気づきのミトン
Skaidrīte Bauze
スカイドリーテ・バウゼさんのミトン 。
『ラトビアの手編みミトン』(誠文堂新光社)掲載作品(編み図あり)。
「今はガーデニングの季節なのよ」
ミトンの取材でスカイドリーテさんのご自宅に伺ったのは、夏。
私たち取材チームが到着して、最初に案内されたのは、
ご夫婦で丹精込めて育てた母屋まわりの庭でした。
テラス前に現れた大きなミトンツリーを見て歓声をあげる私たちに
話はのちほどと、まずは通過。
ラトビアの夏は誰もが待ちわびる美しい季節で、
まず、その素晴らしさを"日本からの訪問者"に見せてくださったのだと思います。
ひと回りして戻ってくると手作りのティーテーブル。
そこにあるのは暮らしに根づいた豊かさ。
ミトンも大切だけど、ミトンだけが特別なことではないのだと
スカイドリーテさんのおもてなしが私たちにそれをそっと気づかせてくれました。
そして話は本題へ。
ミトンの編み方をお聞きしながら、
ラトビアの極細毛糸は日本では手に入らないと話したら
だったら「モヘアでもいいのよ」と。
ああ、そうか。
自分の中の思い込みがほろほろと崩れ、新しい見方が生まれる。
このアウセクリス のミトンは、そんな気持ちにさせてくれたミトンです。
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