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傷つきやすいあなたへ

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傷つきやすい僕が、日々穏やかに生きるために工夫していること、考えていることを伝えてきいます。これを読んだ人が、自分に優しくなれたら、嬉しいです。
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友人が ほんとうに 伝えたかったこと

すごいね と褒めてもらえることがある 驚きを持って 伝えてくれているのに どう受け取っていいのか  わからなく なる時がある そんな時 僕には 決まって聞こえている言葉がある すごいね (わたしには できない) この わたしには できない という 括弧書きの中の言葉 そして 「わたし」は僕とは違う  と線を引かれるような さびしさを纏う言葉 この言葉が聞こえたような気がすると すごいね を受け取れなくなる だって もし 僕が すごいねを 受け取ってしまうと 「

やりたいことは やってみたいことの中に

本当にやりたいことって何ですか? 何かに迷ったり 転換するタイミングで やってくる問いです なんと 難しいのでしょう まさに 考えるべき問い なのかもしれないですが 個人的には 苦手な問いです というのも  やりたいこと という言葉には そこはかとなく 背負うものが ある気がするからです やりたいと言ったのは  あなたでしょう 自分で言い出したのだから 最後までやりなさい そんな言葉を いままで 聞いてきたからだと思います だから  やりたいことと 問われる

好きなように 生きたい

大震災 得体の知れない 大きな痛みを負った その時は 気持ちを立て直すのに精一杯 向き合うことは できなかった それから 数年経ったある日 この痛みに 向き合う機会が訪れた この痛みは 何なのか ぽつりぽつりと言葉を探す 周りからの期待が 全てだった その期待から外れたことが  思い込みの力を借り 形を変えて 責める声となって自分に ささやく 「大震災に 何かできたことがあるのでは」 僕は 専門では無いけれど もし 大学で違う選択をしていたら もっと がんばっ

その痛みは 誰かを救う

バタバタとする中 がっかりするようなことがあった なぜ と問わずにはいらないことだ 何かしらの論理があるのだろう 何かしらの理由が有るのだろう けれど がっかりした 今日は 敢えて そこを掘ってみようと思う 僕は 何にがっかりしたのか 意図したり  予想をしていた事では無い事が  起こったのは間違いない でも いつもより がっかりしたのだ では その がっかりは  どこから来たのか それは たぶん 僕に届いた言葉と共に やって来たのだ 急激に 適応しなけれ

譲り受けたものに ほんとうの名前をつけろ

すでに連載が終わってしまった漫画に BLEACHという作品がある 登場人物は 刀を持っていて 敵と戦っていく日々が 描かれている その刀には 固有の能力がついていて 扱うためには その刀の持つ【本当の名前】を 知らなければならない 力を扱うためには  本当の名前が必要なのだ このことは 僕たちにも 言えるような気がする 正しい名前が ついた時こそ 力は扱われ 発揮できるようになる 僕は 両親から 受け継いだものがある 両親に反発していた時は 自分の中にあるその

あなたがここにいる それに意味がある〜workshop designer 育成プログラム〜

今の自分に 大きく影響を与えた経験のひとつに 青山学院大学の workshop designer育成プログラムがある よく 頭文字を取ってWSDと書かれる このWSDの アドベントカレンダーがあることを知り 今年は 参加を決めた 何を書こうか考えた時 このことを伝えようと思った WSDに参加した3ヶ月の間に  僕が学んだことだ あなたがここにいる それに意味がある このことだ はじめて この学びに触れたのは 入って間もなくの 平田オリザさんの会 演劇のシーンを

僕たちは 物語をいきる

通勤電車にのる もうすっかり 以前のような 混み具合ですよね 音楽を聞いたり noteを書いたり  本を読んだり そんなある日  この学習塾のCMは 偶然 目に飛び込んできました 狭いところに 入りたがる 高いところに のぼりたがる 集中力が まるでない ポケットには いつも砂が入っている 人のものを 勝手に食べる 高いところから 飛びたがる ものを 隠したがる 段ボールから でてこない CMでは こう描かれています あるあるの話なのかなと 思いました 親の目から

