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あの人が願っていたこと 37

願いには いろいろな形がある
この詩は 誰かの願いの物語から
湧きあがった直感を 絵にした記録

あの人は 誰かの役に立つことを
望んだ

自分自身は 何か
事を成す人では ない

だから そんな人たちを
助けられるような人に なりたい

あの人は そんな自分自身を
触媒と 形容した

仕事では たくさんの人と関わり 
物事を 前へ前へと進める

自分たちだけでは できないことが
誰かと手を組むと 前に進むことがある

それを 人生を対象にして
できないだろうか

自分が 関わることで
誰かの人生を 前に進められないだろうか

あの人は そう考えたのだ

この考えを 導いてくれたのは
あの人の 過去

あの人には 常に一歩先をいく
身近な存在が あった

他者と比較をせず ぶれないその後ろ姿は
煌々と輝く 太陽のようだった

眩しい

目が眩む
手を伸ばしても 決して届かない

どうやったら 勝てるのか
どうやったら 認めてもらえるのか
勝ち目のない戦いに 幾度も挑んだ

そして 悟った
私は その人のようには なれない

であるならば 

比較をすることをやめた この私が
ほんとうに やりたいことは 何なのか

向き合った先
出てきた言葉は これだった

私は 助ける人になりたい

成果を出す 仕事と闘う人が
肩の荷を下ろし 休める場所を

複雑に絡み合った 糸をほぐし
その本来の力を 取り戻せる場所を

この絵は 願いの絵
関わる人を包み込み 可能性を解き放つ月光の絵

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