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ノンクリエイターだからこそ見つけたスパイスファクトリーの当たり前

スパイスファクトリー人事の北澤です。
2021年8月にスパイスファクトリーに入社し3ヶ月経ちました。

軽く自己紹介しますと、前職が広告業界におりまして、その前はメーカー・サービス業・金融と畑違いの業界を渡り歩いて参りました。
スパイスファクトリーは大きな括りでいうとIT業界、もう少し範囲を狭めるSI業界のプレイヤーですが、この業界に身を置くのは今回が初めてです。

手前味噌ですが、自分はある程度柔軟性のあるタイプだと思っていましたが、新進気鋭に見えるこの組織で私が力添えできることはあるのかと入社前には一抹の不安を感じていたものです。

そんな私がスパイスファクトリーに入社して感じたことを綴っていきたいと思いますが、ノンクリエイターだからこそ見つけたスパイスファクトリーに根付く文化を、特にクリエイターの方々にお伝えすることができたら嬉しいです。
お読みいただく方によって捉え方は異なるでしょうが、エンジニアやデザイナーといったクリエイター主体の会社で、管理部門の人間が日々どう感じているのかを知っていただけたり、新しい気付きになっていただければ幸いです。

合理的なエンジニア文化

当社はエンジニアが立ち上げた会社です。そのため合理的な考え、具体的には無駄を排除して効率的にものづくりをしていくことを正義としている雰囲気があります。

合理的というとちょっと冷たい言葉に聞こえるかもしれませんが、当社でいう合理的とは、否応なしにバッサリ切るようなものではなく、
「本質的な課題は何か?」「それを解決するための適切な手段は?」
という視点で議論し、その結果取り入れるもの、なくしていくものを決めていきます。

私自身、過去に在籍していた会社で、情緒的な判断に出くわすシーンがそれなりにありました。

・昔からの慣わしだから。
・良さそう!採用!(何が良いかは言語化できないけど)
・お客さんがこう言っているからそれで。

もちろん、人事としては情緒的な面とも向き合うことは大切なのは認識しています。
但しそれだけではダメで、改善すべき問題に対して根本的に解決するアプローチを考え抜くという発想が軸にないと、上記のような情緒的な判断に至ってしまったり、手段が目的化してしまうことは、結構ありがちなことだと思います。

この課題認識と解決手段を考え抜いていくという軸が、スパイスファクトリーはしっかりしている。
それは日頃の業務におけるシステム開発フローやデザインシンキングが大いに働いているからなのだなと日々感じます。と同時に、課題認識と解決手段を考え抜くってビジネスの基本だなと改めて気付かせてもらえます。

加えて言うと、「入社したばかり」「若い」「経験がない」という発言者のバックボーンは関係なく議論がされることも合理的な考え方だと思います。だって目的は課題を解決することですから、そのために発言者のバックボーンって関係ないですもんね。

コミュニケーションが好き

ごめんなさい。
エンジニアやデザイナーって職人気質というか、周囲とのコミュニケーションを積極的にとらなそうと、前職広告業界で毎日文化祭のような雰囲気に浸かっていた私は想像しておりました。
しかし、お一人お一人とお話したり、懇親会イベントで会話するとこのイメージが崩れて、「結構みんな、おしゃべりじゃないか」といいギャップを得られました。

事例の一つとして当社の文化をご紹介しましょう。
当社には分報と言う社内向版TwitterのようなものをSlackで運用しており、全社員にオープンになっています。今何しているか・何に興味を持っているか・はたまた業務とは関係ないこともつぶやいてOKなのです。

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モザイクのせいで怪しい組織のように見えちゃってますが、いたって真面目な会社ですのでご安心ください笑
このようなフランクなやり取りも日常茶飯事。リモート勤務の中でも人柄がわかり、対面時に雑談するきっかけにもなりますよね。

こういったコミュニケーション風土は、チームで仕事をしているという意識が強いことも影響しているのだと思います。互いに尊重しているし、偏見もなく、わからないことも部門を越えても大変聞きやすい雰囲気です。当然、変な牽制もないですし、不要な駆け引きもございません。
こういうところを課題に感じている日本企業の会社員の方、悲しいことに意外と多いのではないでしょうか。世間の転職理由のトップは「人間関係」ですしね。

まとめ

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この記事を書きながら気付いたことがあります。
スパイスファクトリーとは非常にシンプルにクリーンなことを、ただただ当たり前におこなっている組織だということを。

人事としては、「うちの会社ってこんなユニークなことやってます!」と就職活動中の方たちにアピールしたい気持ちって出てくると思うのですが、よくよく考えると、当たり前のことをちゃんとやっているということが最大の売りポイントではないかと感じます。
「当たり前」の定義も難しいという新たな議論が出てきそうですが…今回は置いておきましょう。

当たり前ができていない組織って結構多いのが悲しいことに日本企業の現状かと思います。
それを変えるロールモデルに私たちCorporateチームがなることを目標に、この組織の発展を支えたい!という気持ちを締め括りの言葉とさせていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


スパイスファクトリー株式会社
世界がより良い方向に向かう"触媒"であることをビジョンとし、他の先進国に比べてデジタル化が遅れていると叫ばれる日本において、より社会貢献性・公共性の高い領域でのDXを促進し、デジタルの力を使っての社会課題解決を目指しています。代表を含めエンジニアが4名で立ち上げ、創業以来5年間、売上高は継続して150%成長。人数も直近1年間で2倍の60名規模になっています。

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