こんな日もあるんだ・・・

昨日つぶやいた中に書きましたが・・・

忙しい日が先週から続いていたけれど
ようやく今日はゆっくりできる・・・
そんな内容でした。

ただ、今日は予定が入っていない
だけで、やらなければいけないことが
かなり溜まっているので、気持ちを
リセットして頑張ろうと思っていました。

ところが・・・

朝一で主人の親友の奥様から電話が
掛かってきました。
この奥様と私も友人関係です^^

「大学進学で春から一人暮らしをする
息子のマンションのインターネットを
どうしたらいいか相談に乗って欲しい」

そのような内容でした。

彼女はPCはからきしダメなタイプ。
(ご主人も^^;)

そのため、下のお子さんの中学受験時、
志望校がWEB出願だった際は、私が
代わりに出向いて出願をしました(笑)

入学後、学校と保護者の連絡に使う
プラットフォームのログイン設定を
お願いされたこともあります(笑)

私とて、そこまでPCに詳しいわけでは
ありませんが、それらはできる内容
だったので、お安い御用だと
お手伝いさせてもらいました。

そのような中受けた今回の依頼。

電話口で回線業者の話からプロバイダ
の説明までを一通りしましたが、
そういったことがわからない人にとっては
ちんぷんかんぷんのようでした(笑)

(久しぶりの電話で、近況も聞いて
もらいたかったらしく、結局彼女とは
1時間半くらい話しました^^;)

話の中で特に彼女が悩んでいたのは、

「息子くんの契約したマンションに
特定の業者が指定されている。

でも、その業者は遅いと評判なので
できれば別の会社を契約したい。

だけどそれができるのか?
そもそもどうしたらよいのか?

まったくわからないから困っている。
どうしたらいいと思う?」

このような感じの相談内容でした。

そこで今日は予定がない上に
主人は出勤日で会社に行っているので
もしよければ説明しに行こうか~?

と言いました。

彼女は、そうしてもらえると助かる!
ということでご近所の彼女の家へ
伺うことになりました。

ただ、その時点ですでに
お昼前の時間だったので、
昼食を食べてからの午後1時半頃に
伺う約束をしました。

こうして、本来出る予定ではなかった
のですが出かけることになったのです^^;

彼女には、

「マンションで指定業者が決まっている
ということは、その業者であれば
マンション内への引き込み工事が完了
しているということなので、契約さえ
すればすぐに利用できる。

もちろん他の業者も使えないことは
ないはずだけど、引き込み工事に
よっては壁に穴を開ける必要があり、
その場合大家さんが嫌がるかも。

なので、まずは不動産業者に
指定業者以外の利用が可能かどうかを
聞いてから考えたほうがよい。

もし、指定業者以外NGで、
利用した結果やはり気に入らないので
あれば、工事不要のWiFiを利用する
手立てもあるから、まずは不動産に
確認することからやったほうがいい。
よければ、今すぐ掛けてみたら?」

このように言いました。

すると彼女は、ゆえちゃんがいて
くれたら電話に代わってもらえるから
そうさせて~♪ということで、その場で
不動産に確認の電話をしました。

すると、結果は私がほぼ
彼女に伝えた通りの内容でした。
(別業者で大掛かりな工事が
必要の場合はNG)

「とりあえず、指定業者は評判が悪いから
別業者を考えようかなぁ・・・」

なんて彼女は言っていたのですが。

マンションの契約書類を見せてもらうと、
指定業者が2つ書いてありました^^;

彼女は、もう一つの方はプロバイダ
だと思っていたそうです(笑)

「これは両方とも回線業者だから、
プロバイダだと勘違いしていた
業者は大手で悪くないのでこちらで
契約をしたら?

そうしたら、もう引き込まれているから
契約だけで済むよ~?」

と話しました。

すると、

「その方がややこしくないから
そうする~!!
いや~、聞いてよかったわ!」

と喜んでくれました。
(行った甲斐がありました^^)

そして、来たついでに、PCの設定で
あれこれ困っていることを聞き、
そちらの修正もしておきました(笑)

そんなこんなで、
結局、おいとまをしたのが
午後4時半ころ^^;

すでに夕方です・・・

帰ってから、やろうと思っていた
ことをしないと・・・

なんて思いながら帰宅。

PCの電源を入れてしばらくすると
東京で一人暮らしをしている長男から
めずらしく電話が^^;

