やしてきた

しかし ふとした時に思う
その成長の先には 何があるのか 

何のために 前に進むのか
あの人には わからなかった

先の見えない 道のりを
それでも 前に進む
前に進むしか 道はないから

成長の手応えは あるが
苦しみを伴う 過程

その日々に 終わりが訪れたのは
ある人との 出会い

困難な状況にも 決して挫けず
自らの意思を貫き 行動に移すその姿を見て
あの人は 心を打たれた

なんて 力強く
なんて 美しいのだろう

あぁ これなんだ
私が 追い求めていたのは
この姿 だったんだと

あの人にとって その姿は
長く 苦しい 
自己研鑽への 答えだった

この道のりは 
ああいう存在に なるために
あるのだと 悟ったのだ

だから あの人は
自らを律して 歩みを進める

自分を救ってくれた あの光に
少しでも 近づけるように

そして いつの日か
その光 そのものになり
迷える誰かを 照らせるように

この絵は 願いの絵
自らが悟った日々の意味を 後続に伝える恒星の絵

天狼

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