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メキシコ コロナ禍の観光関連の現状まとめ㉘

1,全国の信号情報(5月 27日現在)

4月26日、大統領定例早朝記者会見において、ロペス=ガテル保健省次官は、これまでのメキシコにおける第1波~第4波の感染拡大、感染者数等の「最終発表」を行い、パンデミックからエンデミック(風土病扱い)へと移行する旨発言し、1か月が経過しました。 また、2週間ごとにメキシコ連邦政府が更新していた信号情報(感染症危険情報)は、3月21日以降 3回連続で全州「緑色」であったため、以降は更新を行わない旨発表しました。
それに伴い、2020年11月から継続していた本メキシコCOVID-19情報も定期更新を止めており、報告すべき 事案が発生した際にのみ、本情報を送付するかたちとさせて戴いております。

2, メキシコ保健省が発表した新型コロナウイルス感染症発生状況
(5月27日正午現在)

メキシコ全土  (人口: 1億2891万人 世界10位)
(1)累計症例数: 5,759,773名
(2)累計死亡者数:   324,768名
(3)過去28日間累計: 感染者数 22,362名  死亡者数 530名

3,その他

・米国、グアテマラ、ベリーズとの陸路国境での不要不急の移動制限は解除
 されています。また、 米国国境では、空路入国時に必要なPCR検査の陰性 
 証明は不要となっており、 ワクチン接種証明のみ提示を求められます…
 とありましたが、今月14日にメキシコ(ヌエボ・ラレード)→米国(ラレード)国境から入国した際には ワクチン接種証明も提示不要で、COVID関連
 では書類も質問も求められませんでした。   
・米国政府は、昨年1月26日来、空路で米国へ入国する者に対し、ウイル
 ス検査の陰性証明の提出(PCR or 抗原検査)を義務付けていますが、メキ
 シコ政府は米国からの入国者を含め、空路入国に何も義務付けていまん。 ・ANA(成田⇔メキシコシティ直行便)は、週7便デイリー運行継続中す。 ・インタージェット、アエロメヒコ共に国際線・国内線とも運休・減便は一
 部復活していません。   
・アエロメヒコは本年10月まで成田線(直行便)の運休を発表しています。
・ワクチン接種は日本と異なり、メキシコではファイザー、モデルノ、アス
 トラゼネカ、シノバック等、「手当たり次第。治験や 安全性は度外視」と
 いう状況でしたが、効果を重視する慎重な日本の方が、接種数でも大きく
 上回っています。
 ワクチン接種状況(2022年5月27日現在): 
 208,185,593本 …3回目接種の数を含む
・日本政府の水際対策において、メキシコは6月以降「青」扱いの国となり
 ます。メキシコ在住日本人は帰国時PCR検査の陰性証明(72時間以内の検
 査)、3日間の強制隔離+4日間の自主隔離が必要とされる上、2021年3月
 19日以降は位置情報把握の為、スマホの携帯義務がありましたが、 下記
 (青字)のように緩和されます。  

4,メキシコの近況

・2022年5月25日現在殆どの地域で制限が緩和されていますが、米国のよう
   に誰もマスクをしていないような 環境ではなく、メキシコでは未だにマス
   ク着用者のほうが多数です。先週米国のテキサス、オクラホマ、カンサ
   ス、 ミズーリ、イリノイと陸路旅行をしてきましたが、マスク着用者を見
   かけたのは、シカゴ近郊アーリントン・ハイツの日系スーパーの中でアジ
   ア系の方がしているぐらいのものでした。   
・メキシコでも外国人観光客も増え始め、アフターコロナに移行しているこ
  とを実感します。





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