正しくスパサラを作ることの難しさ
5月12日のごはん
朝ごはん アイスコーヒー
昼ごはん 普通のチャーハン
晩ごはん ペッパースペアリブ スパサラ 卵豆腐 にんじんのオーブン焼き
普通のチャーハンは、冷蔵庫にあった具材だけで作る、本当に清く正しい普通のチャーハン。今日の具材はズッキーニ・たまねぎ・レタス・ハム、卵。完璧なチャーハンだ。
今日の読書
『桃を煮る人』(くどうれいん)
『わたしを空腹にしないほうがいい』(くどうれいん)
本棚で目についたくどうれいんさんの本を読む。くどうさんは今後間違いなく作家界の中で中心にくる人だと思っているのだけれど、エッセイも小説も面白いのでほんとすごいなと思う。しかも(というかベースはそっちなんだけど)歌人でもあるんだからすごい。
本の中でファンの人に声をかけて飯を食うというシーンがあったけど、奈良で飯に困ったら声をかけてほしい。美味しい店に連れて行けるかはともかくとして。
★正しくスパサラを作ることの難しさ
晩ごはんにスパサラを作ろうと思った。スパサラことスパゲティーサラダは、マカロニサラダよりも目にする頻度が低いような気がするけれど、居酒屋の突き出しとかで出てくるとすごい嬉しかったりしません?
自分でも時たま作るのだけれど、いつも外で食べるものよりモソモソとした味になるのが難点だなと思っていた。けれどその割には「まぁでもこんなもんでしょ」と毎回適当に作っていた部分もある。ようするに向上していない。安西先生だったら怒るレベル。
今回は一念発起して、正しいスパサラの作り方を学ぶことにした。といってもインターネットで調べるだけだけれど。
その結果、とにもかくにも「水分を抜くこと」がどうやらスパサラには大切らしい。
まず玉ねぎやきゅうりは塩を振って水気が出たらとにかく絞る。これでもかと言わんばかりに絞る。
そしてスパサラ用にしめたパスタは水で絞めて、さらに徹底的に水けを取る。キッチンペーパーとかで拭く。
ここにマヨネーズや酢を入れることで、美味しいスパサラが出来る。どのサイトを見ても、調味料のことは各派閥いろいろあっても、この水気問題に関しては共通していた。
ので、今回はそこら辺を注意して作ってみる。
すると。
確かに見た目はここ最近で一番のスパサラ的ビジュアルを誇るものができた。これは期待できるぞ!と冷蔵庫に入れ、晩御飯の時に取り出したのだけれど、悲しいかなスパサラはすこしだけもさっとしてしまっていた(味はスパサラの味がしっかりして美味しかった)
なかなかうまくいかないなぁとしょげていると、ツマから「とにかくスパサラもマカロニサラダも、マヨネーズをどれだけ大量に入れられるかよね」と金言のごときアドバイス。確かにちょっと今回マヨネーズをひよってしまったかもしれない。
というわけで今回もスパサラはなんとなく微妙な味で終わってしまったので、次回スパサラでのリベンジが期待されるのでした。でもとりあえず大量に作ってしまったスパサラを片付けなくてはなので、しばらくは作らないな、スパサラ。
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