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「留学、いらなかったんじゃないか?」イギリスで英語を学んだエンジニアがスピークバディに出会って気づいたこと

スピークバディには、英語を苦労して習得した人がたくさんいます。彼らは、どのように英語を習得し、どのような人生を歩んでスピークバディにたどり着いたのでしょうか。そんなスピークバディメンバーへのインタビュー企画「Behind the Scene」。

今回インタビューしたのは、Androidエンジニアの坂下凜。イギリス留学の後システムエンジニア、開発会社を経てスピークバディに入社した坂下は、スピークバディで何を思い働いているのか、聞きました。

坂下凜(Lynn Sakashita)
学生時代、イギリスのリバプール、ロンドンへ留学し、英語を身につける。新卒で金融系のSEを経験。その後開発会社に転職し、自らものづくりに携わりたい思いでスピークバディへ入社。現在はAndroidエンジニアとして活躍中。サッカーが大好き。

自らプロダクトを作りたくてスピークバディへ

ーースピークバディに入社した経緯を教えてください。

新卒で入社した会社ではいわゆるSE(システムエンジニア)として就職しました。プログラミングはしますが、それよりもお客様とミーティングをして仕様を合わせたり、プロジェクトを管理するといった業務が主でした。

そこで数年働くうちに、自分でものづくりに携わってみたいと思うようになり、mofmofという開発会社に転職したんです。スピークバディと同じぐらい、とても良い会社でした。エンジニアリングに集中できる仕事環境とすばらしい同僚、経営者に恵まれ、ものづくりに必要なスキルと考え方の基礎が身についたと思います。しばらくして「自社でプロダクトを持っている会社で働きたい」「外国籍エンジニアと働きたい」という思いが強くなりました。そこで会社を探し始めたところ、スピークバディに出会いました。当時から教育、医療などの領域に関心があったというのも興味をもった理由のひとつです。

教育の中でも、スピークバディの事業領域である英語を選んだのは、学生時代の留学経験があったからです。海外に行く機会は留学以来なかったのですが、勉強自体は続けていて。Android開発というポジションに興味があったのと、面接でもすごく感じがよくて、ご縁をいただいた形です。

▲Androidチーム組織図

イギリス生活で自分を追い込み、英語を習得

ーー留学後も英語の勉強を続けられていたんですね。留学前の英語のレベルはどの程度だったのでしょうか?

留学前はTOEICで600点もなかったくらいのレベルでした。大学時代のイギリスへの留学が自分の英語人生の大きな転機になったと思います。

自分を追い込むことでやる気が出るタイプなようで、ロンドンなどの大都市だと日本人が多いと聞いたので、日本語に逃げてしまうと思い、最初はイギリスのリバプールという町の語学学校に3ヶ月ほど通いました。サッカーが好きだったのもありますが(笑)、日本語に逃げられない環境を作りました。

ーーなかなかストイックですね...!リバプールはどのような環境だったのでしょうか?

さまざまな国から留学生が来ている現地の語学学校に通っていました。生徒同士話す際はお互いに母国語が通じないので基本的には英語で話すんですが、同じくらいの英語レベルなので、できないことを恥ずかしいと思わない環境がすごく心地よかったんですよね。

同レベルの相手だといい意味で失敗ができるんです。自分が当たり前のように知っていることでも、相手が知らなければ、なんとか英語で伝えようとしますし、お互いに頑張って理解しようとしますからね。逆に、ネイティブスピーカーと話すときはなんで話せないの?と突っ込まれるんじゃないかと緊張していました(笑)

ーーその後、ロンドンの大学に通われたとお聞きしました。

リバプールの後はロンドンに6ヶ月滞在し、現地の大学に通っていました。その大学を選んだ理由のひとつでもあるんですが、日本語学科があったので、日本語を学びたい英語圏からの留学生が多かったんです。なので日本人というだけで話しかけられたり、スムーズにグループに溶け込めたりして、言語交換ができる友人がたくさんできました。

