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【カムバック入社】より早く成長できる会社に戻って、20代最後を過ごしたかった。

こんにちは、スパイスボックス・採用広報担当の阿久津です。
今回は、2021年にスパイスボックスを一度離れた後に、再度2023年に入社された経歴を持つ佐藤萌花に、再入社をしたきかっけや、当時の心境について聞きました。

佐藤 萌花
2018年、スパイスボックスに新卒入社し、プロデューサーとして主に新規営業や、ソリューションのセールスを担当。3年目でスパイスボックスを退社し、美容業界でプロデューサー経験を積んだ後、再度2023年にスパイスボックスに入社。現在もプロデューサーとして新規営業を行いつつ、電子機器系や美容系のクライアントに対してSNS領域での総合的な提案などを行なう。
ファッションや美容、自分の年代に限らず20冊近い女性誌を全て読み、トレンドを把握することが日課。現代アートが好きなので美術館巡りも趣味。

ファッション業界志望からスパイスボックスへ

——そもそも広告業界を目指したきっかけは?

大学では被服学科でファッションの勉強をしていたので、元々広告業界志望ではありませんでした。ただ、ファッションというジャンルをコミュニケーションから設計できるようになりたいなという考えがあり、インターンでお世話になったスパイスボックスにそのまま入社を決めました。

学生時代は、ファッション×デジタルの融合についても勉強していたので、当時のカンパニー長にポートフォリオや卒業論文を見せたとき、「スパイスボックスにマッチしているよ! 受けてみない?」と言っていただけたことが決め手になりました。

——実際に入社して、どんなスキルが得られましたか?

若手から裁量権を持つことができる分、待ちの姿勢で言われたことをやるのではなく、自分で考えて進める力が鍛えられました。上司から与えられた範囲だけをやる会社も多い中、スパイスボックスでは当たり前のカルチャーになっていたことを離れてから知りました。スパイスボックスは、自分で考えて行動したい人には向いていると思います。「とりあえずやってみよう」という精神の人にもおすすめです。とりあえずやってみて、そこから得た経験を通して学んでいく、というスタイルを私も大切にするようになりました。


他社から見たスパイスボックス

——外から見て感じたスパイスボックスの良い点・課題点はありますか?

当時は、SNSのビッグデータを扱ったスパイスボックスの独自調査を実施して、プロモーション施策には携わらないこともあったので、クライアントに貢献できている実感が薄く、もっと長期的に関わりたいという想いがあり、転職を考えました。実際に転職した先では、SNSアカウントを起点にしたプロモーションの領域をひとつの顧客のパートナーとして数年間コンサルティングする立場で、その想いを実現することはできました。長期的にパートナーとして関わってPDCAを回すことは重要ですが、一方で、実施する施策の内容が毎年、似通ってしまう傾向もあるので、毎回同じ業務がルーティン化し、変化があまりないのも事実です。いい経験を積んだものの、自分のような新しいことにチャレンジしたいタイプの人には長く働くうえでは合わなかったのかもしれません。

スパイスボックスのように同時に複数の案件を任せてもらえることは大変ですが、飽きる暇なく業務をできる点は魅力であり、案件ごとに社内で関わる人も変わるので、必然的に社内コミュニケーションが生まれて、社内全体の動きも掴みやすいです。案件を複数持つことにも、実は良さがあったんだと気づきました。1つのクライアントのパートナーを担ったり、特定のカテゴリ(私の場合は美容業界)を極めたりしたいと思って転職したものの、一長一短や適正がありますね。


戻ろうと思ったきっかけ

——再度、スパイスボックスに戻ってこようと思ったきっかけはなんですか?

前職も福利厚生や労働環境面は整っていたのでネガティブな気持ちはありませんでした。しかし、30歳まであと2年と逆算したとき、自身のスキル面で不安になることもありました。そのタイミングで、スパイスボックスの社員さんから戻ってこないかと声をかけてもらったことがきっかけです。

私がいた当時はソリューションのセールスが中心だったのですが、今はデジタルマーケティングを軸にしつつも、IMC(※)の提案も増えたことや、1つ上の先輩たちがキャリアアップして重要な役職についたことも知り、残りの20代はスパイスボックスで成長しよう! と思いました。

(※)IMC
Integrated Marketing Communicationの略で、日本語では統合型マーケティング・コミュニケーションの意。

経営層も大きく変わっていなかったので、働く人や社風がすでに分かっていることは安心できます。戻るか検討している期間にも、色々な方とご飯に行って「ぶっちゃけどんな感じですか?」と聞けましたし、内情をしっかり理解できた上で判断できることも大きかったです。

カムバック入社をしてみて

——久々にオフィスに来て驚いたことはありますか?

女性の若手社員さんが増えていることにビックリしました。また、自分が若手の時よりも今の1、2年目の子たちのしっかりしている様子や、活躍している様子にも驚きました。優秀な子たちがたくさん育っているんだなと嬉しくなりました。若手が本当に営業を頑張っていて、かつ自分たちで仕事を作るマインドがある分、他社の1、2年目よりもできることの範囲は広いと思います。

私は他社で得たスキルやナレッジを還元しなきゃ! と思っていた部分もあったのですが……先輩方もみなさん本当にレベルが高くて、提案書のクオリティも上がっていて、あれ? 還元できることはあんまりないかも? とむしろ焦りました(笑)。

業務面や働き方の面では、大きく変わったことはありませんでした。事例や業務内容、提案資料、ナレッジなどがまとめられた「社内のナレッジポータル」があったので、見たり調べたりしたら分かる仕組みになっていたことは助かりました。

——働いてみて、プレッシャーに感じることはありますか?

正直、プレッシャーを感じるときがあります(笑)。自分が何を出来るか提示した上で転職するので、入社したら当たり前のようにパフォーマンスすることを求められます。新卒の時みたいにポテンシャルも加味して入れるわけではないので、早く成果を出さなきゃいけないなと。ただ、困ったら相談したり、ご飯に行ったりできる先輩がすでにいることは以前からの関係性が続いていたからでもあるので、カムバックしたことのメリットだと感じていて、とてもありがたいです。

——最後に、今後挑戦したいことなどはありますか?

この数年で、クライアント側のデジタルマーケティングに対するリテラシーもかなり上がっているので、単にインフルエンサー施策や、SNS運用だけを単発で実施していくのではなく、よりパートナーとしての価値提供を求められています。そこで、IMC的な提案を自ら推進していくことで自分の提供価値をあげることを中期的な目標に掲げました。スパイスボックスらしくもあり、自分らしくもある。それでいてクライアントも大満足になれる象徴的な案件を創りたいです!

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