うめこ

読書、美術鑑賞、編み物が好き。40代、女性。2019年美術検定3級・2級取得。2020…

うめこ

読書、美術鑑賞、編み物が好き。40代、女性。2019年美術検定3級・2級取得。2020年2月1日Python3独学はじめました。

マガジン

記事一覧

さあ、ロンドン・ナショナル・ギャラリー展へ

予約が始まってすぐにチケットを取っていた国立西洋美術館の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」に行ってきました。今回も平日11時からの枠をとっていたのですが、こ…

うめこ
4年前
8

四十半ばの手習(python編)〜自粛期間を通り抜けて〜

2020年2月1日にpythonを学び始めた頃は、こんな自粛自粛の世の中になるとは全く思ってはいなかったわけですが、結果として、なかなか良いタイミングでプログラミング…

うめこ
4年前
3

ピーター・ドイグ展!

やっとこんな日がやってきました。 いろいろな展示が行けないまま終わってしまいましたが、ピーター・ドイグ展やっと行けました!再開ありがとう。会期延長ありがとう!嬉…

うめこ
4年前
9

四十半の手習:python 編〜その3・ひと月経ったけどどうなった?〜

pythonの学習を始めてひと月以上経ちました。 無事にpaizaのpython 入門編、終了いたしました!わーい! 当初の予定では、毎日少しずつという低いハードルを設定し、まあ…

うめこ
4年前
2

四十半ばの手習:Python編〜その2.続けるためのただ一つのルール〜

何事も続けなければ続かない。 当たり前だけど、これがなかなかできないですよね。そこで、私の唯一決めた自分との約束。 とにかく毎日少しでもいいからPythonに触れるこ…

うめこ
4年前
2

四十半ばの手習い:Python編〜その1.とりあえずはじめてみよう〜

突然ですが、プログラミング学習はじめました。 一応、私のプロフィールとしては、40代半ば、女性、わりと機械は苦手。高校3年の夏までは文系でしたが、秋にいきなり理…

うめこ
4年前
5

読書の秘訣は能動性! 『知識を操る超読書術』

今年の私の目標は、アウトプットをとにかく増やすこと。というわけで、本の感想やまとめを書いて、皆さんとそして未来の私と共有していきたいと思います。 まず、1冊目は…

うめこ
4年前
4

ゴッホ展、行ってきました

ゴッホ展、2回目行ってきました。 やはりもう一度見ておきたいと思い、初日に引き続きの二度目です。 上野での会期終了間際ということで、入るのに平日午前11時の時点…

うめこ
4年前
9

ルノワールとパリに恋した12人の画家たち

横浜美術館で行われている「ルノワールとパリに恋した12人の画家たち-オランジュリー美術館コレクション」に行ってきました。副題をちゃんと見ていなかったのですが、オ…

うめこ
4年前
4

美を紡ぐ 日本美術の名品

もう会期が終わっているので、今更ご報告するのもどうかとは思いましたが、東京国立博物館で行われていた「美を紡ぐ 日本の名品 —雪舟、永徳から光琳、北斎まで—」のレ…

うめこ
5年前
1

はじめまして、ルート・ブリュック

東京ステーションギャラリーで開催されている『ルート・ブリュック 蝶の軌跡』 という展覧会に行ってきました。 まさしく、はじめまして のルート・ブリュック。はじめ…

うめこ
5年前
2

クリムト展(お土産編)

何年も心待ちにしていたクリムト展。グッズもやはり楽しみにしていました。 図録は2タイプで販売されていました。『ユディトⅠ』が表紙のものと『女の三世代』が表紙のも…

うめこ
5年前
1

クリムト展(私がクリムトに惹かれる理由)

昨年から心待ちにしていた東京都美術館のクリムト展に行ってきました。 20歳くらいの頃に、初めてクリムトの絵を観てから大好きになり、その後なかなか目にする機会がな…

うめこ
5年前
3

たまこの左側

うちの猫のたまこは、事故による怪我の影響で、左目の視力は全くなく、右目も正常範囲の3割くらいの視野で右下の方しか見えていない。 でも、たまこは多分みんなこんなも…

