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【Award受賞者インタビュー】肩書きや担当領域にとらわれずにチャレンジした1年を振り返る

デジタルコミュニケーションカンパニー(デジタルを使った広告コミュニケーション事業を行う)スパイスボックスでは、若手からベテランまで、半期で最も活躍した社員を表彰するアワードを実施しています。

過去には、年間売上20億円の契約をまとめた社員や、先端テクノロジーを活用したイベント施策でクライアントから大きな評価を得た新人とベテランのコンビなど、さまざまなメンバーがリーダーミーティングを経て選ばれ、受賞しています。

受賞したメンバーに活躍の秘訣や働く上で大切にしていることをインタビューする本企画ですが、今回は中途で入社し、現在は同じチームで働いているという共通点のある2人に対談形式で振り返ってもらいました。


担当領域外のことにもチャレンジできた

——当日会場で、受賞を知った瞬間の気持ちを教えてください

前徳 夏帆 (アカウントプランニング局 ストラテジックチーム プランナー)

年間で最も印象的な活躍をした、社会人歴4年以下のメンバーに贈られる「ヤング・オブ・ザ・イヤー」を受賞。
大型競合コンペでの勝利や既存顧客の拡大など、全社にインパクトを残す案件をリードし貢献した点が評価されました。現場にいながらも俯瞰した視座で事業戦略への提言やアクションを能動的に起こせている点を評価する声も集まりました。

前徳:スタッフ職が受賞することは珍しいと思うので、驚きました。目の前の案件に向き合うことだけで、一生懸命になっていた部分もあったので、たくさんの評価ポイントを見て、すごく嬉しい気持ちになりました。

西山由真 (アカウントプランニング局 クリエイティブチーム プランナー)

戦略商材の成長/発展性に寄与したコミュニケーションプランニングのインパクトを残せたメンバーに贈られる「リードプランニング賞」を受賞。
クリエイティブのアウトプットに対するクライアントからの満足度も高く、主要クライアントでのリピートの依頼を複数いただいた点が評価されました。クリエイティブプランニング力の他に、高いアートディレクション力を提案時にも発揮したことが受注に繋がるなど大きく貢献。

西山:私も全く予想していなかったので、名前を呼ばれたときは驚きましたが、同じクリエイティブチームのメンバーや、同じプロジェクトに携わるプロデューサーのみなさんがものすごく喜んでくれたので嬉しかったです。「クリエイティブチームの誰かに獲ってほしい!」とお互いに想いあっている素敵なチームだなと。

——この半年間で、チャレンジしたことはありますか?

前徳:すべてを先輩に頼るのではなく、私自身が進めていく意識を持つようにしました。結果、デジタル領域だけでなく、全体予算でのプランニングも任せてもらえるなど、これまでやってこなかった領域にもチャレンジすることができました。

西山:私は、提案時から完成見本を作り込んで資料に入れることを意識しました。クライアント的にも最終的なアウトプットをイメージしやすく、受注につながった部分があるという評価を聞いて、こだわってよかったなと思いました。

前徳:私は、予算などの規模感が大きい案件の提案に入ることも増えたので、半年前より受け持つ責任の大きさが増えているのですが、西山さんはどうですか?

西山:自分が関わった案件の予算感などを、アワード後に振り返ったのですが、すごく大きな予算の案件を任せてもらえるようになったんだなと改めて感じました。同時に、外部の制作会社の方たちと協力する機会も増えたので、みんなでよりよいクオリティを求める経験ができました。


同じ「プランナー」でも得意分野は違う

——ストラテジックプランナーとクリエイティブプランナーの違いは何ですか?

前徳:ストラテジックプランナーは、コミュニケーションやプロモーションの戦略/方針を考えるプランナーになります。クライアントから提示された課題感に対して、本当にその課題設定であっているのか? 他に考えられる課題はあるか? という検証をしつつ、設定した課題に対して、より最短距離で解決するにはどうするべきか?の戦略/方針を考えます。戦略だけでなく、施策の全体設計まで考えて、西山さんのようなクリエイティブメンバーと話すことも多いです。

西山:もらった方針や流れを踏まえた上で、具体的な施策内容を考案するのがクリエイティブプランナーです。施策に必要なコピーの開発やビジュアル制作などのアウトプットに関する面まで担うことも多いです。課題に対してどんなことを打ち出したら世の中が反応しそうかを考えて企画しています。

前徳:私たちも社会からどんな反応が返ってきそうかを意識しているので、共通点も多そうですよね。他にもクライアントが持っているブランド調査の結果や、スパイスボックスが実施した調査でわかったSNS上のデータなどを見ながら、方針を決めていきます。

——日常生活において、インプットはどのくらい意識していますか?

