2026年のFIFAワールドカップに向けた「開催地ハンバーガー」を作ろう!
ワールドカップはハンバーガーのお祭りでもあった
この記事を書いている現在、世界中を熱狂の渦に巻き込んでいるFIFAワールドカップ2022 カタール大会(以下ワールドカップと書きます)。
日本も初戦でサッカー大国ドイツを破るというミラクルを起こしたりと、盛り上がりを見せております。これにはシュナイダーもびっくりでしたね。皆様も家で、あるいはパブリックビューや酒場なんかで、盛り上がって観戦しているのではないでしょうか。
世の中嫌なニュースもたくさんありますが、盛り上がれる時には盛り上がって少しだけホッとしたい、そんな気持ちもありますよね。
そんな気持ちを後押しするかのように「やぁやぁ我こそは一緒になって盛り上がりたい!」と背中を押してくれるのは、皆大好きマクドナルド。
マクドナルドは今回のワールドカップに併せて、今までのワールドカップの開催地にちなんだハンバーガーを『時をかけるバーガー』として販売しています。
この「時をかけるバーガー」では
2002年(日韓大会)・・・『こく旨かるびマック』
2014年(ブラジル大会)・・・『ワイルドビーフバーガー オニオンリング&チーズ』
2022年(カタール大会)・・・『ケバブ風チキンバーガー』
の3種類を販売。開催国の名物料理とハンバーガーをいい感じに組み合わせています。さすがマクドナルド。ハンバーガーでもワールドカップをお祭りにしていますね!
さて、常日頃食べることばかり考えて生きている人間として気になるのは
「じゃあ4年後はどんなバーガーがマクドナルドからでるのだろう・・・?」ということ。
開催国にちなんだバーガーを出すのは間違いない(多分)けれど、そういえば2026年のワールドカップってどこでやるの・・・?
と思って調べると、2026年のワールドカップの開催国はなんと3国同時開催で、カナダ・アメリカ・メキシコがその開催国として決定しています。
つまり、カナダ・アメリカ・メキシコ。それぞれのご当地バーガーを作れば、4年後の味を先取り、未来への「時をかけるバーガー」を味わえるのでは?
というわけで、2026年のワールドカップに合わせたバーガーを作ってみることにしました。
★アメリカバーガー★
最初に作るのはアメリカバーガー。
そもそもアメリカといえばマクドナルドそのものの本拠地でもあるので、普通のハンバーガー食べるだけでもアメリカバーガーは制したも同然なのですが、やっぱりちょっと付け足したくなるのが人情というもの。
そこで組み合わせるアメリカ料理に選んだのがこちら!
マカロニ&チーズ!(マッケンチーズと呼ぶとそれっぽい)
アメリカでは家庭料理としてだけでなくほぼすべての学校給食に採用されているなど、人気っぷり&知名度は折り紙付き。これこそまさにアメリカを象徴する料理と言えるでしょう!
さっそくハンバーガーに組み合わせていきます。
まずはマカロニ&チーズを作ります。
マカロニを茹でて。
茹で上がったマカロニにチーズをどさーと入れます。
素早く混ぜれば、マカロニ&チーズの出来上がり。
が、今回はここでは終わらない。バンズの上にハンバーグを載せたら
そこにマカロニ&チーズをドーン。
さらにバンズをのっけて完成。マカロニ&チーズバーガー!
早速ぱくりといただきます。
まず感じるのは、チーズの味とハンバーグの味が混ざることによるチーズバーガーとしての既視感。
この組み合わせが不味いはずはなく、さらにマカロニが加わることですさまじくボリュームのあるチーズバーガーへと昇華していきます。マカロニのもにゅもにゅとした歯ごたえがまたいいんですよね。
ケチャップとかピクルスとか入れるべきかなぁと思っていたのですが、マカロニ&チーズの塩気だけで十分に勝負できます。これは本場アメリカでも絶対どこかメニュー化してるだろうってお味・・・!
これを片手にコカ・コーラガブガブ飲みながらサッカーを見るのは中々楽しい時間になりそうです。
★カナダバーガー★
さて続いてカナダ!
実はわたくし、学生時代にカナダにホームステイをしていたことがありまして。めっちゃいいとこなんですよね、カナダ。老後に住みたいくらい。
当時から食欲旺盛なワタクシはホストマザー(料理好きなおばちゃんだった)に「カナダの伝統料理ってなんなの?」と聞いたことがあるのですが
「そんなもんないわよ」とあっさり言われた記憶があります。
wikipedia情報ですが、かつてカナダの首相も「カナダには料理の中でも最高の料理がある。それは様々な料理をごった煮にしたのではなく、寄せ集めたものである。」という発言をしたらしく、色んな歴史・地理的背景を持つ人たちが集まることで作り上げた国らしさが逆にありますね。
でもでも、あるんですよ、カナダにはうまいものが!それを使ってさっそくバーガーを作りたいと思います。
材料はこちら。
そう!サーモン!カナダはキングサーモンにはじまり、サーモンの種類も豊富。現地で食べたサーモンもとても美味しかった記憶があります。
マクドナルドという肉肉した世界にだって「フィレオフィッシュ」という魚メニューがあるくらいなので、期間限定だったらサーモンのバーガーが出てきてもおかしくないはず!
