【彼女達がこの先チャンスに気づき、チャンスを掴めるように】
チャンスは誰にでも訪れるものだと思います。チャンスを掴んでいる人は、これを機に人生が大きく動きだした。という体験を持っています。
しかし、その人にとって精神的にも身体的にもとても辛い経験かもしれません。しかし、振り返ってみるとその経験によって、人生に大きな変化がもたらされたということはよくあります。意外に思われるかもしれませんが、チャンスはそのような逆境から生まれることもあるのです。そしてチャンスに気づくける自分まで成長させておくことが大事です。
「幸運の神様は前髪しかない」~レオナルド・ダ・ヴィンチ~
この言葉の意味は、チャンスの女神には前髪しかなく、通り過ぎた後に急いで掴もうとしても後ろ髪がないため掴むことができないということです。
つまり、気を張っていないとチャンスを掴むことができないということです。
私はときどき彼女達に無茶振りをします。賄いをお願いしたり、先日のようにインスタクッキングライブをお願いしたりします。
その与えられた期間の中でどれだけの力を発揮することが出来るのか?どれだけ準備が出来ていたのか?を見るためにお願いしています。
賄いは料理人にとって絶好のアピールチャンスです。自分で材料を買ってきて、営業の仕込みなどをしながら同時進行で賄いの下処理などをする。
ハードなランチを終えて元気が出るような、食べてもらいたいという気合いを感じるような賄いを作れるのか?試されています。 適当に作ったのかは一目瞭然です。そこに気持ちが入らなければお客様へのお料理にハートが届きませんから。
何事も人によって捉え方は異なります。そのため一般的には望ましくない出来事であっても、それをチャンスと捉えることもできるはずです。
チャンスを掴む人というのは、ある出来事を「チャンスと捉える力」が優れています。そのため、普通の人がなんとも思わなかったり、むしろピンチだと感じる出来事が起こったとしてもチャンスと捉えることで、そのチャンスを掴んでいるのです。
インスタクッキングライブを任せるのにも勿論意味があります。
チャンスを生むための行動とは、「声に出す」ことです。
チャンスを掴む人は、自分の意見や意志、希望を声に出す傾向があります。更に今はSNSという発信ツールがあります。活用すべきです。日本人には苦手意識がある発信する力を養い慣れてもらいたい。
私の元を離れて、別の職場でプレゼンを任せてもらえるかもしれない。開業するときに金融機関に事業計画を自信持って話す時がくるかもしれない。
小さなレストランのSpoonが未来ある彼女達にしてあげれる事は本当に少ないですが、Spoonを大好きでいてくれて、守ってくれていることに心から感謝しています。
Spoonを旅立つまでには、きっちり仕上げておきたいと思います。きっときっと誰に対しても思いやりがあり、そして情熱があり、美しい仕事が出来て、きちんと伝えたい事も発言出来る素晴らしい人財になってくれると信じています。
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