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ラグジュアリーブランドの値上げが止まらない Vo11.

先々週、都内のルイ・ヴィトンに足を運びましたが、2月16日から10%~最大25%価格が上がるという事で、駆け込み購入がラッシュで入場制限中でした。他の欧州ブランド(シャネルやディオール等)は既に値上げを終えておりましたが、いよいよルイ・ヴィトンも今日から値上がり。弊社が身を置いている中古業界にも影響が出始めています。

10%~25%アップの値上げは本当か

人気のカプシーヌの値上がり率は?

予測されていた一律25%アップではありませんでしたが、2021年3月に687,500円に値上げされたカプシーヌBB。

今回の改定後はルイ・ルイヴィトンの公式サイトを確認するとトリヨンレザーの製品であれば、814,000円に。値上げ率18%でした。

トリヨンレザーの特徴はシボがキメ細かくしっとりした肌触りにも関わらず、傷に強く、耐久性が高いため、とても人気の製品ですが、止まらない値上げに手が出難いと感じられる方も多い気がします。

ネオノエMMの値上がり率は?

実は娘の大学卒業のお祝いで「ルイ・ヴィトン」のバッグを購入しました。

ネオノエMMです。

先々週のルイ・ヴィトン店頭購入価格は327,800円でしたが、ルイ・ヴィトンの公式サイトを見てみるとネオノエMMの値上げ率は10.5%という結果でした。

スタッフの方曰く、「今後数年間で何%かはわからないが、値段が進んでいくのではないか。」とおっしゃっていましたのが頭に残っていますが、ゼロ成長と言われ、長引くデフレ真っ只中にある日本に住んでいるため、「卒業祝い」とは言え、、、躊躇してしまう買い物になりました。

ルイ・ヴィトンを牽引する仏LVMHは純利益2.6倍

コロナ前を上回る純利益の仏LVMHグループ。

金融緩和による株価の上昇で金融資産が膨らんでいる富裕層による買い物意欲が背景にあるようですが、富裕層ではない自分にとっては関係のない話です。
ですが、外食や旅行にもなかなか行けない今だからこそ、ルイ・ヴィトンを始めとする高級ブランドに向かう「モノ消費」が再燃する関係は理解できました。

引用:日経新聞

中古品の取引相場も高騰

今回のルイ・ヴィトン製品の値上げですが、中古品の販売価格にも影響が出始めています。

特にルイ・ヴィトンの公式サイトを見ると「完売品」が目立っています。
完売品を中心に「定価近く」or「定価以上」で取引され始めているヴィトンのバッグも出てきています。

弊社が買取を得意としているモンクレールも定価の値上げにより、中古相場が同モデルでも高く推移しています。

度重なる値上げに、これまで以上に手に入れ難くなってくるラグジュアリーブランドですが、その分、手離して購入される、所謂買い替え需要は拡大していくものと思われます。

ルイ・ヴィトンの製品に限りませんが、できる限り高く買い取りできるように固定費を削減できる地方都市である創業地・浜松市に大型販売店と物流部門を置いている弊社が運営する「エコスタイル」。
一層の経営努力をして、お客様に還元できるように尽力して参りたいと思いました。

リユース業界や鑑定士の仕事に興味のある方へ


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