▲留学先で出会った仲間たちと

英語の上達という意味で一番の要因は、イギリスでフラットと呼ばれている、共同スペースの多いアパートに住んでいたことだと思います。隣の部屋に住んでいた友人と日常的な会話もしましたし、それこそ喧嘩もしたり(笑)一緒に住むような一歩踏み込んだ関係だと、学校では話さないような差し迫ったことも話す必要があるので、フラットでの生活が英語力を一番アップさせてくれました。

スピークバディを使った感想は「留学いらなかったんじゃないか?」

ーー留学先で友人たちと語り明かしたりするのって青春ですよね。自分を追い込んで英語を習得されたと思うのですが、実際にスピークバディの開発に携わる中で思うところはありますか?

スピークバディをはじめて使わせてもらったとき「これ、留学いらなかったんじゃないか?」と思ったんです(笑)僕の入社当時ですらそう感じたのに、今はさらにいろいろな機能が追加されていますよね。

自分が英語を学んだ留学は、そもそも金銭面のハードルも高いですし、何より新型コロナで今は厳しい状況にあります。一方で、言語を習得するには、結局のところ実践での会話は避けて通れません。なのでスピークバディはそれまでのいい踏み台として使ってもらえれば、と思って開発に携わっています。もちろん、スピークバディを使えば英語を完璧に話せるようになることが理想ではあるので、その理想に少しでも近づくために、いろいろな機能をチームで考案しています。

一番やりがいを感じるのは、やっぱりユーザーからのダイレクトなフィードバックでしょうか。厳しい意見をいただくこともありますが、このアプリのおかげで英語学習がかなり助かっているといった声や、レビューで星5をつけていただいたときの喜びはひとしおですね。

スピークバディはただの英会話アプリではなく、多様性を学べるアプリだ

ーーこれまでの英語学習の経験が、アプリ制作に役立っていると思うことはありますか?

そうですね……。機能にダイレクトに関わるところではないのですが、自分が英語でコミュニケーションが取れることはやっぱりよかったと思います。

スピークバディは日本人だけでなくさまざまな国籍の方がいるチームです。この環境で何かを一緒に作るということは、それだけでとてもクリエイティブなのではないか、と思います。国籍だけが重要ということではないですが、より幅広いアイディアや違いを生み出せるチームかなと感じています。だから、このチームの一員として開発の場に立てていること自体が、月並みですが英語を学んだ経験が活きている、ということだと思っていますし、それがとても楽しいと感じています。

▲スピークバディのコースのひとつ「多様性との出会い」に登場するバディたち

スピークバディは英会話アプリとして捉えられがちだと思いますが、個人的には、コンテンツの中で文化の違いについてすごくフォーカスを当てていて、そこがすごくおすすめできるポイントです。

たとえば、日本は海外からどう見られているのか?を学べるコンテンツや、日本の文化を英語で説明するコンテンツ、海外の文化を英語で学ぶコンテンツなどもあります。僕は留学した際に英語だけでなく、さまざまな国の友人たちの文化を知ることができたことも自分の人生にとって大きな収穫だと収穫だと思っている、むしろ英語より大きな収穫だったのですが、まさにそのような体験をアプリで可能にしているのがスピークバディなんです。

ちなみに、「多様性との出会い」というコースがあるんですが、そこに出てくるアイーシャというブルカを被った女性が僕の推しバディです(笑)このコースができる以前は、宗教や地域的な特色を持ったバディはいなかったのですが、このコースでは世界中のさまざまな属性の人たちが出てくるので、いい意味で多様性を象徴するようなキャラクターだなと。

 ▲坂下の推しバディAisha。 マレーシアのムスリムの家族に生まれ、
現在はメルボルンでエコツーリズムを学ぶ。 動物の写真を撮るのが好き。

「留学がいらなかったんじゃないか」と言ったのは、まさにこうしたコンテンツを通して、アプリ上で多様性を学べるという意味も込めています。開発チームからプロダクトまで、一貫して多様性が意識されているという意味で、ほかの英会話アプリにはない強みなんじゃないかな、と思っています。

\AI英会話アプリ「スピークバディ」のアプリはこちら/


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