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9月東京生活①

ここ何年か断続的に生活の中に豆腐とキムチがあるのだが、今年は特にその傾向が強め。「自炊をしているのですか」という相手によっては回答に困る質問に対し、「(料理とは何を指すのだろうかしかし「料理をしているのか」とは聞かれていないな)しますよ」と答えて久しいが、「何を作るの」と言われたら正直に目玉焼きと答える。ネタでも自慢でもなんでもない、これが答えなだけだ。 新しい櫛を買った。「*IntelliFlex®︎のブラシは通常のヘアブラシより髪に負担が少ないことがわかりました(メーカ

    • 7月東京生活①

      7月になり、平日は昼を最低限で済ますようになってしまい(母からのありがたき世田谷食品の蓄えを切り崩し)、何よりも徒歩5〜15分を必要とする喫煙(コロナ期に徒歩圏内の喫煙所が二箇所閉鎖)がなくなってから、夜まで家を出ない生活が続きがち。その間、雨はよく降っていて、軒下に響くパラパラもあれば、窓を叩く豪風雨も数えられるほどあった。梅雨は、6月のものでなくなり、台風は、9月のものではなくなり、暑さのはじまりは、梅雨明けを気にしない、「季節」が揺れていく。 特にこの一週間ほどは室内

      • 6月東京生活②

        小皿が300円なのは店の外からわかっていたけれど、食べると決めていた油淋鶏がなかったので通常メニューを見て、味噌那須炒めと木の子豚肉炒めを頼んだら、ビールが早々にきた。カウンター用の高椅子は足が細長く底面が平たい金属で、腰の勢いで前方に引くと、底面の全部が床にぶつかってパンと鳴った。 ビールは生臭い感じがして、これはどこかで読んだ樽の洗浄具合のせいだと思うきらいがある。注文を頼み終えてから読み始めた文庫の続きを片手にビールを飲むのに顔が上がると、カウンターの目の前にある水槽

        • 6月東京生活①

          20日を過ぎると「今月の終わり」に苛まれる毎月だが、6月は環境を変えていて、今日から5月までの生活に戻ったようなものだから、6月の終結にいつもとは違う抵抗のなさ。連休や旅行の時もそうだけれど、「通常」に戻るときの寂しさや、「通常」景色への違和感が、「通常」への慣れの強大さによって戻った瞬間にしか感じられない、つまり「通常」にすぐ戻れる、ということについて考えたいと昨日(戻った瞬間があった時間)思ったと、過ぎ去っても今日、書いておく。 相変わらず大半を部屋の中で過ごす生活には

        9月東京生活①

          2020年5月東京生活

          使用期限:箱底面に月、西暦の順で記載 ■1921年にR・シュタイナーによって創設 ■合成保存料・合成着色料・合成香料や鉱物油は一切不使用 ■バイオダイナミック栽培・有機栽培・野生の植物を使用 ■医薬品製造*と同等の厳正な品質検査・管理 ■動物実験は一切行っていません *スイス本社のこと #WELEDA のクリームを買ったら箱に使用期限として、数ではなく「誘導の言葉」と、注意書きとして効能のような顔をして創業者への言葉が上記のとおりに書かれていていいなと思った。 土曜日、昨

          2020年5月東京生活

          2020年5月東京生活③

          タイトル変更ではなく省略なので付番は引き続き。 本日は、暑くはないけど息がしづらいような室内で、一日中「除湿」をつけている。このパナソニックは、一見ニューな見た目をしているけれど「除湿」のときにはそれはもう「カビです」という匂いを発しがちなので冷房でカバーしていたが、「16度で一時間運転させ続けるとエアコン内部に水が湧いて匂いを流す(三菱推奨)」という絶妙な"ライフハック"が出てきた。ひとまず26度でつけ続けているが、というのもこれ以上温度を下げるとタンクトップでは寒い。タ

          2020年5月東京生活③

          2020年5月東京での生活について①

          「初対面が苦手なところがあります」と占いがよく言ってくるけれど、占いの原理に苛立ちつつ興味津々のまま真相を負わずに何年生きて、占いを読む時間を踏んできたか。「誰にでもわかる資料づくり」をせよだなんて悲しくなる指摘をされないよう、そういう文章をここでは書くようにしてみようと思ったのでもう一度。* 本日の室内は袖ナシで靴下は少し熱が籠るぐらい、と思いきや八百屋に行って帰ってしたら体に熱気の皮をかぶるみたいな暑さだった。朝は涼しかったので理由ではないが、なぜか5時前に目が覚めて、

          2020年5月東京での生活について①

          2020年5月東京での生活について

          5月10日(日)母の日で、近所の花屋の前には父らしき人と子供らしき人が混み合っていた。家の周りは住宅街だが、アーケードのない緩やかな商店街が続いていて、休業よりは時短&テイクアウトが多いため、昼や休日は人が増える。 ある人のnoteを読もうとしてnoteを開くと勝手にログインされ、5年目おめでとう!と出たとき、「5年」というタームがやけに現実味があった。5年もあれば、生活や人は変わるが、残念ながらこの5年前にnoteを作成してから1記事も書いていなかったので変貌の様子はわか

          2020年5月東京での生活について