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心の 安全基地

共に歩むことを決めた 仲間
いつかはたどり着きたい 夢
ひとつひとつ積み重ねた 成果

どれも 前を進むために 
背中を押してくれる
大切な要素です

しかし この3つは
万能ではありません

時には 痛みを伴う時があります
それは 心に怪我をしている時です

例えば 信じられないことが起きた時

例えば 自分に自信を失った時

例えば 大切なものが無くなった時

前に進もうという要素は
痛みに変わります

では そんなとき
どうすればいいのか

心の怪我も 体の怪我と一緒
傷が癒えるのを 待つのです

傷口を消毒して
ガーゼで覆って
包帯を巻いて

それ以上 
傷つかないように
守りながら 

時間をかけて 傷口が
癒えるのを 待ちます

心に怪我をした場合は
この癒えるのを待つ場所が 
必要になります

アメリカの心理学者
メアリー・エインスワースさんは
この場所を 安全基地と提唱してます

もともとは 子どもの発達の研究から
生まれてきた概念でした

子どもが 外の世界を好奇心のままに
探索し続けられるのは

親という『安全基地』が
自分を受け止めてくれることを
知っているからなのだとか

このことは
僕たちも 同じです
変わりません

心が怪我をしたら
癒せる安全基地が必要なのです 

全てを 安心して打ち明けられ
自分の速度で 回復していくのを
許容してくれる 場所です

家族や 長く続いている友人
コーチや カウンセラーが
該当するかもしれませんね

ひとりで何もかも
背負わなくて いいのですよね
辛い時は 助けてもらっていいんです

小児科医の熊谷晋一郎さんは
こんな言葉にして 伝えてます

自立は 依存先を増やすこと
希望は 絶望を分かち合うこと

いい言葉ですよね

確かに 痛みに耐えながら
それでも 進むこともできます

ですが

傷を負ったまま 
走り続けられる人は いません

身体だけではなく
も 休めましょう

何を願い
何と戦い
何を失ったのか

言葉にできる場所
作りましょう

そうすれば

僕たちは きっと 
もう一度 
歩き出すことができると思うのです

熊谷晋一郎さんのインタビュー
https://www.tokyo-jinken.or.jp/publication/tj_56_interview.html


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