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【Award受賞者インタビュー】毎日奮闘する姿を互いに知る、4年目同期の今とこれから

こんにちは、スパイスボックス広報の阿久津です。

デジタルコミュニケーションカンパニーのスパイスボックスでは、若手からベテランまで、半期に一度活躍した社員を表彰するアワードを実施しています。

今回は2022年下半期で、受賞した4年目社員2人に話を聞いてきました。


前徳 夏帆(アカウントプランニングチーム)
戦略商材の成長/発展性に寄与したコミュニケーションプランニングのインパクトを残せた人を表彰する「リードプランニング賞」を受賞したストラテジックプランナー。
宮尾 歩実(広告運用チーム)
当期のBefore→Afterで、大きな成長インパクトをつくれた人を表彰する「事業成長インパクト賞」を受賞。

それぞれのチームで活躍する2人

——はじめに、直近の業務内容について教えてください

前徳:私は入社当初は営業チームにいましたが、1年前から今のアカウントプランニングチームへ異動しました。基本的に競合プレゼン(※1)への参加が多いです。博報堂のチームにも参加してデジタルやSNS領域の提案を書くこともあります。最近は提案回数も増え、1人でやる領域も増えたので毎日充実しています。

競合プレゼン(※1)
クライアントからオリエンテーションを受け、それに対して数社が行うプレゼン

宮尾:私も最初は、営業チームにいたのですが、自ら希望して広告運用チームに異動して2年半が経ちました。広告の提案から実際の運用、最後にはレポートの提出までが基本の業務になります。チームにはどんどん新しい方がジョインしてくれているので、基礎的な部分を教えたり、ユニットリーダーとして皆さんの進捗具合や稼働状況の管理も行っています。

受賞できた理由について

——受賞したときの気持ちを教えてください!

宮尾:個人的には前期にかなり頑張っていたので「今!?」とは思いました(笑)。納得感を得るために受賞理由を聞きに行ったのですが、チーム立ち上げから今に至るまでの全体での評価をしてもらえたみたいで納得しました。最近は、与えられている役職以上の範囲もできるようになっていたので、受賞できて嬉しかったです。

前徳:宮尾ちゃんがチームの立ち上げから頑張っていたことを知っていたので、純粋に嬉しかったです。私は「これから頑張るぞ!」というタイミングでの受賞だったので自分ではすこし不思議に思いましたが、前年度までの営業プロデューサー経験を活かした提案進行/案件への向き合いを高く評価していただいた部分も多くあったみたいで、入社してから身につけてきた経験やスキルがきちんと繋がった気がして嬉しかったです。

宮尾:仕事内容は違いますが、同じ場所で仕事をしていたから、前徳ちゃんが毎日奮闘していた姿を思い出して嬉しくなりました。今も大変な場面があると思うけど、楽しみながら仕事に取り組んでいる様子が伝わってくるので、受賞に繋がったことが素敵だなって。

——働く上で大切にしていた価値観や意識していたことはありますか?

宮尾:1つの物事に対して複数の視点を持つことです。広告という限られた領域の提案であっても、生活者の視点やクライアントの視点、協業代理店の視点など様々な角度から考えるようにしています。

前徳:私も上長から複数の視点を持つように教えられたので意識しています。クライアントの視点で言えば、色んな課題感を持っている中で、まず1つの課題を解決するためにアクションをするべきというチーム全体の指針になることを考えたり、競合プレのときは、他の会社と比べて、スパイスボックスがより得意なこと/クライアントに貢献できることは何かを考えた上でプランを作ることもあります。

宮尾:他には、チームのメンバーに仕事を依頼する際に、この仕事をすることでどういったプラスや成長を得られるのかを明確に伝えるようにしています。「なぜやるのか?」を理解できると気持ちよく仕事ができると思うんです。ただ、他人に頼る前に自分で動く! 自分が入っている案件はすべて自分ごと化して積極的に動くことも大切にしています。