長男は今春大学(建築学部)を
卒業予定で先日卒論の
プレゼンテーションを終えたばかり。

春からは院進が決まっています。

卒論で忙しくしていると聞いていたので
こちらも連絡を遠慮していたので
久しぶりの会話です。

息子からの要件は別件だったのですが、
話は当然、プレゼンがどうだったのか
ということが気になり、
最初に尋ねてしまいました(笑)

「多分大丈夫だったと思うよ」

との言葉に胸をなでおろしましたが、
その次に息子が放った言葉にしばし
固まってしまいました。

「いや、自分は建築に興味があって
大学に進んだけれど、卒業後は建築に
いかないかもしれない。
昨年、コロナ禍で家に籠もり、自分を
見つめ直す時間をもったことで、
色々考えるようになった。」

このような話をしだしたのです。

建築系の分野が好きなことを
知っていたので、

“建築に進まないかもしれない”

という息子の言葉にちょっと
動揺してしまいました。

「それって、建築(の世界)が自分に
向いていないかもと思ったということ?
建築方面に進まないなら、どうするつもり?」

こう聞きました。

すると、

「向いていなくて悩んでいるのではないし、
建築以外に進むことを決めたわけでもない。

ただ、自分の好きなことはなにか?
ということを考えたときに建築だけに
こだわるのではなく、デザイン全般に
興味をもっていることに気がついた。

だから、建築業界に絞るのではなくて
もしかしたら広告業界でデザインに
携わることもひとつの選択肢かな?と
いうようなことを考えるようになった。

その中で特にiPadのタブレットで
イラストをデザインしたり、
ロゴを制作するということに
楽しさを見出し始めている。

だから、まずはタブレットで
デザインソフトを使いこなせるように
この1年はその勉強をしようかとも
考えている。」

そのような話を聞きました。

元々長男は、俗に言う“陰キャ”
タイプで、自分が前に出るのは
苦手などちらかといえば
縁の下の力持ちタイプの性格です。

それと、興味のあることはいくらでも
やれるけれど、苦手なことは深入り
しようとせず、情報をシャットダウン
してしまう気質を持っていました。

でも、昨年コロナ禍で友人とZOOMで
他愛もない会話をしていたときに、
発想を得るためには、自分の興味のない
分野でも好き嫌い問わず本を読んだほうがいい。

このように話してくれた友人から
刺激を受け、小さい頃から本を読むことが
苦手だったはずの長男は昨年から
かなり本を読んでいたのだそうです。

そのような中で、だんだんと
自分の興味あることが絞れてきたそうで。

彼にとってはコロナのおかげで、
自分を見つめ直す時間が取れて
よかったと思っているとのことでした。

このような話をしているうちに
長男との電話はあっという間に
2時間を超えていました^^;

話を聞いていて一番驚いたことは、
長男の話しぶりは自信ある
堂々とした語りだったこと。

今までの長男とは別人のようでした。

実は以前に少し書いたことがありますが、
長男は目の難病をかかえています。

こちらでは、長男の目の病気のことは
少ししか触れていませんが・・・

彼の両目の視野は9割以上欠損しており、
細かい文字の識別は非常に困難です。

このようなハンデを持ちながらも
一般入試で大学に入学し、
この4年間を頑張ってきました。
(視力のハンデがある中、
細かい作業が要求される建築学部で
課題等をこなし、単位を落とすことなく
ここまできたことを褒めてあげたいです)

そんな彼ですが、やはり自分の病気の
ことがあるせいか、就職や将来に不安
を抱いている様子が見受けられていました。

でも、今日の彼は違いました。

彼の語る将来のビジョンは
聞いている私の心を捉えました。

聞き終えたあと、思わず

「素晴らしいプレゼンをありがとう!」

と言ってしまったほどです(笑)

「就職活動まで、約1年。
今年が勝負の年だね。
やりたいこと、興味のあることなら
きっと頑張れるはずだから、
その夢に向かって努力を続ければ
きっと道は開けるはず。
応援しているから、頑張ってね。」

こうして、長男との
思わぬ長電話が終わりました。

気がつけばもう夕飯の時刻です。

今日は思わぬことで時間を
取られてしまい、結局時間が
なくなってしまいました。

でも、困った友人の
手助けができたことや、
長男の秘めていた想いを
知ることができ、結果的に
忙しい日となってしまいましたが
有意義な一日となりました。

突然、友人と長男から不意の連絡が
立て続けに入ったこの偶然・・・

そのことは、なんとも不思議に
感じてしまいましたが^^;

・・・こんな日もあるのだなぁ~(笑)

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