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あの人が 願っていたこと 14

願いには いろいろな形がある
この詩は 誰かの願いの物語から
湧きあがった直感を 言葉にした記録

何かが おかしくなっている

あの人が それに気がついたのは
二人目の子育てが 始まった時

身体が重い 
気持ちが暗い 
視界が狭い

見えない重圧に
潰されそうだった

私は ただ
私らしく生きたいのに

一体どこの誰が
この圧を かけてくるのだろう

救いに手を伸ばし
多くの友人に声をかけた

自分に 起きていることを
言葉に 変えていった

はらり はらり

何かが 落ちていく
知らない間に まとっていたもの
重りとなって 乗っっていたもの

圧を かけていたのは
他でもない 自分だった

親になるということが きっかけに
今まで 無意識だった事柄が
突然顕在化して 目の前に現れた

探しても 見つからないはずだ
原因は 自分だからだ

それに 気がつき始めた時
はじめて 曇かかった心が晴れた

ああ そうか
それで いいんだ

きっと 私だけでは ないのだろう
こんな 霧の中にいるのは

そこから 出よう
それは まやかしなのだ

自分が 作り出した 
幻覚に すぎないのだ

親に なったとしても
私は 私らしくていいのだ

さぁ 行こう

この絵は 願いの絵
無意識の束縛を切り開く覚醒の絵

薄明

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