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あの人が 願っていたこと 12

願いには いろいろな形がある
この詩は 誰かの願いの物語から
湧きあがった直感を 言葉にした記録

自分 も 他人も
優しくできる世界を 広げていきたい

どんな場でも 笑顔に変える力を
持っているこあの人は
穏やかに そう語った

きっかけは 子どもの頃
ご両親に 言われた言葉から

その言葉が いまでも強く
心の中に 残るのは

目の前にある 現実が 
そうはなっていないからだ

優しくなれれば 
みんなが 幸せになるのに
どうして 優しくないのだろう

疑問は 傷を残した

その傷を 笑顔に変えたとしても
悲しみが 消えるわけではない
痛みは 無くなるわけではない

ひょっとしたら世界は 
優しくないのかもしれない

傷を抱えながら 
歩みを進めるにつれて

綺麗事だけでは 
済まないことを知った

起きることは 
そんなに単純でないことに気がついた

それでも 
言葉は心に残ったままだった

だからこそ いま わたしは
手を取り合って 生きていきたいのだ

あなたが辛いなら わたしは手をつなごう
もしもあなたが それで楽になったのならば
反対の手を 違う誰かに差し伸べていこう

そうして 手を取り合っていけば
世界は もっと優しくなるはずだから

この絵は 願いの絵
自らの傷を祈りに昇華する変容の絵

濾過

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