あの日々の 意味

幼いころ 僕は とても教育に厳しい環境にいました 絵に描いたような受験勉強です 幼稚園の年長さんから 大学に合格するまで ずっと 公文や学習塾に 通っていました 朝起きて 小学校に行き 帰ってきたら 晩ご飯まで勉強 食べ終わり 遊ぶ時間があり 10時過ぎまで勉強 正月特訓 なんてのもあり お弁当を2個持ち 朝から晩まで ずっと塾にいるなんて日も 大学に入って初めて 習い事のない夏休みを体験し 「なんて休みって長いんだ!」と 驚愕した事があります なので この大学

悩むこと 僕らしくあること

悩むことは よくないことだと思っていた 悩む自分は 変えていきたいと思っていた     ロジカルシンキングや プレゼンテーションを 学ぶ場では 悩むこと と 考えること は 対比されたりする 悩むことは  避けるべき 悪者だ   答えのないことに 悩むことをやめ  答えを出すべきことを 考えることを勧める   悩んでいることは 答えのない問いを 考え続けることは 避けるべきこと よくないこと   だから    悩みは 解消しなければならないと ず

心の 安全基地

共に歩むことを決めた 仲間 いつかはたどり着きたい 夢 ひとつひとつ積み重ねた 成果 どれも 前を進むために  背中を押してくれる 大切な要素です しかし この3つは 万能ではありません 時には 痛みを伴う時があります それは 心に怪我をしている時です 例えば 信じられないことが起きた時 例えば 自分に自信を失った時 例えば 大切なものが無くなった時 前に進もうという要素は 痛みに変わります では そんなとき どうすればいいのか 心の怪我も 体の怪我と一

支えているのは 何か〜cocoro scape〜

今日は 僕も参加する 『かなしみを支えられる社会』の 実現を目指している 任意団体orizuruのワークショップ cocoro scape を紹介します 任意団体orizuru https://orizuru.qloba.com/ ちょっと  考えてみてほしいことが あります あなたを支えているもの  と聞かれたら  何を想起しますか ひょっとしたら  それは 仲の良い友人や 家族  だったり 目指している夢や 日々の仕事  だったり 誰かの言葉や あ

「助けて」と 言える力

仲間内の連絡ツールに slackを使っているのですが そこにcolaという質問を投げてくれる アプリを入れました いろんなことを聞いてくれます 例えば・・・ オススメの漫画 1ヶ月休みになったら行きたいところ 仕事の時の気分転換は  などなど メンバーが書いてくれた回答が 昼過ぎに流れ  そこから話がふくらみます 思わぬところで話が盛り上がることがあり 毎日の更新が楽しみになっています そのcollaが投げてくれた問い 『最近自分が成長したと思うことは何です

雛鳥は 何度でも羽ばたく

この季節になると  カモなどの水鳥を見かけます ちいさな雛鳥は鳴き声も幼く 見ているだけで心が癒されますね そんな雛鳥から 学ぶことがあるという話です 大空を飛ぶためにぴよぴよと弱々しい鳴き声をあげ 何かあると一斉に水の中に潜ったり 親鳥の影に隠れたり 生きるために必死です ですが すこし見ないうちに 意外に早く成長します 体が大きくなり がっしりしてきます そして 羽ができてきます そうすると  雛鳥は 飛ぶ練習を始めるのです バシャバシャバシャと音を立て

願いの 価値

明日を聞く活動を始めてから 気がついたことがあります それは願いをもっていても 行動や結果のことを気にする ということです 確かに 僕も気にします 行動や結果が伴っていないと 居心地が悪く なかなか言いにくいです では 行動が伴っていたり 結果が出ていないと 願いに価値はないのでしょうか それを考えました 願うだけで結果が出るか願いがあるだけでは 何も変わりません 行動を起こし 結果を出さないと 変化は起きません 誇りで飯が喰えますか ドラマのハゲタカで