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2022年2月8日(火) セネガルのサッカーアカデミー

2022年2月8日(火)

Football Academy of Senegal
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アフリカサッカーの新チャンピオンであるセネガルのスターティングメンバー。控えにもマルセイユでプレー選手がいるという充実ぶりです。
またディフェンダーにもアタッカーにもそれぞれワールドクラスがいるセネガル。メンバーだけでみると来年のAFCON2023の連覇も狙える陣容であり、W杯に出場することは至上命題であるとも言えます。

少し遡ってみましょう。セネガルが世界に名を轟かせたのは、日韓W杯の開幕戦。1998年のチャンピオンであり、連覇の可能性もあったフランスを倒し、サプライズを起こしました。
フランス、デンマーク、ウルグアイとのグループを抜け、スウェーデンも倒した2002年。

https://youtu.be/NZ7Cdw-zO0M

その時が初出場でベスト8。アフリカのチームは、勢いに乗ると止められないということがよく起こりますが2002年はまさにそうでした。
そしてこの時にセネガルのキャプテンを務めていたのが、現在のセネガル代表監督であるアリウ・シセです。

シセはフランスで長らくプレーし、セネガルの代表監督は2015年から就任。

意外にも2002年以降W杯から遠ざかっていたセネガルを、2018年ロシアW杯に導きました。日本にとってもセネガルと対戦し、記憶に新しいところですね。それが2回目の出場でした。

https://youtu.be/TLS1JQ7qtpI

3月のW杯予選はエジプトとの一騎打ちです。かなり厳しい戦いが予想されます。その時の、コンディション、運で決まってきそうです。
Sports for Betterとしてはセネガルに渡航し、現地で全てを見てこようと思っています。

そんなセネガル。どのようなアカデミーがあるのかご紹介します。

★ 超名門アカデミー

クラブ単位でもインパクトのある結果を残せていないセネガルです。要因の一つとしては、育成が優秀で、多くの有望な選手がフランスに機会を求めて移籍してしまうという部分があります。フランスリーグの外国人枠は3人ですが、コトヌー協定加盟国は無制限というルールがあり、セネガル人は外国人枠に入ることはありません。

コトヌー協定とは、欧州連合 (EU) とアフリカ・カリブ海・太平洋諸国(ACP諸国)との間で結ばれた国際協定。 2000年6月にACP79か国とEU加盟15か国がベナン最大の都市コトヌーで調印した。 その後本協定は2002年に発効し、EU-ACP開発協力の歴史の中では一番新しい出来事とされている。

次に問題となるのは語学の問題です。セネガルはフランス語圏です。問題ありません。

フランスのサッカーにとってセネガルは
・外国人枠もない
・語学も問題ない
・多額の移籍金を必要としないのにポテンシャルがある。
これはセネガルがフランスサッカーの一部と言っても過言ではない。フランス側も、セネガルから移籍してきた選手が成長し、高額な移籍金で移籍したらクラブとしても大きな資金源になる。またその資金を育成費にも回すことができる。結局それはフランス全体のレベル向上にもつながり、フランス側にとっても悪いことはなく、フランス自体の強化にも繋がってゆきます。

だからと言って、日本のJクラブにアフリカの選手をもっと獲得した方が良いというのはお門違い。本心としては、アフリカに関わる身として、もっと増えたらとは思います。しかし、貴重な外国人枠があるのにそれをわざわざリスクをかけて、アフリカ大陸から獲得するかというと、信頼のおけるブラジル人選手になるのは至極真っ当なことです。
その中でもオルンガはその流れを少し変えてくれる存在になってくれました。

話がそれましたが、セネガルには超名門アカデミーがあります。



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