うめこ
5年前
2

さあ、ロンドン・ナショナル・ギャラリー展へ

予約が始まってすぐにチケットを取っていた国立西洋美術館の「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」に行ってきました。今回も平日11時からの枠をとっていたのですが、こちらは30分刻みの予約となっているので、11:30までに入場しないといけません。11:15くらいの到着を狙っていたのですが、11:05くらいの到着となりました。やはり「ピーター・ドイグ展」より入場者も多く、そして年齢層も高めです。入場に少し並んで待つ形となりました。一定人数を一定時間の間隔を開けて入場させていくシステム

四十半ばの手習(python編)〜自粛期間を通り抜けて〜

2020年2月1日にpythonを学び始めた頃は、こんな自粛自粛の世の中になるとは全く思ってはいなかったわけですが、結果として、なかなか良いタイミングでプログラミングを始めたことになりました。 本職は自粛対象の業種ではないため、ありがたいことに正直いつもよりも忙しいくらいで、noteを更新する気力も体力もなかったのですが、それでも毎日必ず少しでもいいからpythonの勉強をする、というノルマは守り続けていました。 何をやっていたかというと。一つ一番大きいのは、前回の記事の

ピーター・ドイグ展!

やっとこんな日がやってきました。 いろいろな展示が行けないまま終わってしまいましたが、ピーター・ドイグ展やっと行けました!再開ありがとう。会期延長ありがとう!嬉しい限りです。 私はコロナ以前より、ぜひどこの美術館も時間予約制にすべきと思っていたのですが、今回こちらの東京国立近代美術館も時間予約制となっての再開です。 結論、やはり予約制は良い!快適!こんなにどっぷり絵の世界に飛び込んで浸れるのは至福の時間です。これこそオンラインではない生で観る醍醐味なのですから。どこの美

四十半の手習:python 編〜その3・ひと月経ったけどどうなった?〜

pythonの学習を始めてひと月以上経ちました。 無事にpaizaのpython 入門編、終了いたしました!わーい! 当初の予定では、毎日少しずつという低いハードルを設定し、まあ、2、3ヶ月かけて終わらせようという考えでしたが、意外や意外、結構な勢いで終わってしまいました。 もともと、数独とかパズルとかを習慣にしていたので(毎朝一問数独解くのが習慣でした)、必ず答えにバシっとたどりつく感覚は楽しくて、日曜日とかは2時間くらい夢中でやってしまい、スイスイと進んでしまいまし

四十半ばの手習:Python編〜その2.続けるためのただ一つのルール〜

何事も続けなければ続かない。 当たり前だけど、これがなかなかできないですよね。そこで、私の唯一決めた自分との約束。 とにかく毎日少しでもいいからPythonに触れること。 5分でもいい。2時間でもいい。今学習しているpaizaの動画は一つのチャプターがだいたい3−5分くらいで、それに演習問題がついているので、それもさくっと終われば全体で10分くらいで一区切りできます。 https://paiza.jp/guide/works?service_id=works 大人の

四十半ばの手習い:Python編〜その1.とりあえずはじめてみよう〜

突然ですが、プログラミング学習はじめました。 一応、私のプロフィールとしては、40代半ば、女性、わりと機械は苦手。高校3年の夏までは文系でしたが、秋にいきなり理転し、そのまま現役で理系国立大学に入学。現在、夫と専門職の自営をやっています。という、文系と理系のはざまのようなタイプです。そう、けっしてパソコンが得意な方ではないです。が、自営業なので、HPを管理したり、会計処理なども自分でしているので、Word、Exelはある程度は使えるレベル。でも、一般的な女性くらいパソコンの

読書の秘訣は能動性! 『知識を操る超読書術』

今年の私の目標は、アウトプットをとにかく増やすこと。というわけで、本の感想やまとめを書いて、皆さんとそして未来の私と共有していきたいと思います。 まず、1冊目はDaigoさんの『知識を操る超読書術』です。 正直あまりこの手の、ビジネス書や啓発本Howto本は買わずに10分くらい立ち読みして終わらせることが多いのですが(著者の方には申し訳ないです)、今回は立ち読みの時間がなかったことと、いつも読んだ本の内容が頭に残らないのは気になっていたので、買って帰ることにしました。