前徳:私も最初の打ち合わせにはタタキを持って行くようにしています。実際に最終案で採用されてもされなくても議論のタネになるので、最初から無駄なくスムーズに進められるなと。入社1年目でアカウントプランニングチームにいた頃は知識量も足りなかったので、初回の打ち合わせで先輩と同等に話し合うことは難しく、事前準備がとても大切だと学んだことがきっかけです。

——たまたまですが、それぞれが、上長と2人でチームの立ち上げを行っていることは共通点ですね。

前徳:スパイスボックス内でも特殊な自分と先輩の1対1のチームになるので、時間をかけてもらえる分、細かく見てもらえました。

宮尾:私も同じく先輩と2人で立ち上げたチームだったので、手取り足取り教えてもらうというよりかは、一緒に手探りで学んでいく感じでした。プランニングなどの大枠に関しては先輩が担当しつつ、細かい場所に関しては、先輩よりも知識が身についている自信があります。

前徳:一方で、すぐ上の存在が上長だと、現時点での自分の進捗が分かりにくいなと思ったことがあります。5年目くらいにはこのくらいできないと、7年目ではあの先輩くらいか……など、プロデューサー時代は歳の近い先輩を見ればなんとなく分かったのですが、今は先輩が上長でかけ離れているので、自分の成長が順調なのか、遅れているのかがわからないなと。

宮尾:すごく共感します。目標や目安となる先輩がいない分、キャリアステージ(※2)を参考にするようになりました。

キャリアステージ(※2)
会社が求める「業務遂行におけるスキルレベルや責任範囲」をステージごとに示したもの

同期という存在

ーー同期で同じ案件を担当することもありますか?

前徳:私たちの代は珍しく、同じ案件を担当したことはないのですが、担当してみたいです!

宮尾:してみたい! 仕事以外での接点は未だに多く、卒業した子も含めて温泉に行ったり山荘に泊まったりしています。

前徳:今年は、2月に新年会をしたのが最後ですけど、そろそろまた集まるかもしれません。夏ですし!

宮尾:仕事の話や恋愛の話、キャリアの話などさまざまなことを話します。私と前徳ちゃんは新卒でスパイスボックスに入社していて、他の会社のことはわからないので、卒業していった同期の状況を聞けることは、自分のこの先を考えるいい機会になっています。

——2人がスパイスボックスに残っている理由は?

宮尾:環境が大きいですね。私は特定の領域やスキルを磨くために入社したというよりは、自由で誠実な社風に惹かれました。4年経った今でも変わっておらず、自分が面白い! チャレンジしてみたい! と思ったことを立場が上の人にも積極的に言いやすかったり、納得できないことがあっても筋道立って答えてくれたりするので、納得感を持って働けています。

前徳:たしかに風通しはいいですし、皆さん意見を聞いてくださるので、環境面でのストレスがないことは大きいです。あとは、考えることが好きな私の性格と、日々の業務内容が合っているので苦にならないんですよね。

宮尾:私も性格と仕事がマッチしていると思っています。広告領域は、流動的かつ定期的に媒体側でアップデートが行われるので、今日と明日とでやり方が変わるんですよね。毎日飽きる暇もなく、新しい情報を入れ続けられて、学び続けられる感じが私は好きです。最近楽しいと思える業務も増えてきています。

——最後に、抱負をお願いします!

前徳:この1年間は1人でも提案ができるように基礎を作ってきたのですが、今年も引き続き基礎を学びつつ、私が目指すプランナー像を、社外の方も見ながら固めて、その目標に向かって頑張りたいです!

宮尾:案件に関わるクライアント、社内メンバー、協力会社、生活者などすべてのひとがハッピーでいられる仕事にしたいなと思って働いています。誰かが嬉しい思いをしていても、他の誰かが苦しい思いをしていたら健全とは言えないなと。「仕方ないよな」と諦めずに考え続けたいです!