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新型コロナウィルスのワクチン接種がお年寄りからなのは...

ワクチン接種の順番

イギリスで12月8日から新型コロナウィルスワクチン(以下コロナ)の接種がはじまりました。
ワクチンの接種の順番は80歳以上のお年寄りからです。
お年寄りがコロナに感染したら重症化や死亡する確率が高いからという政府の説明がありました。
私はこの説明をきいたときイギリスはお年寄りを大切にするいい国だと思いましたし、免疫力の弱いひとからワクチン接種をするのは理にかなっていると思いました。

国が直面している問題は感染だけではない

でも、今おおくの国が直面している問題は大量の企業倒産と失業者です。
イギリスでは8,9,10月の3カ月で37万人ものひとが仕事をうしないました。
失業率は上半期にくらべ1.2%増え4.9%。
ロックダウンによって経済がさらに悪化
1月5日からはじまった3度目のロックダウン。
日本では緊急事態宣言とよんでいるものです。

ふつうに考えてロックダウンが世のなかにもたらすものは企業の倒産と失業者の増加

ワクチン接種は働ざかりのひとからすべき
なぜ政府は経済力がおとろえていくことを心配しているのならワクチン接種をお年寄りからではなく働きざかりのひとたちからにしなかったのか。
ロンドンの労働者人口が55万人いるといわれています。
この人たちに最初にワクチン接種をすれば経済の動きを止める必要はありませんし、彼らがレストランへ行くこともできます。
レストランで働くひともワクチン接種の対象なのでレストランでの感染は防げますので、レストランを閉める必要がなくなります。
ロンドンで働くひとたちがイギリスのなかでいちばん稼いでいるのですからそのひとたちがお金を使いだせばレストランで働くひとたちの雇用は守られます。
いいことずくめです。
労働力を守ることが国を守ることです。

それでもお年寄りからワクチン接種をする本当の理由

ここからは製薬会社のひとから聞いた話です。
ワクチン接種をお年寄りからする本当の理由は以下のとおりです。

「新型ワクチンはじゅうぶんな期間のテストをしていません。
それでなくても通常5,6年かかるといわれているワクチン開発。
開発側の製薬会社はどんな副作用が出るのかはっきりとわかっていない状態で製品化してしまったので大丈夫だという確証がもてていないのです。
そこでお年寄りからワクチン接種をすることで万が一最悪の結果になったとしても薬品会社へたいする賠償が少額ですむからです。」

つまり今も治験が続いているのです。
おそらく数カ月様子をみて副作用がなにもでないようであれば健康な若者に接種がはじまると思います。

ワクチン接種の優先順位のほんとうの理由


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