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スポーツと同じくらいICTを普及させたい。(地域おこし協力隊13か月目)

ども!玉川村地域おこし協力隊くろきです。

ついこの前まで小学校で陸上競技の指導をしてきました!

小体連の陸上競技大会があり慣例として小学6年生が学校代表として参加しているため、
約一か月間、100mや走り幅跳び、アップやジョグを指導する機会を頂きました。

小学校の担任って大変!

すっかり忘れていたのですが、
小学校の先生って全教科を教えないといけないんですよね!
中学校以上だと専門の先生から習ったりするのが普通だし、
私の場合は私立だったため結構専科の先生がいたため
意識したことがなかったのですが
少人数の先生で回している村の小学校では
体育や音楽の先生がクラス担任をやったりもするため
教頭先生が助っ人として私に声を掛けてくれたそうです。

女性の先生は体育の授業でマット運動や走り高跳びをする場合
実演することが出来ないことがままあるらしいので
そういった際に実際に行える私のような人が必要とされるみたいです!

冬には縄跳びの授業があります。
私は縄跳びの楽しさを知ってもらわないといけないため頑張って教えたいです。

GIGAスクール導入の難しさ

ICTの知識がない小学校の担任の先生はGIGAスクールで大変苦労されています。
小学生の方がICTに慣れ親しんだ世代のため、生徒からの要望に応える先生の方が使いこなせず難しい現状にあるためスポーツ隊員ではありますが校長先生にはとこあるごとに「ICT支援」の話を持ち掛けています。

村では「ICT支援員」を協力隊として募集していますが実際の所応募してくる人はいません。それもそのはず「コミュニケーション」と「ICT知識」を保持している人は需要が高いため良い給料で都内で募集されています。
それに対し地域おこし協力隊はIT企業と比べると「安定性」「収入」の面で選択される可能性は低いです。。。

私は地域おこし協力隊をあと二年で卒業しなければなりませんが、もし村が求めてくるのであれば一度東京に住所を戻し、再雇用されてもいいと思っています。
安定性は無いですがせっかく自身のスクールを始めていくのでその時間に干渉しない時間を村のICTために生かしたいと思うからです。

学校の支援をしている延長線で民間のおじいちゃんおばあちゃんや、自営業の方たちの仕事の負担軽減のために「何でも屋さん」の形で支援したりしていければ「若者」が村から離れていかない環境を形成することも不可能ではないと私は思っています。

周辺市町村から移住者を増やす

ICTを大いに活用することで住民の生活向上することが出来ると思っています。

大規模な市町村ではそういったチャレンジを村全体で行っていくことは難しいですがここ玉川村であれば可能であると思っています。
もちろんITが苦手な人には「無料相談室」を村から委託されて開催したりしていくことは必要です。
ですが「人口を増やす可能性がある若者」と「時間が経てばどんどん減っていくお年寄り」だったら若者に「ここに住んでいたい」と思わせた方が良いと思うのです。

「遊ぶ場所が無い」「酒を飲みに行く場所が少ない」といった商業施設に恵まれない部分はあれど、様々な場所に車で行きやすい立地を生かして埼玉などのようなベッドタウンとして玉川村を成長させていけたら東京などの首都圏からではない周辺市町村から「移住者」を確保し、人口を増加させることが出来るのではないかとも思っています。

ICTの良い所は「場所的制限が少ない」「建物などよりも安価に導入できる」など地方創生には有用なものであると思います。

地域おこし協力隊であるうちは出来るだけ「スポーツ」と「ICT」を推進していき自身にとっても住みやすい場所にこの村を成長させていけたらと思います!

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