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第2回『スピカワークスインターン広報』! <後編>

こんにちは!
スピカワークスの新人編集者・小屋です。

第2回スピカワークスインターン広報』では、2022年度(第1回)インターン生4人にご協力いただき、【ミニインタビュー】を行いました。

先日公開した前編では、インターン応募に至るまでのきっかけや決め手、活動期間中における代表・鈴木とのコミュニケーションの感触など、「応募の理由」「スピカワークス代表・鈴木の印象は?」の2点について、さまざまなお話を伺っています。
弊社のインターンに興味を持ってくださったみなさまの不安や疑問などを、少しでも解消するための記事として、ぜひご一読ください❀

そして後編では、「インターン課題に取り組んでみて」「インターン活動への感想」の2つをご紹介!

初めて編集者の仕事に触れてみて感じたことや、スピカワークスのインターンに参加してくださった4人のそのままの感想をお届けいたします。
どうぞ最後までお付き合いください!

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ー インターン課題に取り組んでみて

<インターン課題>
今まで触れてきた作品の中から好きな一作を選び、何に一番感動したか、キュンとしたか、面白かったかなどを、自分の言葉で伝える。なお作品のジャンルは問わない。

<ワークショップ>
インターン生4人と、スピカワークス・鈴木、小屋が参加。開催はオンラインで、インターン生はPowerPointを使ってスライドを作り、課題に沿った作品を毎回一人ずつ発表する。一人あたりの持ち時間は5分。「自分の”好き”を、相手にわかりやすく伝えられるようになる」ことを目的として、複数回行った。

Sさん
“お題”だけが決まっていて他の規定などが一切ない課題だったので、「型にはめずに一からスライドを作っていく」という過程がとても新鮮でした。自分の「好き」のテンションを、言葉とスライドで画面越しにどうしたら上手く伝えられるのか、ということが大変だったなと思います。それだけでなく、他インターン生のスライドもとても勉強になったと感じています。プレゼンテーションの切り口や進め方も各々違い、毎回新鮮な発見がありました。

Mさん
「自分の思いを相手に伝える」という、初めて聞いたときはシンプルな内容だなと思ったのですが、とても難しかったです。自分の感覚をテーマや伝える相手に合わせて調節することが、いかに大切であるかを突きつけられたように思います。毎回反省点が多く、よく落ち込んでいたのですが、自分自身や言葉と向き合う経験を濃密に味わえたことは間違いなく財産になりました。

Tさん
コンテンツを紹介・おすすめする課題では、それを知らない人に魅力をどう伝えるか、どう興味を持ってもらえるかを意識しました。話の順序を考えると言いたいことがたくさん出てきてしまって、「5分間」という制限の中に収めることが1番難しかったです。さらに、他のインターン生の発表や自分の発表への感想・意見、鈴木さんからのフィードバックなどを受けて、短い時間で確実に相手に興味を持たせるためにはどうしたらいいかを考えることができました。

Oさん
“自分の言葉で「好き」を説明する”ことの難しさを知りました。自分が心を動かされる理由を分かっているつもりだったのですが、それを分かりやすく誰かに伝えるとなると、言葉に自分の感情を乗せるのが難しかったです。初めての発表の時にはその課題点が顕著に表れましたが、他のインターン生の発表から気づきを得て、2回目の課題では少し改善することができたと思います。誰かに何かを伝えるとき、語り手の思いが乗っている方が伝わりやすいこと、またそれは練習していけばできるようになることを学びました。

ー インターン活動への感想

Sさん
インターンでフィードバックをもらったり質問会を開いてくださる機会があったのですが、そのときに鈴木さんが話していたことで印象的だった内容があります。「相手のことを知るためには、教えてもらうには、自分のことも話さないといけない」ということです。今までは自分の意見や話が、誰かにとって価値のあるものだとは思えませんでした。ですが、鈴木さんのお話を聞いて、「確かに、何も情報開示してくれない人に自分のこと話したくないだろうな……」と、とても納得しましたし、勉強になりました。そのときから、自分の話をすることへの抵抗が減って、ワークショップで行ったプレゼンテーションでも自分の「好き」を相手にも好きになってもらえるよう心がけていけたのではないかなと思っています。

Mさん
率直に幸せでした! 大好きな作品の作家さんや担当編集者さんからお話を伺える機会は貴重だと思います。漫画の成り立ちや編集の仕事の内容・極意など、通常では知ることのできない世界に触れられて、とても嬉しかったです。この場で得られた学びやモノの考え方は「出版」や「少女漫画」の垣根を超える一生ものだなと思っています。インターンに応募したあの冬に戻れたら、絶対にまた応募したいです!

Tさん
「編集者になりたい」と思っていても、実際の編集者の仕事はどういうものなのか、1つの作品ができるまでの流れや扉ページ・帯に載せるテキストの作り方など、知らないことばかりだったことを実感しました。課題や鈴木さんのお話を通して、少しずつ編集者の仕事について学ぶことができただけでなく、自分とは違う視点を持つ他のインターン生からの刺激が大きかったです。それぞれが違う好み・感性を持っていて、知っていること、知らないこと、知りたいと思うことが違う人たちがいるからこそ、このインターンでの学びがより大きくなったと感じています。

Oさん
少女漫画編集について学びながら、自分を見直すことのできるインターンシップでした。少女漫画編集のプロセスや極意について、少女漫画編集者の鈴木さんから教えていただくことができて、本当に貴重な機会をいただきました。実際に会社にお邪魔すること、少女漫画家の先生のお話を聞けることもあり、裏側から編集の世界を覗くことができたと感じました。
また、このインターンシップでは素敵な出会いをいただけたと思っています。鈴木さん、小屋さんはもちろんですが、他のインターン生の方々からもたくさんの刺激をいただきました。多様な思考に触れることで自分のことを知り、視野を広げることが出来たと感じます。

代表・鈴木コメント

スピカワークスでのインターンに参加してくださった4人のメンバーの皆さん、どうもありがとうございました。
編集者の基本は「自分が良いと思うものを他人に紹介する」ことだと思っているので、まずはその基本を体験してもらいました。他の誰かに自分の「好き」を伝えることは意外に難しいし、照れや恥ずかしさ、自信のなさなど色々な自己縛りも突破しないとできません。でも、本当に好きだと思っているのであれば、その気持ちは必ず伝わるものです。最初は緊張していたと思いますが、段々と慣れてきて、それぞれの個性が感じられるようになった発表も楽しかったですし、インタビューやガイダンスなどで積極的に質問してくれたのも嬉しかったです。これからどのような道に進まれたとしても、自分が大事にしているものが他の人に伝わるように頑張ってください。
そして、この記事を読んでスピカワークスでのインターンに興味を持ってくださった方がいたら、次のインターンでお会いできるのを楽しみにしています。よろしくお願いします。

小屋コメント

皆さんとインターン活動期間中に一緒にお仕事をする中で、改めて再認識したことがあります。それは、作品について誰かと語り合う楽しさを大事にしていきたいということです。その気持ちこそが、相手にも自分自身にも、<知りたい・読みたい>という気持ちが生まれる第一歩になるのだなと感じました。
コロナ渦で大変な時期の活動だったかと思いますが、インターン本当にお疲れ様でした!

改めまして、2022年度(第1回)スピカワークスインターンに参加していただき本当にありがとうございました!

これからもスピカワークスではインターン募集を予定しておりますので、今後のお知らせをお待ちください☆
(スピカワークスインターン広報のほうも、その都度更新いたしますのでどうぞご期待ください😊)

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