見出し画像

2022年2月11日(金) 女子バスケットボールとアフリカ

2022年2月11日(金)
バスケットボールとアフリカ
━━━━━━━━━━━━━━

昨日、大阪で行われているバスケットボール女子のW杯予選・日本代表vsカナダの試合を観戦。2Q終わって、点差が離れていたんですが、見事に追いつき、逆転勝利を収めました。本当に激戦でした。昨年のオリンピックでの活躍から、日本でのW杯予選開催で、選手たちもプレッシャーはあったかと思いますが、それをも跳ね返す試合でした。2連勝で予選を終わってくれることを願っています。

そしてそんなバスケットボールですが、アフリカとの縁は深いです。高校生の女子バスケットボールにはアフリカからの留学生も多く、全国選手権であるウィンターカップではその体格も活かし、多くの留学生が活躍しています。

そして、現在の日本代表の中での馬瓜姉妹。お姉さんのエヴリン選手と妹のステファニー選手。昨日は妹のステファニー選手が出場していました。


記事の中にもあるように、両親がガーナ出身で日本国籍を取得したという経緯があります。
アフリカのスポーツに関わる身としてはこの一つ一つの言葉をしっかりと考えさせて頂きながら、今後のアフリカのスポーツでの開発にも活かしてゆければと思っています。
その中でいくつか、気になった言葉をご紹介させて頂きます。

「2歳のときと、18歳のときにお母さんと妹とガーナに行きました。めちゃくちゃ楽しかったです。お母さんにとっては里帰りだけど、自分にとっては遊びにいった感覚でした。いろんな親戚にも会ったけど全然知らなくて(笑)、自分としては本当に海外に行った感じ。完全に自分は日本人だなと思ったのが、アフリカが未知の領域すぎて、どういう生活してるんだろうって思ってたからです。でも実際行ってみたらショッピングモールもあるし、高いビルもあるし、住めるって感じました。妹は着いた瞬間に、帰りたいって言ってましたけどね(笑)」

アフリカが未知の領域という言葉が本当にアフリカのイメージのそのままを表しているんだと思います。これは日本で生まれ育ったからこそ言える言葉で、だからこそアフリカは日本ではまだまだ一般的ではなくて、未知の領域であるというところをしっかりと理解して、わかりやすくアフリカとスポーツのことも伝えてゆかなければいけないと思っています。


私は母に『どうして私は日本語をしゃべれるのに、肌や髪の毛や体は違うの?』と質問しました。すると『あなたは日本人じゃなくてガーナ人だからそれが普通なの』と母は答えました。『人と違うところを悲しむのではなく、喜びをもって最大限に生かしなさい』」(授賞式で作文を読みあげるエブリンさん 当時13歳)

想像もできないほどの苦労をされたんだと思います。
『人と違うところを悲しむのではなく、喜びをもって最大限に生かしなさい』

有料記事はマガジンの購入がお得です!月額750円スポンサー・アフリカで世界基準のスポーツ選手発掘へ!

ここから先は

1,093字

¥ 300

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

サポートは、AFRICA SPORTS FUNDとして活用させて頂き、ケニアの難民スポーツのトレーニング施設の整備費用、サッカー、バスケットボールなどのアフリカスポーツプロジェクトに活用させて頂きます!よろしくお願い致します!