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日記

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山本清流の日記です。日記の内容としては、範囲を限定しないつもり。限定したとしても、例外が絶対に出てくるから、あらかじめルールはつくらない。そのとき、書きたいことを書く。
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2024年4月の記事一覧

【人類滅亡論】500年くらいの計画なら、緩やかに滅亡できるのではないか。

【人類滅亡論】500年くらいの計画なら、緩やかに滅亡できるのではないか。

 こんにちは、山本清流です。

 今日は、人類を滅亡させることの倫理的問題ではなく、

 現実問題として、悲惨な事態を回避して絶滅させるにはどうすればいいか、について考えていました。

 なにより、僕の基本方針として、人類が繁殖する限り苦しむ命が消えないという前提から出発して、苦しむ命を救うために子供をつくらず、緩やかに、誰も苦しまず絶滅へと向かうことを目指す、というのがあります。

 誰も苦しま

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【人類滅亡論】アダムとイヴの罪とは何か。

【人類滅亡論】アダムとイヴの罪とは何か。

 こんにちは、山本清流です。

 今回から、僕が唱えている「人類は滅亡すべきである」という仮説を、いろいろな角度から検証してみようと思います。

 便宜的に「人類滅亡論」と呼ぶことにしますが、これは「子供を産まない選択をする人を増やしていくことで、人口を減少させ、やがて人類を絶滅させるのが、人類の幸福につながるのではないか」という考え方です。

 あくまで個人の考えであり、また政治的な主張をする意

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【日記】人類を絶滅させてあげたい。

【日記】人類を絶滅させてあげたい。

 ※これは個人的な考えです。

 おそらく、生まれてきてよかった人よりも、生まれてこないほうが幸せだった人のほうが多い、と思われる。

 単純な解決策として、少し過激ではあるものの、人類が絶滅すればいいのではないか、と思うことがある。

 今日は朝から気分が悪かったため、気がつくと、性交禁止法という新たな法律をつくって日本国民全員の生殖能力を喪失させ、日本人を穏やかに絶滅させることはできないか、と

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【日記】ミュージカル『キャッツ』を観に行ってきた感想。

【日記】ミュージカル『キャッツ』を観に行ってきた感想。

 3月6日に24歳になり、四半世紀に王手をかけた山本清流は、

 同日、名古屋四季劇場で好評上演中のミュージカル『キャッツ』を観劇するため、名古屋の地に踏み込んだ。

 電車を降りたときから人の波に揉まれ、四季劇場に到着したときには、すでに疲れていた。

 会場にはぐるりに黄金に輝くゴミが積まれており、テーマパークのようで、ワクワクした。

 僕の座席は一階の5列目の真ん中あたりだった。

 誕生

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【日記】ホテル清掃員の静かな一日。

【日記】ホテル清掃員の静かな一日。

彼はいつものようにホテル清掃の仕事に出かけた。ホテルの事務所に入ると、「おはようございます」と小さい声ながら挨拶をした。事務所にいた5人ほどの同僚たちは、合わせるように薄い反応であった。チーフ代行である桜木さんは目を合わせて挨拶を返してくれた。彼は桜木さんにイライラした態度を取られたことをいまだに根に持っており、その程度のコミュニケーションでは桜木さんを信頼することはできず、警戒していた。仕事が始

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【第三回山本清流賞】『ボルヘス怪奇譚集』に決定。

【第三回山本清流賞】『ボルヘス怪奇譚集』に決定。

 さあ、始まりました。

 山本清流賞は、完全なる素人である山本清流が直近の一ヶ月で読んだ小説の中からいちばん推せる作品を選出する賞です。

 今回は、2024年3月中に読んだ作品が対象となります。

 なお、自分のことは棚に上げているということをご理解ください。

 厳正なる審査の結果、第三回山本清流賞は、ホルヘ・ルイス・ボルヘス編、柳瀬尚紀訳の『ボルヘス怪奇譚集』に決定しました。

 候補作と

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【ショートショート】バランスの神

【ショートショート】バランスの神

 平等でなければいけない。
 道徳の時間にそう教わったことを僕は真に受けていたので、すべての人に対して平等に接するように心がけてきた。うっかり挨拶を無視してしまったときは、ちゃんと平等になるように、その日ずっと誰にも挨拶しなかったし、友達と喧嘩になったときには、喧嘩をしていない相手がいないように、すべての人を敵に回した。僕は器用ではないから、特定の人を贔屓できないだけかもしれない。
 バランスが崩

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