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スぺカレ~正しい知識を身に着けてスジのいい軸をもつ~

スぺカレAクラス 6月18日(火)


現代人の悩み

 現代は社会が複雑化し、生きにくい世の中になっていると感じる人も多いだろう。
その原因と対処法を考えていく。
まず、ネット化によるワクワクの低下である。
全てのものはネットによって調べることで世の中でいう”正解”が出てきてしまう。

このことによって誰にも責められない”正解”の行動をとるために自発性が失われたり、それによって先の人がやったことをなぞるだけのため発見が無かったりするのである。
これはワクワクしない。

例としてディズニーランドの投稿を見てみよう。
ディズニーランドではどんな写真を撮るのがいいのか、友だちと行くのであればどんな服を着ればいいのか、どんなパレードをみるのが得なのか、行く前にこれらのすべてを調べてしまい、自分たちの自発性「こうしたい、ああしたい」が一ミリもない旅行になってしまっている人も多いのではないだろうか。

ディズニーランドにいくというワクワクは消費のワクワクであるため、ドーピングのように体内に蓄積されないワクワクの一種である。この消費のワクワクについては後程説明する。

次に軸や持論がないことが悩みとして挙げられる。
軸や持論が無ければブレブレで人に流されるだけの人生になってしまう。
あの人がああ言ったから…でもこの人はああ言ってる…でも…どうしよう…わからない…とブレブレな人にはリーダーなど到底任せることはできない。

つまりは経営など大きなもの・人を動かすことができないのである。
昔は周りと一緒に上司のいうことを従順に守っていれば自然と昇格し給料も右肩上がりであったが、現代はそうはいかない。

経済状況を見ると同じ会社で何年働いても給料は一向に上がらないことが分かっている。
そんな中で軸や持論を持つ必要性が重要視されている。

軸や持論の大切さを感じぶれない人間になることが非常に大切である。
しかし、軸にもスジのいい軸と悪い軸があることを忘れてはいけない。
持論はあっても「女の人は雑務だ」「利益が一番だから死ぬほど働け」「昔のやり方が合理的でなくても間違いがないから変えないのが一番だ」といったような呪いチックな軸を持ってしまっている人もいるだろう。
それは軸の質がよろしくない。
スジのいい軸を持つためにはどうしたらいいのか。

スぺカレでどんな力がつくのか

スジのいい軸を持つためにはリベラルアーツ(教養)を身に着けることだ。
教養と聞くと国語、算数、理科、歴史、など学校でいう五教科のことを思い浮かべる人もいるだろう。
しかしここでいう教養はリベラルアーツのことである。

学びと言ったら、学校で座ってテストがあって…という学びは現実社会に実装するにはなかなか難しいものがあったり、なんの役に…?と嫌いになってしまい学び=つまらないもの、退屈なもの、しないほうがいいものと考えてしまっている人も少なくないだろう。

スぺカレではそのような学校の学びではなく、哲学、アート、宗教を基にしたリベラルアーツを身に着けることができる。
このリベラルアーツを身に着けることでスジの良い軸が形成されていく。
スジのよい学びをしてぶれない軸を身に着けることが大きな会社の経営層の大人たちに今刺さっている。

これは30代になってからでも間に合うんじゃない?今は遊んどきたいよ…と考える20代の人もいるかもしれない。
しかし学びは早ければ早い方がいい。
30代でも今の何でも吸収しようとする意欲がそのまま残っていると確信できるだろうか。
周りの環境に流され呪いがかかって生きる楽しさを見つけることが難しくリベラルアーツどころではない人生を送ってしまっているかもしれない。

目先の楽しさを優先して未来の自分をおろそかにしてしまう選択はできればしないでほしい。

ツマラナイを見抜く力

軸や持論、リベラルアーツについて説明してきたが、では今この瞬間から意識して変わりたいと感じる人には朗報だ。
今の生き方を見つめなおすことから始めていくことが変わることの第一歩である。

先ほどディズニーランドの例で挙げた消費のワクワクについて深く掘り下げていく。
これは軽い生き方に分類されてしまう。
アガンベンのいう「剝き出しの生、生きているだけ」という考えにつながる。

エンタメで楽しんでいるはずなのにまだまだ足りない、生きてる感じをもっと…もっと…つぎはUSJに行ったら楽しいかな…沖縄かな…と消費のことばかりを考えて毎日が退屈になってしまったりしまいには旅行に来ているはずなのに退屈してしまったりと永遠に満たされないループにはまってしまっている。

これは生の実感がないことが原因である。
苦しさを紛らわすために旅行をしても気持ち尺度のマイナスが0になるだけで決してプラスにはならない。
プラスにするためには投資のための旅行をしたり、身近な人と深い対話をしたり、命を考える場所に行ったり、生きていることを肌で全身で感じることが必要になる。

この感覚が無くなってしまうとただエンタメと苦しい仕事のループに流されて生きていることになってしまう。

身近な人と一緒に生の実感を感じ続けることでともに良い価値のあるものを創造できたり、生きるに値する人生を送ることにつながっていく。

まとめ・感想

リベラルアーツの重要性を改めて感じるとともに、社会が複雑になっているからこそ目を背けずに自分がどんな状況に置かれているか、どんな人生を送っているかを見つめなおすことが非常に重要だと感じた。
同世代に消費に逃げない人生を送る楽しさやリベラルアーツの重要性を私自身の生き方から伝えていきたい。
また今この瞬間も学びを深めて未来につながる何かを身に着けたり新しく作っていきたいと強く感じた。

まなちゃる


マイクロスポーツを幸福にカッコよくするための学びを発信します。