スパールニ / spārni

Sanae Nakata / Tokyo Japan / Instagram : …

スパールニ / spārni

Sanae Nakata / Tokyo Japan / Instagram : @sparni_s / 『ラトビアの手編みミトン』(誠文堂新光社)など手芸書の編集をしています。spārniはラトビア語で「翼」のこと。

記事一覧

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ラトビアの月の文様・メーネス(Mēness)

ミニミトンのフリーパターンをアップします。 編み込んだ模様はラトビアの月の文様・メーネス(Mēness)。 メーネスには戦う者を守る力があるといわれています。 I post…

ラトビアと日本は友好100周年を迎えました

Good Job、日本! 1918年、独立宣言をしたラトビアは1921年1月26日に世界5か国から法律的な国家としての承認を受けました。このとき、フランス、イタリア、イギリス、ベ…

アウセクリスのミトンを編もう! 後半戦

いよいよ12月。 年の瀬が近づきだして、なんだか気分もちょっぴりせわしない。「これから細かい模様のミトンを編むのは大変かな」と思っている方も多いと思います。 そ…

100のラトビアミトン展

100のラトビアミトン展🧤🕊 12/7(火)から19(日)まで 六本木ヒルズカフェで開催される「Expanding Lights」。 期間中にはラトビアのアイデンティティの一つである 手…

気づきのミトン

Skaidrīte Bauze スカイドリーテ・バウゼさんのミトン 。 『ラトビアの手編みミトン』(誠文堂新光社)掲載作品(編み図あり)。 「今はガーデニングの季節なのよ」 …

色合わせを楽しんで

アウセクリスのミトンならなんでもいいんですか? 配色を変えてもいいですか? そんな質問をいただきました。 答えは YES です。 アウセクリスの文様が主役ならデザイン…

アウセクリスのミトンを編もう!

今年の冬、 ラトビアのアウセクリス (明けの明星)の文様のミトンを 編んでみませんか? Hi, everyone who loves Latvian mittens. This winter, would you like to kn…

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ラトビアの月の文様・メーネス(Mēness)

ミニミトンのフリーパターンをアップします。 編み込んだ模様はラトビアの月の文様・メーネス(Mēness)。 メーネスには戦う者を守る力があるといわれています。 I post a free pattern. It's a small mittens, using the Mēness (moon) of Latvian pattern. メーネスの文様のバリエーション Mēness - (Moon) guards and helps warriors, protects

ラトビアと日本は友好100周年を迎えました

Good Job、日本! 1918年、独立宣言をしたラトビアは1921年1月26日に世界5か国から法律的な国家としての承認を受けました。このとき、フランス、イタリア、イギリス、ベルギーとともにラトビアの独立を承認したのが日本なのです。Good job、日本! 下の写真は1921年3月1日、日本で閣議決定された際の資料で、ラトヴィアのほか、エストニア、ジョルジアも承認の記載があります。 出典 : 2021年6月4日、駐日ラトビア共和国大使館 twitter/外務省外交資料館

アウセクリスのミトンを編もう! 後半戦

いよいよ12月。 年の瀬が近づきだして、なんだか気分もちょっぴりせわしない。「これから細かい模様のミトンを編むのは大変かな」と思っている方も多いと思います。 そこで、フリーパターン第2弾を作りました。 5号針で編むパターンなので、完成に向けてかなりスピードアップすると思います。サンプルミトンは片方ずつ編んでみました。画像の右手がA、左手がB。模様は先月アップした2号針用のアレンジですが、今回のミトンの総目数は56目。 ミトンをはめてみるとこんな感じ Aは手首の模様を

100のラトビアミトン展

100のラトビアミトン展🧤🕊 12/7(火)から19(日)まで 六本木ヒルズカフェで開催される「Expanding Lights」。 期間中にはラトビアのアイデンティティの一つである 手編みミトンの展示会を開催します。 豊かな色合い、高い技術、美しい自然と伝統的な神様の文様。ラトビアのミトンは実用的な防寒具としてだけでなく、冠婚葬祭などでの贈り物や記念品として特別な役割をはたしてきました。「100のラトビアミトン展」では、ラトビア各地の編み物名人が編んだ心ときめく愛

気づきのミトン

Skaidrīte Bauze スカイドリーテ・バウゼさんのミトン 。 『ラトビアの手編みミトン』(誠文堂新光社)掲載作品(編み図あり)。 「今はガーデニングの季節なのよ」 ミトンの取材でスカイドリーテさんのご自宅に伺ったのは、夏。 私たち取材チームが到着して、最初に案内されたのは、 ご夫婦で丹精込めて育てた母屋まわりの庭でした。 テラス前に現れた大きなミトンツリーを見て歓声をあげる私たちに 話はのちほどと、まずは通過。 ラトビアの夏は誰もが待ちわびる美しい季節で、

色合わせを楽しんで

アウセクリスのミトンならなんでもいいんですか? 配色を変えてもいいですか? そんな質問をいただきました。 答えは YES です。 アウセクリスの文様が主役ならデザインは自由です。 ちなみにこちらは『ラトビアの手編みミトン』(誠文堂新光社刊)の 一番最初に登場する編み図つきのミトンです。 アウセクリスがずらり ! カラフルな配色はラトビアのクルゼメ地方のならではの特徴です。 手首はかけ目と2目一度でスカラップ状にしています。 伝統模様をリスペクトして編みたい人は同じ

アウセクリスのミトンを編もう!

今年の冬、 ラトビアのアウセクリス (明けの明星)の文様のミトンを 編んでみませんか? Hi, everyone who loves Latvian mittens. This winter, would you like to knit "Auseklis mitten" ? まずラトビアとミトンのお話を少し。 バルト海に面した北ヨーロッパの国・ラトビア。 北のエストニア、南のリトアニアとともに「バルト三国」と呼ばれています。 この国に残る美しい手仕事のなかでも、