12.目に見えないものに惹かれて~「音の世界」~ヘミシンク(バイノーラルビート)
そんなこんなで、2002年ごろまで、目に見えないものに惹かれて「音の世界」をウロウロしていました。ディジュリドゥを吹くようになり、ゴスペルも習いに行きました。ゴスペルでは、基本的な発声法も教わり、音程の安定が身に付きましたね。腹式呼吸法、丹田呼吸法などの呼吸法は、いずれまた書くことにします。
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「音」繋がりですが、
「13.目に見えないものに惹かれて~スピリチュアリズムの世界的な歴史と日本と」に「1971年 ロバート・モンロー『魂の体外旅行』刊行 & モンロー研究所を設立。」がありますが、このモンロー研究所にも惹かれました。
ロバート・モンロー(Robert A. Monroe, 1915年10月30日 - 1995年3月17日) はアメリカ合衆国の超心理学者。 体外離脱の体験者。科学的側面と体験による裏付けを基とした体外離脱体験(変性意識状態)の研究者。モンロー研究所の創設者。
1971年にモンロー研究所を設立。 Hemi-Sync(ヘミシンク)と呼ばれる音響技術を開発し特許を取得。
ロバート・モンロー 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2017年10月21日 (土) 03:52
体外離脱とは、「自分の肉体から抜け出た世界を体験」することですが、自然発生的なもの(睡眠前の金縛り、睡眠中の明晰夢、ランナーズハイ、ゾーンに入る、臨死体験など)や、誘導的なもの(幻覚剤服用、宗教儀式(規則正しい太鼓の音・音楽・踊りなど)、視聴覚刺激など)があります。
「ゾーンに入る」とは集中力が増している時に起こる状態で、例えば野球でバッターがピッチャーの投げるボールが止まって見えるとか、シンクロナイズドスイミングの選手が自分の身体から離れて全体が見渡せるとか、特にスポーツ選手が好成績を残す時に報告されたりしています。
「リラックス」と「集中力」、「座禅等で頭の中を空っぽにする状態」と「精神統一で一点に集中する状態」、この相反するように見える状態で、実は共に「心が解放」されていて「ストレス」を受けていない状態だと云えます。煩悩滅却ですね(笑)
最近では、この個々の人のパフォーマンスの良い状態を作り出す啓発系のメンタルトレーニングや脳波トレーニングが盛んに行われています。スポーツだけでなく、学習や仕事の分野においても活用されています。但し、やり過ぎると自己中心主義や、良からぬ人格変容にも繋がりますのでお気を付けください。
話を元に戻します。
バイノーラル・ビート(ヘミシンクはモンロー研のバイノーラル・ビートを用いた音響特許技術)は、左右の耳から異なる周波数の音を聴かせると脳波が、
β(ベータ)波 13ヘルツ以上 はっきりと起きている状態
α(アルファ)波 8〜13ヘルツ リラックス、軽い瞑想状態、集中状態
θ(シータ)波 4〜8ヘルツ 深いリラックス、瞑想状態
δ(デルタ)波 4ヘルツ以下 熟睡の状態
へ誘導させるとされています。
左右の耳から異なる周波数の音を聴かせ・・・というのは、例えばギターのチューニングをしていて、チューニングが合う前後でウオンウオンと音が波打ちますが、そんなようなウネリ音ですね。左耳から音の周波数、右耳から音の周波数±4~8(8~13)HZなどの「音」や「音楽」を聴いて、脳波に働きかけると「瞑想状態」や「リラックス状態」や「集中状態」になるという事のようです。
これらをメンタルトレーニングや睡眠改善へと応用しているプログラムやセミナーがあるわけですが、モンロー研究所は、この変性意識状態を訓練するプログラムを用いて体外離脱(云わゆる幽体離脱)へ誘導し、様々な経験をさせようとするものです。個人的に「ゲートウェイ・エクスペリエンス」Wave Iという体験CDを購入してやってみましたが・・・そう簡単に体外離脱できるわけではありませんね(笑)
その後、幾つかのヘミシンクCDやバイノーラル・ビートCD、更にはライトアンドサウンドマシン『Galaxy』(音と光の明滅で脳波を誘導しようとする機器)なども購入しました。
現在でも非常に疲れた時や睡眠の導入で「マインドフードのクリスタルなんとか」という15分の音楽ファイルは良く聴いています。聴き終ると心身がリセットできたり、割と直ぐに眠れるようになります。
なんか、ダラダラと書いてしまいましたが、何事もやり過ぎは禁物だと思います。適時、適度に利用すれば、ストレス解消、リラックス&集中の良い補助になると思います。
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