ゴッホ展、行ってきました

ゴッホ展、2回目行ってきました。 やはりもう一度見ておきたいと思い、初日に引き続きの二度目です。 上野での会期終了間際ということで、入るのに平日午前11時の時点で30分待ち、私が帰る12時頃には50分待ちでした。やはりゴッホ人気は高いですね。でも、いつもの展示に比べ、若いかたが多い印象だったのは嬉しいことでした。若い人たちには、どの分野のものであれ、ぜひ生で本物に触れて欲しいなといつも思います。 今回の展示は、あまり知名度としては高くない、けれどもゴッホに大きな影響を与

ルノワールとパリに恋した12人の画家たち

横浜美術館で行われている「ルノワールとパリに恋した12人の画家たち-オランジュリー美術館コレクション」に行ってきました。副題をちゃんと見ていなかったのですが、オランジュリー美術館が改修中とのことで、その素晴らしいコレクションの一部の来日が実現したそうです。そっか、オランジュリーだったのかあ。嬉しい限りです。 まずは、こちら、アルフレッド・シスレー(1839−1899)の『モルビュイソンからルブシエンヌへの道』。シスレーはとっても好きな画家の一人です。勝手な想像ですが、きっと

美を紡ぐ 日本美術の名品

もう会期が終わっているので、今更ご報告するのもどうかとは思いましたが、東京国立博物館で行われていた「美を紡ぐ 日本の名品 —雪舟、永徳から光琳、北斎まで—」のレポートです。なんとか滑り込みで閉幕ギリギリで行ったのですが、思った以上の見応えでとても良かったので、ご報告です。 結論から言うと、とても素晴らしかった。東寺展の行列に圧倒されて、若干影を潜めるようにやっていた感があったのですが(実際、駅の構内のチケット売り場で東博の、と行った時点で、係りの人の手は東寺展のチケットを持

はじめまして、ルート・ブリュック

東京ステーションギャラリーで開催されている『ルート・ブリュック 蝶の軌跡』 という展覧会に行ってきました。 まさしく、はじめまして のルート・ブリュック。はじめまして の東京ステーションギャラリー。 私はあまり蝶が好きではないし、ルート・ブリュックさんは初耳の方だし、正直どうしようかなと思っていた展覧会でした。でも、行って大正解。あっという間に彼女の魅力に引き込まれてしまいました。何かに導かれるように知らない森に迷い込んで、いつのまにか自分だけの秘密の少しひらけた丘に出た

クリムト展(お土産編)

何年も心待ちにしていたクリムト展。グッズもやはり楽しみにしていました。 図録は2タイプで販売されていました。『ユディトⅠ』が表紙のものと『女の三世代』が表紙のもの。 私は『女の三世代』の方を購入。 図録は展示の内容が好きでも、あまりにこの発色はないでしょう、と思う時は購入しませんが、今回は発色も綺麗で納得の購入です。とくに展示では観にくかった大学の学部画の2つ『医学』『哲学』(展示室では写真のためか光の反射もあって、ちょっと観にくかったように思います)は、展示よりも細部

クリムト展(私がクリムトに惹かれる理由)

昨年から心待ちにしていた東京都美術館のクリムト展に行ってきました。 20歳くらいの頃に、初めてクリムトの絵を観てから大好きになり、その後なかなか目にする機会がなく、今回の展示をとても楽しみにしていました。 私はなぜ、クリムトに惹かれるのか。 一つは、死のにおいが漂っているからだと思います。 今回、たくさんのクリムト作品を一堂に観て感じたことは、通奏低音のように死の影がどの絵にも根底に流れているということでした。とてもかわいい、クリムトの姪の横顔『ヘレーネ・クリムトの肖

たまこの左側

うちの猫のたまこは、事故による怪我の影響で、左目の視力は全くなく、右目も正常範囲の3割くらいの視野で右下の方しか見えていない。 でも、たまこは多分みんなこんなもんだと思っていると思う。同居の猫やらインコやら犬やらいるけど、多分、視野についてお互いに話し合ったことは一度もないだろう。生後2ヶ月なるかならないかの時期にこの大怪我の状態で拾われて、生死の境をさまよったけど、きっとその頃の記憶もほとんどないだろう。確かめたことはないんだけど。物心(猫にそのようなものがあるとするなら