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酪農コミュニティーの重要性

昨今厳しい状況に置かれている酪農業界。

コロナ以前は、個体販売が現在の3倍近く高い価格で取引されたり
増産傾向もあり、一戸辺りの収益も増加していた酪農バブル期でした。

しかし、現在では危機的状況の中これからどうするかをひとりひとりが知恵を絞り出して考えていく必要があります。

僕自身2022年3月から酪農に関わるコーチングを受けてから
酪農だけの狭い世界で学ぶのではなく、それ以前に人間力を学び
牧場、会社に活かしていくことが重要だと考えるようになりました。

人間力✖️酪農

この掛け合わせをもった酪農家が増える事が
今後の酪農業界の未来が明るくなるのではないかと思っています。

ある著書で「全ての悩みは対人関係にある」と唱えられている通り
酪農業という第一次産業は、家族、酪農家仲間、農協、そして二次産業、三次産業と人との関わりが多く影響を与える産業でもあります。

日々愚痴だけを吐いて、他責にし行動出来なかったり
自分だけが儲かれば良いというテイカーマインド。

自分も以前はこのような思考をもっていました。

しかし、コーチの思想や行動に激しく感銘を受け
人の心に寄り添う人間になりたいと強く思うようになりました。

自分は人としてまだまだ未熟ですし、理想の人間像、酪農家になるにはほど遠い現実です。
しかし、確実に前進はしている。
毎日昨日の自分には負けたくない気持ちを持つようにしています。

学んだ自分の影響の輪を広げたい、そして自分を変えるきっかけとなったメンターでコーチへの恩返しとして 
自分の出来る範囲で思想を広げ、繋げる事。
そんな想いの元
地元浜中町で酪農コミュニティーを作る事に至りました。

集まったメンバーは、20代を中心とした
もともと人間力、向上心が高い素晴らしい青年達。
彼らに僕自身も学ばせて頂いています。

しかし、コミュニティーを立ち上げる事がゴールではありません。
質を高めつつ、広げる、繋げていく事が酪農業界、地域の活性化のカンフル剤となると信じています。

まだ小さい炎が灯ったばかりのコミュニティーですが
人と人が繋がり、薪をくべる数が増えていくと
大きく力強い消えない炎に変わっていくと思います。

少しずつ自分達の出来る事を
コツコツと続けていきます。

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