このサーモンにパン粉などをつけて揚げまして。
バンズにレタスを載せた上に置きます。
そして!ここに!
メープルシロップ!!
カナダはメープルシロップの生産量が世界一。原材料となるカエデが国旗に載るくらいですからね。ちなみにこのメープルシロップはケンタッキーでビスケットを買ったらついてきました。ある意味夢の共演。
このメープルシロップをサーモンの上にかけて
スライスオニオンを載せてバンズで蓋をしたら完成!
正直メープルシロップとサーモンの組み合わせはどうなのかと思いつつ、実食!
するとまぁこれが!
うんま~~~~い!
メープルシロップの甘さとサーモンフライの塩気がいい具合に混じっているのですが、さらに!メープルシロップの持つ薫香が美味しさを一気に二段階くらいレベルアップさせています。この薫香感のもたらす幸福は全く予想してなかった。
正直これはマクドナルドっていうか、フレッシュネスバーガー、いやいや、ちょっとしたホテルの1階カフェラウンジで出てきてもおかしくない味!お値段1200円くらいの味だぞこれは!!(ドリンク別)
コーラと一緒にというよりも、白ワインとか、アルコールとかと一緒に食べると言いかもしれません。ポテトもこれにつけるならあえて「フレンチフライ」って言っちゃいたくなるお味。ワオ、カナダ、ワオ。
★メキシコバーガー★
最後に作るのはメキシコバーガー。メキシコには行ったことはないのですが、前述のカナダのホストマザーから「あんたってメキシコ料理好きそうよね」と言われたこともあり、個人的に親近感を持っています。
そんなメキシコバーガーは、先ほどのカナダバーガーがやや高級な感じになったので、ハンバーガーらしいジャンクらしさを求めるバーガーにしたいと思いました。
というわけで材料はこちら。
そしてさらにこいつをトッピング!ドリトス!!
そう、メキシコと言えばタコス!このタコスをイメージしたハンバーガーを作っていきます。
まずはアボカドを潰したところにマヨネーズやレモン汁をイン。いわゆるワカモレ(アボカドで作るサルサ)を作り、ソースとして使います。
バンズにレタス、ハンバーグを載せたらこのワカモレソースを載せて
そこに先ほどのドリトスを砕いたものをトッピング。
後はバンズで蓋をすれば、メキシコバーガー「アボカドタコスバーガー」の完成です!
さっそく食べてみましょう。
まずですね、食感がイイ!!
バンズのモニュ、ハンバーグのグニャ、レタスのシャキに、ドリトスのザクザク感が、耳に心地よいです。
そしてお味はというと、これも当然うまい!
ワカモレソースとドリトスのスパイシーな味に、ハンバーグの攻撃力が上乗せされて、「うわージャンクなもん食べてるーーー!」という脳内麻薬がドバドバと出そうなこってり感です。人間、ジャンクなものを食べてる時にしか感じない幸せってありますよね。まさにそれ。
コーラに併せてもらうのももちろんいいのですが、やっぱりここはメキシコの伝家の宝刀、「コロナビール」と併せて食べたいところ!
このアボカドタコスバーガーは自分の妄想バーガーではありますが、他のマクドナルドの正規のハンバーガーたちもコロナビールには間違いなく合うと思うので、2026年の期間限定で、マクドナルドでコロナビール販売とかしてくれないものでしょうか。ワールドワイドな企業だし、本気出せばできそうな気もしなくはない・・・!
というわけで、メキシコバーガーも無事に完成!「未来へと向かって時をかけるバーガー」シリーズが出そろいました。
この中で本気で商品になりそう…と思うのは
「マカロニ&チーズバーガー」(マクドナルドで既にもってる材料にマカロニを加えるだけで出来そう)
と
「アボカドタコスバーガー」(ドリトスはともかく、アボカドはできそう)
あたりでしょうか。本気で当たりそうで自分が怖い。
答えは4年後にしかわかりませんが、当たろうと当たるまいと、その時は世界中でもっと気楽に、こういうバーガーを食べながら、日本や世界のトッププレーを応援できたらなぁと思います。
今回のワールドカップ、日本がどうなるかも気になりますが(注:まだこの時点で決勝トーナメントがどうなるか未確定なのです)、気になるあの国をイメージしたバーガーを作るのも、また楽しいと思います!
ハンバーガー大好きな方は是非チャレンジしてみてください!
サポートでより凝った料理記事などが書けます。よろしくお願いします!