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ガリガリの男が懸垂1回できたら、見える世界が変わった話

最近、何か達成した?

子どものころ、特に小学生のころは、
毎日がチャレンジ、ワクワクであふれていました。
4月になると新しい学年になって、
・新しいクラス
・新しいクラスメイト
・新しい先生
に囲まれた、新しい学校生活が始まる。
徐々に難しくなる授業や、クラブ活動など、
外部環境がどんどん変わっていきますよね。

自分の身長も伸びていく、足も速くなっていく、賢くなっていく。
できることも増えて、日々の変化に適応していく。
そのころは達成感なんて考えてなかったっけ。
けど、確実に「できた!」という達成感は味わっていた。

それに比べて、大人・社会人になったら、そんなに環境は変わらない。
朝起きて、仕事行って、
家に帰って、スマホでYouTube、Instagram見て。
明日も早いから寝よう。
この繰り返し。

仕事でも、できることは増えてきたけど、見た目はそんなに変わらない。
話し方や社会人としての立ち振る舞いは成長したけど、
成長が目で見えないから、実感が持ちづらい。

「目で見える」
「結果が見える」
成長を
大人になってからでも感じることができるのが、

「懸垂」

懸垂くらい、1回はできるよ。学生時代にスポーツやってたし。

ただ、実際やってみると、

「あれ、おかしいなぁ、できない。できるはずなのに、できない」

「それくらいできるはずなのに、、、」

意外とできそうで、できないのが懸垂。

ここでは、そんな大人に懸垂をぜひチャレンジしてほしい。

懸垂が1回できた「達成感」を味わってほしいのです。

懸垂をやる前の自分

2年前の自分です。
身長:173cm
体重:55kg
ベンチプレス:30kg
学生時代はサッカーをやっていたため、体力には自信があったが、
社会人でぱったりやめてしまい、下半身の筋肉も衰えて、ガリガリに。

上半身のトレーニングは一切していなかったので、本当に非力でした。
彼女との腕相撲で負けそうになることも。。。
たまに女性から、「痩せていてうらやましい」なんて言われましたが、
全然うれしくない。(声をかけられてうれしい喜びとは別)

そんな自分でも、懸垂1回できました。

次に、懸垂の練習方法をまとめました。

懸垂の練習方法

懸垂バーを購入し、自宅に取り付け。

画像1

自宅に取り付けた様子がこちら。

画像2

懸垂1回は案の定、失敗。
YouTubeでいろいろ調べた結果、

以下の3ステップで、挑戦しました。

1.ぶら下がり
2.ジャンプ懸垂
3.椅子を使って懸垂

1.ぶら下がり

その名の通り、ただ、懸垂バーを両手で握り、
足を地面から離してぶら下がるだけ。

目標タイムは20秒、これができるまでに3日かかりました。
ぶら下がっていると、肩や背中に痛みというか、
筋肉が伸びている感覚があり、だんだんキツくなってきます。
手にマメができるので、痛みとの闘いでもあります。

2.ジャンプ懸垂

地面を蹴ってジャンプして、懸垂バーの上まで跳ね上がります。
そのあと、ゆっくり上体を下ろしていきます。

これを3回×3セット 繰り返します。

ジャンプするだけなので、誰でも簡単に懸垂できます。

コツは、上体をゆっくり下ろすこと。
実は上がる時よりも、下ろす時に肩や背中に負荷がかかります。
負荷が一番かかる、下ろす作業がメインになります。

ジャンプ懸垂は、上がるときに、足の力を使って飛び上がるので、
通常の懸垂に比べて、効率的に鍛えることができます。

3.椅子を使って懸垂

椅子に足を付けた状態で、懸垂します。
通常の懸垂に比べて、上体の上げ下げの時に足の力を使うことができるので、負荷が弱まります。初心者でも簡単にできます。
ジャンプ懸垂に近いですね。

これも3回×3セット。
(実は筆者は、3回1セットしかできなかったよ、別にできなくても大丈夫)

1か月続けたら出来た

毎日コツコツやっていたわけではなかったですが、
せっかく買ったなら、ぶら下がってみようかな。

そんな軽い気持ちで、やっていました。

「毎日必ずやる!」

「何が何でも懸垂やるんだ!」

という気持ちではなく、

「お風呂入る前に軽く汗かいたほうが気持ちいかなぁ」

くらいで始めました。これがある意味、プレッシャーがなく、ストレスなく続けられた理由だと思います。

「目の前に懸垂バーがあるし、せっかくなら、、、」

という気持ちがおすすめです。

取り付け位置は、
・寝室の出入り口
・リビングの出入り口
など、普段生活していて、目に入ってくる箇所がおすすめです。

自宅だから、恥ずかしくない。

懸垂は、ジムや公園でもできますが、初心者は絶対自宅でやってください。

人の目を気にせず、自分のペースでできるからです。

ジムや公園で懸垂やろうとしているのに、1回もできない人を見たら、

「こいつ、何しとんねん? 恥ずかしいなぁ」

と思う人もいるかもしれません。私の昔は思っていたと思います。

がんばっている人にそんな失礼なことは、今では絶対に思いませんが、
筋トレ前の卑屈な私は、そんな恥ずかしいことを思っていました。

周りの目を気にしながら懸垂するのは
集中できないし、邪念が入るので、
あまりおすすめはしません。

懸垂1回できた後の自分を想像して、
今の懸垂に集中する。

これでいきましょう!

ぜひ懸垂やってみて

懸垂を1回できた自分。変わったことは以下の3つでした。

・成功体験ができた
・チャレンジする楽しさを知ることができた
・自分は努力を続けることができる人間だと、自信を持つことができた

懸垂が全くできなかったのに、1回できるようになった。
「できた!!」の成功体験が、メンタルの安定や強さに変わっていきます。

・メンタルの強化
・努力を続けられる自信
・チャレンジする勇気

これらを味わうのに、懸垂バー 4,980円は安すぎです。


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