前徳:おそらく、かなり意識している方だと思います。学生の頃から習慣づいていたわけではないのですが、スパイスボックスに入社してからはマーケティング系の記事を小まめに見たり、本を読んだりするのが日課になっています。クライアントからも「この本読みましたか?」「この事例知っていますか?」と聞かれることもあります。

西山:私も、前職よりもスパイスボックスに来てからのほうが情報の摂取量は多いです。みなさんアンテナが高く、ミーティング中や企画会議のブレスト中にも他社事例の話がたくさん出てくるので、どんどん知見が溜まっていきますよね。

——やりがいはどこにありますか?

西山:自分たちの考えたものが世の中にそのまま出て、誰かが反応してくれるということが、やりがいであり、おもしろさですよね。頭の中やパソコン上で考えたことが形になっていく過程も楽しいです。

前徳:ちょっとうらやましいです(笑)。私が考えている戦略部分と最終的なアウトプットは、繋がってはいるのですが、考えているときはどんなクリエイティブになるかはまだ検討もつかないので。考えたコピーやビジュアルが形となって世に出せるのはおもしろそうですよね。

西山:たしかに、前徳さんは撮影の立ち会いとかも基本ないですよね。逆に、考えた戦略通りに生活者からの反応もあって、バズを生み出せるのもおもしろそうです。

前徳:たしかに、そこはやりがいですね!

——プランナーとして、どんなことを心がけていますか?

前徳:プロデューサーの視点に立つことです。プロデューサーは、私の提案に対して「クライアントならどう思うか」を常に考えているので、私自身もそのフィルターを通してから、社内メンバーだけで行うミーティングに持って行くようにしています。

西山:私たちクリエイティブプランナーはもっと生活者に寄って考えることもあります。クライアントが伝えたいことだけを形にしても、生活者からの反応は来ないときもあるからです。プロデューサーの目線も交えながら、クライアントのやりたいことと、生活者が反応してくれそうなこととのバランスを整えていくのがベストなんだろうなと思います。

——お仕事の面では、お互いどんな印象ですか?

西山:半期に1案件、これまでの累計だと3割ちょっとくらいは同じ案件に携わっていますが、前徳さんは常に動き続けている印象です。

前徳:隙間ができると不安になってしまうので、意図的に忙しくしたいタイプなんですよね。

西山:前にも、忙しいことに抵抗がないと聞いていたので、ちょっとしたことでもすごく相談しやすいです(笑)。プロデューサーがクライアントからの与件を咀嚼出来ていないときに、私は一緒になって迷子になってしまうタイプなのですが、前徳さんに入ってもらうと散らかっている要素をスっと整理してくれるので助かります。とっても円滑に進められています。

前徳:たしかに、円滑ですよね。西山さんとは得意範囲が異なるからこそ、上手くお互いの意見を融合させながら進められてる気がします。


“肩書き”にはない領域まで挑戦できる

——スパイスボックスの好きな社風はありますか?

前徳:チャレンジしたいことをアピールすれば、後押ししてくれるところが好きです。SNS領域だけでなく、​統合型マーケティング・コミュニケーションの領域まで広げて戦略を立てたいと伝えていたら、先日ついに任せてもらえることになりました。

西山:ちょっと似ていて、“肩書き”にはないことまで挑戦できる時があるなと。「クリエイティブプランナーとはここからここまでをやる人!」って定義されすぎていないところが好きです。個々が本来の領域からは少しズレた範囲でも力を発揮できています。

——今後のキャリアはどう考えていますか?

前徳:ちょうど迷っているところです。色々やらせてもらった結果、どの領域や分野で特化した人材になれたらいいのかなって考えています。またプロデューサーに戻って経験積んだほうが、「戦略も書けるプロデューサー」として強くなれるのかな? プランナーとして領域をどんどん広げていったほうがいいのかな? と悩んでいます。

西山:私も今後のキャリアが明確には考えられていません。ただ、やってみたい仕事で言うと、最近はオフラインのイベントを通して生活者とコミュニケーションを取りたいクライアントが増えてきているので、もっと経験してみたいです。この前携わったイベントでは、クライアントもイベント会社もスパイスボックスもワンチームで作り上げた感じがすごく楽しかったです。それに、その場でお客さんの反応を見れるのはやっぱり嬉しいですよね。

前徳:SNS上ではとどまらない施策を私もどんどんやってみたいです!

西山:今後も、ぜひ一緒に作っていきましょう!

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前徳さんは2022年度にも受賞しています!

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