見出し画像

9月東京生活①

ここ何年か断続的に生活の中に豆腐とキムチがあるのだが、今年は特にその傾向が強め。「自炊をしているのですか」という相手によっては回答に困る質問に対し、「(料理とは何を指すのだろうかしかし「料理をしているのか」とは聞かれていないな)しますよ」と答えて久しいが、「何を作るの」と言われたら正直に目玉焼きと答える。ネタでも自慢でもなんでもない、これが答えなだけだ。

新しい櫛を買った。「*IntelliFlex®︎のブラシは通常のヘアブラシより髪に負担が少ないことがわかりました(メーカー調べ)」「*IntelliFlex®︎のブラシは通常のヘアブラシよりブラッシングの力を必要としないことが分かりました(メーカー調べ)」(Do not use with blow dryer as heat may damage bristles Wet Blash®︎ and IntelliFlex®︎ are registered trademarks of JD Beauty Group)

薬局に行くのが好きで、シャンプーとか、ボディソープとか、化粧水などなど大量に種類があって、気が狭い時に行ったら選択肢の多さに酸欠になることもあったけど、基本的にはパッケージたちの希望あるキャッチコピーに優しい気持ちで信頼をおくのが楽しいのだと思う。残念ながら、学生時代とかに好んで使っていた(年代向けの流行作戦ってあるよな)品々は、20代を超えナチュラル成分ではないと肌が負けるようになってしまって買えない。そしてそれらの価格は総じてナチュラルよりも安く、体のことに関して言えば歳を取るほど金がかかる。上に書いたのは海外製品のパッケージ文で、英語を要約したカタコトが見られる日本文は結構癒される。

8月はとうとう書けなかった。気持ちが落ちていたわけではあまりないが、どちらかというと浮き足立っていたに近いかもれん。とにかく暑かったが、変わらず月のほとんどの時間を冷房の効いた部屋にいたのに比例して、滝汗を書く頻度は少なかった。よく覚えているのは、珍しく日中によく行く大型薬局に行き、帰り道徒歩15分間2L×6本パックを抱えて帰ってきたとき、頭皮とマスクの中とマスクでカバーしてない目もとおでこ背中汗だくになって、直帰即シャワー浴びた。夏の汗かき思い出がこれ。本はあまり読めなかった。漫画をよく読んだ。週刊ジャンプに追っかけ作品ができて、月曜日を待つ小さい気持ちができた。幼少期、たぶんあまり興味が多大でなくて、りぼんとかも買ったり買わなかったりだったし、かつ単行本も教室の読み回しに頼っていたから、漫画にお世話になることはあまりなかった。

けど、漫画にもいろいろある。町の書店で見える漫画たち以外の、大型本屋や個人本屋にしかない漫画や漫画集があって、昔から綿々と続く漫画の系譜もあって、中学生の私が読んでいた流行りの少女漫画はおおきな漫画界の一部だったことを大きくなってから知る。面白い世界は、表に見えないところにも広がっていて、そこに群がる人も結構いる。おもしろい世界が、見えないところにある。映画も、本も、演劇も、あまり知らない音楽も。歴史と、その歴史の地下で渦巻いていたストーリーと人々。そのような世界に触れえないまま生活はできて、人と話すこともできて、死んでいくことができる。ちょっとしんどいのは、その世界の影だけが見えて、入っていく余裕のないことかもしれぬ。そんな夏だったかもしれない。

①レギュラー気味だった納豆は、プラゴミ問題がマジ納豆に手を出すしか解決方法がなくて少し離れ気味。①'しかし納豆を食べるだけで健康になるとは?②呪いにかかりかけていた毎日ストレッチをしなくなって2ヶ月ほど。太らなくても、節々からパキパキ鳴る音。③お金で解決したくないけれど、ジェーン・スー「今夜もカネで解決だ」な案件はある。④「時間は作るものだ」の本意とは、取捨選択ですよねえ。⑤お香に手を出したいが、匂わないで購入に踏み切れず。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?